MVNOプレミアモバイルに行政指導、虚偽説明や解約処理などに多数の苦情
雨後のたけのこのように勃興してきた新参のMVNOにとって、この行政指導ってのがどのくらい重いものかって理解できるかな、ってのが心配。ぶっちゃけ、今までって比較的しっかりした事業者がモバイルサービスを運営してきたわけで、行政指導への対応も真摯。よく行政をなめてると言われるソフトバンクでさえ、行政指導に対する対応は極めて真剣で、改善文書を提出したらそれをちゃんと行動で示してきたわけで、通信事業に関しては、雑な対応をした事業者に対する「指導の次の制裁」を見ることがまず無かったわけですけれど、新興の事業者(特に電気通信事業法の厳しさを知らない外野からの参入組)が行政指導を「指導は指導だろ? 反省したフリしとけ~」と受け取る可能性が今後は出てくるのかなあ、と思います。ほら、健康食品とか過払い金回収とかだと、悪質な業者がざくっと営業停止処分食らってたりしますけど、通信事業だって無いわけじゃないですからね? ただ、今までの事業者が指導に真剣に対応していたから見られなかっただけで。他のちょっと危ないMVNO諸氏も他山の石としていただきたいものです。
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