5G向け変調方式をめぐる研究開発が活発化
5Gのエアインターフェースはまさにビューティーコンテストの様相ですね。そもそも、OFDMでほぼアイデアは出尽くしていて後は何をどう組み合わせるかの問題なんですよね。大体次のステップとしては、ODFMをベースにしつつも、その帯域外発射を小さくして「いかに異なるOFDMを混在させるか」という方向に向いているようです。この記事自体はちょっと翻訳ミスがあるっぽくて「帯域外伝送」とかって書いちゃってますが、帯域外で伝送しちゃダメ!(笑)フィルター技術がいろいろとこなれてきて、特に、処理パワーに依存したデジタルフィルターとでも言うようなものが出てきていて、そういったフィルターを適用することで帯域内でもシャープにサブキャリア端を切り落とせるようになり、そうした端をシャープに切り落としたチャネルを合成して一つの搬送波にしてしまえ、というのが基本的な発想です。実のところ、どれを採用しても技術的には大して変わらん(実装難度のしわ寄せがどの要素にかかるかってのは変わるけど)、ってのが私の感覚で、後は、「誰に特許料が入るのか」ってところしか争うポイントは無いんじゃないかなー、なんて思ってます(笑)。どーせQualcommだよ(オイ)。
TWEET