スマートフォン 表示
メールフォームでよろづ質問受付中
スマートフォン速度統計への人柱ご協力をお願いします。
2015/11/27 10:53 · ニュースコメント

論点は3つに絞られた、総務省携帯料金タスクフォース第4回
やっぱり論点はそこですよねえ。MNPすると収入になるとか、明らかにおかしなマーケットですよ、日本の携帯電話。同じキャリアを使い続けている人のほうが得をする、という仕組みが整って初めて、キャリアは競争に無駄な資金を投じなくなり、結果としてライトユーザの値下げにつながるわけで。「他社が突然キャッシュバックの大攻勢をかけてくるかもしれないからそれに対抗するために営業費用に余裕がないといけないんだよね」とは某キャリア関係者の談。これが100億1000億の単位だっていうから、そりゃ利用料が安くなるはずがありません。何回線ももってMNPを定期的にやってお小遣いを稼いでいる人さえいるわけで、まずはその筋を完全に遮断しないといけないと思うのです。むしろここには行政が相当な強権を発動してもいいと思うんですけどね。例えば景品表示法の解釈として、総付け景品の上限は20%までじゃないですか。で、「MNPで端末を購入」のときに20%、これを、端末10万円だから2万円までキャッシュバックオーケー、みたいに解釈してるんだと思うんですけど、MNPでも機種変更でも「端末10万円」は同じだと考えると機種変更にも同じ景品をつけなきゃ不正競争です、と指摘する。MNPに限定するのなら、MNPで得る利益だけ、簡単に言えば、MNPした当月の基本料だけ(来月はまた他のキャリアにMNPしちゃうかもしれないですからね)を景品にかかる役務と解釈しなきゃなりませんから、これがせいぜい1万円としても、キャッシュバックは2千円が上限になるんですよ。こういう形で規制を入れることは十分可能だと思うんですよね。無駄なMNPキャッシュバック競争のために高い料金を払っている側の身としては、ぜひここにメスを入れて欲しいところです。

tweet TWEET

[Tweet]

Written by


ケータイニュース.net
当サイトのニュースチェック用情報収集ポータルをコメント機能付きで開放中。

コメントをどうぞ

※ 次のタグが使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA