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2019/2/21 19:26 · ニュースコメント · 1 comment

耳の聞こえづらいお客さま向けサービスみえる電話を提供開始 -通話相手の発話内容をリアルタイムで文字表示-
これはいいよね。専用アプリ同士の通話じゃなくても使えるってのが本当にいい。別に難聴ってほどじゃないんですけどほんのり耳を患ってる身としては、ちょっとした聞き逃しが文字で残ってるってのはすごく心強いんですよね。もう、これだけのためにドコモ回線をスマホに変えちゃおうと思ってるくらい。それに会議のときに電話をかけておいて議事録起こしにゲフンゴフン。ドコモショップとかで試せるのかな? もしいい感じなら本当にスマホに変えちゃうぞ。

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2019/2/21 19:26 · ニュースコメント · 1 comment
2019/2/11 23:22 · 更新情報 · 2 comments

 以前にとてつもない頻度でのspam投稿攻撃があってから登録ユーザしかコメントできなくしていましたが、いくつかセキュリティ用プラグインを入れてあったのを思い出したので、とりあえず試験的に開放してみました。いわゆるキャプチャ認証だけです。
 ただし管理人はめったにサイトを見に来ないので(コラ)、コメント欄で管理人宛の質問などをもらっても答えられないと思いますのでご了承ください。閲覧者同士でドンパチ有益な議論をするぶんにはなーんにも止めません。でも誹謗中傷個人攻撃とかはやめてね。最近そういうのっていろいろ厳しいので。私も誹謗を受けた人からの開示請求とか受け取りたくありませんから(苦笑)。

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2019/2/11 23:22 · 更新情報 · 2 comments

2018年12月の通信障害はエリクソンのせい――ソフトバンク宮内社長が発言
はい、アウト。電気通信事業法では役務提供の責任は全て電気通信事業者が負うことと定められていますから、役務の中断の責任も事業者にあります。「エリクソンのせい(=役務中断は法人エリクソンに非があって起こった)」という発言は、たとえ真実だとしても法の上では絶対に言ってはいけない一言です。厳重注意があって直後のこの発言。事業停止を命じてもいいんじゃない?

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水中光技術で新ビジネスを開拓、水中LANを目指すALANコンソーシアム
水中LANなんてマニアックな技術でコンソーシアム組めるなら無線にゃん技術も実用化に向けたコンソーシアムを作っていいんじゃないかと思いますにゃ。

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100億円キャンペーンでバーコード決済の便利さを知る
前にも書いたとおりバーコード決済を喜んで導入している人はちょっとアレがアレな人だと思っているのでアレな記事だなーとしか思いません(笑)。いやさ、ちょっと考えてみてくださいよ。利用者視点で。
現金決済:財布から必要な金額を取り出し、渡し、おつりを受け取り、財布にしまう。
クレジット決済:財布からプラスチックカードを取り出し、渡し、受け取って、財布にしまう。
NFC系決済:支払い方法を宣言し、鞄からスマホを取り出し、タッチし、鞄にスマホをしまう。
バーコード決済1:支払い方法を宣言し、鞄からスマホを取り出し、画面をONにし、ロックを解除し、アプリ一覧からバーコード決済アプリを探してタップし、支払い用バーコードの表示をタップし、店員に見せ、スマホの画面をOFFにして、鞄にしまう
バーコード決済2:支払い方法を宣言し、鞄からスマホを取り出し、画面をONにし、ロックを解除し、アプリ一覧からバーコード決済アプリを探してタップし、支払い用バーコードの読み取りをタップし、バーコードをカメラに写し、店員から金額を聞き、表示された画面に金額を入力し、決済完了を確認し、店員に見せ、スマホの画面をOFFにして、鞄にしまう
これで、バーコード決済は便利!(利用者視点で)って言ってる人がいたら、結構アレですよね(笑)。いまどきのクレジットカードなんて、家計簿アプリ連携の明細機能付きアプリなんて当たり前の時代ですから、明細表示が云々ってのも全然バーコードの利点とは思えないし。クレジットが使えない場所で使えるようになった! ってんなら理解します。でもそういう便利さは全く記事では触れられてないじゃないですか。ぶっちゃけ、今時点でクレジットより利用できる店舗が増えているようには、私には思えません。通信環境とか端末とか割とどーでもよくて、店舗としてクレジットを嫌がっているところの大半は手数料を取られるのが嫌だからだと思うんです。そんなところに、クレジットと同じくらいの手数料ですっつってバーコード決済提案して、店舗からしたらどうですかね。今まで客はみんな現金層、100万円の売り上げっつったら100万円が金庫に入っていたところが、みんな(還元率の高い)バーコード決済ばかりになって99万円しか手元に残らなくなります、なんて言われたら、普通入れませんよね(笑)。だから、たいていが、今までもクレジット決済導入してて、どうせ手数料取られるならちょっとでも間口広げたいよねっていう層の店舗がバーコード入れてる状態、なので、利用可能店舗数はほとんど増えないってことになってると思うんです。いや、何が言いたいかっていうと、「バーコード決済がすごく便利で盛り上がってることにしたい人たち」っていうものが容易に想像がついてしまってですね、そういうところに対する反発っていうところがあるわけです。便利なものはほっといても普及しますって。わざわざ不便なものを強引に普及させようとするところがどうにも受け入れられないし、将来的には私自身の不利益にもなるんだろうなーというところが受け入れられないわけで。そんだけ。

