無線にゃん通信とは、にゃんこ(*1)を搬送媒体とした、結線を要しないデータ通信方式である。
本書では、無線にゃん通信の標準技術規格を規定する。
本書における用語の定義を2章にて述べる。各章の扱う範囲は各章冒頭で明記されるものとする。
(*1) 学名:Felis silvestris catus
無線にゃんにおいて搬送媒体として用いられるのは、にゃんこ(学名:Felis silvestris catus)である。無線にゃんにおけるにゃんこ特性は次の通りである。
目は頭の前部・中央上寄りに2個備えられた部位であり、丸くてかわいいこと。色は黄色、緑、青のいずれでも良い。
| Min. | Max. |
直径 | 12mm | 24mm |
楕円率 | 0.6 | 0.95 |
| R | G | B (明度%) |
色 | 20~60 | 40~80 | 30~80 |
鼻は頭の前部・中央に1個備えられた部位であり、ピンク、オレンジ、茶色、黒、いずれでも良い。
口は頭の前部・中央下寄りに備えられた部位であり、牙と舌を備える。若いころのやんちゃで牙が折れていても良いものとする。
| Min. | Max. |
幅 | 28mm | 40mm |
開幅 | 0mm | 45mm |
色 | R | G | B (明度%) |
| 70~90 | 30~40 | 30~40 |
耳は頭の上部やや後方に備えられた部位であり、三角で大きいほうがよい。若いころのやんちゃで一部欠けていても良いものとする。
| Min. | Max. |
全高 | 30mm | 50mm |
幅高比 | 0.6 | 1.1 |
首は頭の後方と胴の前方の間にある部位であり、首の長短、太さについて次のとおり規定する。
| Min. | Max. |
長さ | 30mm | 120mm |
太さ(周囲) | 160mm | 230mm |
胴は首の後方、手、足の上方、尻尾の前方をインターフェースする部位であり、次のとおり規定する。
| Min. | Max. |
長さ | 200mm | 400mm |
太さ(周囲) | 200mm | 400mm |
手は胴の下部前方寄りに2個備えられた部位であり、以下のとおり規定する。
| Min. | Max. |
長さ | 150mm | 250mm |
太さ(周囲) | 60mm | 130mm |
手は胴の下部後方寄りに2個備えられた部位であり、以下のとおり規定する。
| Min. | Max. |
長さ | 160mm | 280mm |
太さ(周囲) | 70mm | 130mm |
しっぽは胴の後部中央上寄りに供えられた部位であり、以下のとおり規定する。
| Min. | Max. |
長さ | 180mm | 350mm |
太さ(周囲) | 40mm | 110mm |
皮毛はにゃんこの全身を覆っており、以下のとおり規定する。
色 | R | G | B (明度%) |
Type 1 | 0~30 | 0~30 | 0~30 |
Type 2 | 80~100 | 80~100 | 80~100 |
Type 3 | 70~90 | 40~60 | 0~30 |
Type 4 | 35~45 | 35~45 | 35~60 |
組み合わせ | Type 1 | Type 2 | Type 3 | Type 4 (占有表面積%) |
Combination 0 | 90~100 | 0~5 | 0~5 | 0~5 |
Combination 1 | 0~5 | 90~100 | 0~5 | 0~5 |
Combination 2 | 0~5 | 0~5 | 90~100 | 0~5 |
Combination 3 | 10~60 | 10~60 | 0~5 | 0~5 |
Combination 4 | 10~60 | 0~5 | 10~60 | 0~5 |
Combination 5 | 0~5 | 10~60 | 10~60 | 0~5 |
Combination 6 | 10~60 | 10~60 | 10~60 | 0~5 |
Combination 7 | 0~5 | 0~5 | 0~5 | 90~100 |
無線にゃんにおけるNRP Layer(Nyanko Routing Protocol Layer;にゃんこルーティングプロトコルレイヤ)をこの章で述べる。
以下[TBD]