Sprint CTO: No apologies for network, which suffered from years of underinvestment
もう売られると分かったらガチコメント来たー(笑)。最近のSprintのネットワーク障害の原因は「(CTOにはコントロール不能な)投資抑制のせいです」ですって。遠まわしどころかかなりダイレクトに親会社=ソフトバンクの技術軽視姿勢を批判していますね。要するに、Sprintの「業績V字回復」は、単に必要なところにコストをかけずに利益額だけを追求していたってことです。ストック型ビジネスってのはこれができるから、素性の悪い会社でも儲けを出せるんですよね。必要なコストをかけなかったとしても、それは単に「見えないリスク」として会社の内側に積みあがるだけで、ユーザから見ればサービスの質の低下としてはなかなか見えてきません。しかしあるとき、リスク許容値を超えた瞬間に爆弾のようにあちこちで爆発し、コツコツと支払い続けたユーザはそのときになって裏切られたと気がつくわけです。でもたいていは、そうなる前にユーザの払ったお金をちゅーちゅー吸い上げた親会社はその会社を叩き売って逃げてるわけですね。まあ別にビジネスのルールを破ってるわけじゃないのでいいんですけど。でもユーザが自衛措置としてやっぱり「多少高くても馬鹿正直な会社」を選ぶべき理由の一つだとは思うんですよね。
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