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 キャッシュレス化には、懐疑的なんです。こんにちは無線にゃんです。

(なんだこの書き出しは)

 なんか政府肝いりでキャッシュレス社会がどーとか言い出して猫も杓子もキャッシュレスな昨今。キャッシュレスって本当に便利かな? なんていうベーシックな疑問からもっと深堀した課題まで考えを進めると、どうしても懐疑的にならなきゃならなくて。どうなんでしょね。

 キャッシュレス化を進めようとしている意図は、オリンピックとその先のインバウンドの拡大を見据えたものだろうことは容易に想像がつきます。現金って刷れば刷りっぱなしでそれ以降はコストがかからないもの、ではないんですよね。現金の回転数が増えれば損耗も増えますし、現金の流通範囲が広がれば偽造リスクも上がります。なんにしろ、使う人の数と範囲が広がることは日銀に負荷をかけることが分かっているので、そうした負荷を下げたい、という意図があるんだろうなー、と思うわけですけど。

 物理カード内部にセキュアに保存された電子マネー。まあ、これは分かる。現金代替物としてはたぶんこれが唯一にして最良のソリューションだと思います。使うための準備が面倒なんですけど。

 クレジットカード。これも、分かる。まあ、いろんなところに目を瞑って、なんとか認められる範囲。

 QRコード決済。ないわー(笑)。

 なんでこんな評価になっているのかというと、それは私が通信オタクだからです。

 電子マネーは、内部の電磁的な記録を、接触か非接触かで店舗の『金庫』に移し変えるものです。接触型であればほとんど心配は有りません。まあ、接触型電子マネーって逆に見たことないんですけど。非接触でも、NFC的な近接無線は結構な信頼度が有りますから、それほど心配していません。店舗の『金庫』にたまった電子マネーも、一日に一度かそのくらいで電気通信的な手段で口座に入金すればいいわけですから、現金を使っているのとほとんど同じです。仮にその一日一度の入金作業のときに通信が途絶しても、「じゃあ明日でいっか」で済むわけです。当然ながら、入金に使う通信回線はお店が自分で契約しているものですから、シビアな入金管理をしているなら、それなりに信頼性と補償の充実した回線を契約すればよくて、通信起因で一日入金が遅れたらその分の損害を補償してもらうくらいのことまでお店でコントロールできるわけです。

 クレジットカードは、支払い行為をした瞬間にセンターと通信して承認を取る必要があるため、通信途絶時に買い物が出来なくなるというリスクがあります。まあそれでも、昔ながらの『券面のカーボンコピー+サイン』って方法があるので多少決済が遅れても買い物が全く不能になるってことはないんですけど。でも、未だにクレジットカードの券面をガチャコンッとカーボンコピーできるアレ(名前知らん)を置いてるお店なんてあるんですかねぇ(笑)。もちろんそのときにはオンラインでの信用照会が出来ないので、偽カードも使い放題だし。『店を停電させる』→『偽カードのオフライン決済で買い物する』という攻撃が成立します(笑)。まあなんにしろ、ほとんどの場合はお店が用意した通信回線の信頼性に依存するということです。つまり、決済の信頼性も信用補償もお店が自分の裁量でほとんどコントロール出来るわけですね。

