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2017/12/15 14:15 · ニュースコメント

楽天の携帯事業参入、2019年中にサービス開始、1500万人の利用者獲得目指す
具体的にどうやってエリア展開するのかはまだ分からないですが、なんだかだでドコモローミングありきでしか成立しないですよね。投資額もそうですが、もはや都市部には基地局を置けるスペースが一ミリもありませんから。このロケーション問題は10年も前から顕在化していて、都市部では確保は不可能と言われています。そりゃ空から眺めればいくらでも隙間はありますが、すべての土地や建物には所有者という人格がヒモづいています。うちのビルに穴あけたり傷つけたり重量物置きっぱなしにしたり想定外の台風や地震でアンテナが倒れて被害を受けても(お金で補償してくれれば)構わないよ、っていうおおらかな所有者はほぼ尽きた、という問題です。そのおかげでロケーション確保費用はどんどん高騰していて、これまではまったくビジネスとして成り立つわけが無いと思われていた小口のロケーションもそれなりの値段をつけて売り出せば買い手が付くようになり、それさえも尽きつつあるわけです。都市部で連続した高品質なエリアを形成できるかどうかはロケーションを確保できるかできないかだけの問題。ただ、人口カバー率のことを考えると都市部でサービスをしないという選択肢は無く、となると、穴ぼこだらけのエリアをドコモローミングで補う、という形になります。当然ながら、新キャリア→ドコモへのローミングイン・アウトの時には盛大なセッション途切れが発生しますから、利便性はきわめて悪くなります。また、地下鉄をはじめとする共同整備物件では、三社以外の基地局を置く物理的なスペースがすでに無いという物件も結構な数になるでしょう。そうした問題を解決するには、何をおいても莫大な投資。三社がこれまでにかけた投資の数倍の費用がかかるはずです。ので、調達残高6000億でどうにかこうにか、というのはあまりに見通しが甘すぎると思わざるを得ないわけで。そもそも、6000億というと、ドコモが「毎年」かけている投資額程度。すでに出来上がったエリアの保全でかける金額のわずか一年分と同程度の金額でゼロから全国カバー……ちょっとありえないですね。上述のとおりロケーション確保には従来の数倍のコストがかかることも考えると、あまり分のいい賭けとは言いがたいです。なおかつ、物理インフラ商売が儲かる時代はとうに過ぎていて、既存三社ともにインフラ業の減益を周辺事業の拡大でごまかしている状態。レッドオーシャンどころか汲み出し尽くして枯れた海に漕ぎ出そうとしているようにしか見えません。悪いこと言わないからやめとけって。

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