 QRコード決済には、大きく二通りのやり方があります。『お店の印字QRをスマホで読み取り、金額を入力して支払い済み画面を店員に確認してもらう』『スマホ画面に表示したQRをお店で読み取り自動決済する』の二つ。後者は、どちらかと言うとクレジットカードに近いですね。というかほぼクレジットカード決済と同じ。決済する瞬間にお店の回線が繋がっている必要があります。回線が途絶すると、代用手段は有りません。また多くの場合、支払いごとに新しいトークンが生成されるため、客のスマホ側も通信回線が正常である必要があります。前者は、なんというか、やりたい放題です。犯罪者が(笑)。印字されたQRを読む方式は、言ってみれば、お店としてオンラインでQR決済システムに連携するシステムを(コストなどの理由で)持てないことが主な理由です。となると、スマホ画面に偽の「決済済み画面」を表示して店員に確認させたとしても、店員がその場で本当に決済が済んだのかを確認する方法が有りません。その方法を準備できるくらいなら後者の方法を取りますから。やっぱり、決済のためにそれなりに信頼性の高い回線を準備すると言うのはコストがかかります。読み取り機の購入金額とかよりも、将来的にも固定費となってしまう回線の維持費のほうが、クレジットなどの導入をためらう理由のはずで、だからこそ前者のQR決済方式がもてはやされているわけです。それが、やりたい放題(笑)。そのうち、絶対に各QR決済システムに対応した「偽決済完了画面生成アプリ」が出来ますよ。もちろんそんな不正なアプリはapp storeなりgoogle playなりで弾かれる。ほんと? その弾く作業が本当に正しく行われてるかってどうやって確認します? 海の向こうの言葉も通じない誰かの良心が決済の信用性のよりどころなんですよ。また、通信オタクの観点で言うと、どちらの方式も、『客が契約している回線の信頼性に依存している』という最大の欠点があるように思うわけです。先日のソフトバンクの全国全ユーザ断というとてつもない障害を引き合いに出すまでもなく、通信設備の小規模の障害は毎日起こっています。基地局1基が落ちるレベルの障害は発表さえされません。それがたまたま自分がお店を持つエリアで起きたら。たとえば基地局が置いてあるビルが火災になりました、基地局は全部焼け落ちてしまいました、店内の通信復旧は周辺局のアンテナ調整などで半日後です、じゃあ半日間売り上げが激減してもしょうがないとあきらめられますか。ねぇ。あきらめるしかないんです。自分とは全くかかわりのない客の契約した携帯会社の障害のせいで損害食らって、それで誰にも補償の請求を出来ない、万一海の向こうのアプリ審査者が不正アプリを見逃して不正決済で損害を食らってもアプリ掲載ストアには一切補償の請求なんて出来ない、そんな決済手段を喜んで導入しているお店はちょっとアレがアレなんじゃないかと思います。で、売り上げの0.5~2%の手数料を喜んで払ってるわけですよね、下手するとクレジットと同じくらい。ないわ~。

 ってことでね、普及するのは勝手ですけど、QRコード決済の普及を以って『キャッシュレス社会を実現しました』なんて吹いてほしくないわけです(笑)。もうそれ言いたいんだったら、政府が自分のお金で国民全員に電子マネーカードと電子マネー金庫(読み取り機能付き)を配るくらいしなきゃ。あ、キャッシュレス社会の実現は一応民間企業が自主的にやってる体になってるんでしたっけ? よくわかんないや。まあそんな感じで。

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 年末に質問をいただいていました。
 意訳すると、

「800MHz帯はLTE向けにBand18とBand19の二つが定義されていますが、実際は一続きですよね。なんで二つに分かれちゃったん?」

えー、なんでだろー。わかんなーい(棒読み)。

 バンドが二つに分かれた当時の話をすると、当時はまだLTEのような広帯域の無線デバイスの出来があまりよくありませんでした。なので、広いバンドをパスしつつその両端をきっちり切り落とすフィルターなんてものが結構高価で、一つのバンドをあまりに広くしすぎるとその周辺バンドに対する干渉基準を守れない恐れがあったんですね。なので、割と古い時代のバンドは、狭いバンドが多いです。

 2GHz帯についても、日本は隣にPHSがいるので干渉基準が世界でもとりわけ高く設定されていました。そのため、一番下のバンド(KDDI向けバンド)は、日本で使う場合は電力落とすかリソースブロック削減するかなんかしないとダメよ、と標準規格上も特別扱いされていたくらいです。800MHz帯もそれと似たような流れです。

 おや、この前見た夢の話を思い出した。ちょっと書いてみよう。

 日本の800MHz帯は、そのすぐ下にテレビ放送関連の周波数がいました。例によって、日本の周波数保護基準はものすごく手厚いので、テレビ放送関連の周波数への干渉基準はかなり厳しくなっています。一方、3GPP的なところでは、日本の800MHz帯を一つのバンドとして策定しようという作業が続いていました。しかし、上側のバンドを獲得した某キャリアにとってはちょっと面白くない話が持ち上がってきました。それは、「そのバンド全体をパスできるフィルターでは、下方のテレビ放送向け周波数帯への干渉を抑えきれない」というお話。デバイスのコストを下げたい各国のメーカーはこぞって「日本の800MHz帯では送信電力を低下させることにしましょう」と提案します。下側半分のバンドを獲得した別の国内キャリアもやむなしと考えていましたが、上側キャリアは、面白くありません。だって、自分のところのバンドを使う限りは下側には干渉を与えないはずなのにそろって電力規制になったらせっかくのプラチナバンドなのに通信エリアがめちゃくちゃに狭くなります。そこで、いろんなメーカーを焚きつけて「このバンドは二つに分けるべきだ、それなら両バンドとも送信電力規制から逃れられる」という議論を起こします。某3GPPは全員合意が原則。二案対立になった時点で作業はストップです。で、上側キャリアは、下側キャリアに対して、「ねぇ、このまま『メーカーたちの対立』が続いたらこのバンドいつまでも使えなくて僕も君も損だよね。ここはステークスホルダーたる僕らがリーダーシップを発揮して、早期標準化を進めるべきだと思うよ」とそそのかすわけです。どちらの案になっても干渉との厳しい戦いは避けられない下側キャリアは、まあバンド狭くすれば多少はマシかも、ということで、上側キャリアの意見を飲んで、分割案を支持。そうなると、このバンドを持っているたった二つのキャリア両方が分割案を支持した以上、分割案に決まるしかなかったわけです。

 その後、制限もなく使いやすい上側バンドに対応する端末は低コストでざくざくと出てきましたが、電力規制こそ逃れたもののすぐ近くに厳しい干渉制限がありフィルターコストばかりかかる下側バンドには世界中誰も見向きもせず、下側キャリアは地団太踏んで悔しがりましたが後の祭りでしたとさ。

 ……なんていう夢を見ましたが、なんでしょうね、これ。

 ということで、2バンドに分かれている理由は、策定当時のデバイスがまだこなれていなかったので「バンドはなるべく狭く」的な価値観がまだあったから、というのが理由です。夢の話は蛇足でしたね。でわ。

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ソフトバンク大規模通信障害、原因はエリクソンと弁解
たとえそれが事実・真実でも、ベンダ名を名指しで原因と発表するのはダメでしょうが。そのベンダの採用責任は通信事業者にあるんですから。その責任を放棄するってんなら、通信事業者なんて要らないんです。エリクソンが直営で通信事業を営めばよろしい。そういえば以前の電波法違反事件のときも「エリクソンが」って言い訳してましたよね。ソフトバンクのこういう考え方って変わらないんですね。常に他責。どのベンダにだって致命的なソフトウェアバグや運用ミスの可能性は必ずあるんですから、通信事業者の責任は、そう言うことが起こったときにどうするかを考えること。端的にいえば、マルチベンダ運用をして最悪の事態でも重要通信だけは逃がせるようにしておくこと。それが出来るのは通信事業者だけですし、それをしないなら通信事業者は不要なんです。ベンダ名を出して大障害の言い訳にするなんてもってのほか。あきれ果てます。

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