開通しました。ひゃっほう。
一応、開通工事のあらましをご紹介。
当日直前に工事業者よりお電話。30分後くらいに行きますよ、と。ちょうど事前予告のあった2時間のちょうど真ん中での訪問。
で、来てからは早い早い。一人が宅内で説明しているうちにもう一人は既に電柱から光ケーブルを引っ張り出してNTT銅線導入口に入れる準備を整えています。その間に宅内では光コンセントの取り付け位置の確認とONUの設置位置の確認。
で、NTTモジュラージャックのカバーを外して、はいOK~みたいな感じで導管の中をするすると光ケーブルを通します。この間わずか30秒。
で、専用の器具でチャクチャクッと光コンセントを作り、壁に設置。光ケーブルを引っ張り込み始めてからわずか5分とかですよ、これが。なんか1時間2時間の作業を覚悟していろいろ準備していたのにあっけなさ過ぎて。
一応、我が家ではこういう作業に来た人にはペットボトルのお茶か缶コーヒーを持っていってもらう慣習(笑)があるのですが、それを渡すのもはばかられるほどの一瞬の作業でした。
その作業で面白かったのが、なんか、光コンセントを作るときに測定器をくっつけて測っているんですが、同時に、auの携帯電話のなんか専用アプリを立ち上げているんです。で、ONUについているQRコードを読んでピッと送信して測定器を確認して、はいOK、みたいな感じで確認完了。なんかモバイルと連動したシステムで、モバイルアプリからセンター側の開通確認信号(?)を操作している感じでした。これなら早いよね。ちょっと昔なら、「繋ぎましたのでテスト信号お願いしまーす」なんていちいち電話かけるところですよ、こういうの。すごく意外なFMCの成果を見ることが出来ました。
と言うことで引き込み作業完了。ONUもつながり、後はゲートウェイを自分で設置するだけ。頼めばやってくれるんでしょうけど、単なるルータの設置を頼んでお金を取られるのもバカらしいし、そこまでは頼みませんでした。
そこから、自分の作業が長かった(笑)。元々ADSLのモデムを置いていた場所を空けて、壁伝いに収納していた銅線と電源とLANケーブルを取り出し、光ケーブルとONU/ゲートウェイの電源とLANケーブルに置き換えて、ついでにリビング配線をギガビット対応に敷設しなおす、という作業がなんだかだで2時間近くかかった(笑)。さすが素人。
ただ、すっかり忘れていて、リビング中央のハブがFast Etherまででした。途中で気づいたけど後の祭り。ってことでここから先に書く速度試験については、ゲートウェイダイレクト接続の場合の話。
で、早速なのでとっても速い光を使ってみると・・・泣きたくなるくらい速いよ。ADSLとはなんだったのか。で、せっかくなのでその実力を測ってみました。
まずは有線接続。有線だと、下りは大体安定して100Mbps以上が出る感じでした。最高速度は190Mbps。上りは100Mbps弱が最高速。ただし、WEBベースの測定サイトを使っているので誤差は大きいと思われ、今度、ダイレクトにアダプタの速度を読むタイプのアプリを使ってちゃんと計測しなおしてみたいところ。
一方、無線接続だと、ばらつき多し。20Mbpsから70Mbpsの間くらい。無線は802.11n (5GHz帯)で、干渉はさほど多くは無いはずですが、やっぱり無線LANはどうしてもネックになります。無線LAN親機1階なのですが、2階にある別のマシン(同じく5G帯固定)だと、20Mbps前後が限界。また、2.4Gしか対応していない他のPCやスマホだと、同じ階でも20Mbpsが限界、2階ではWiMAXの方が速いことも。
宅内のネックさえなければ100Mbps以上は確実に取れるということが分かったので、今後は宅内調整がメインになりそうです。11nで300Mbpsとか言ってるけど、でないよねぇ、実際。実効速度どのくらい出るのかって言うデータも漁ってるけど、なかなか。無線部分の遅延が原因の可能性もあるので、たとえばゲートウェイでの送受信バッファ値とかいじくれれば、レスポンスを犠牲に速度を上げるなんてことも出来るかも知れないけど、そんなところをいじくれる気配はないですし。
と言うことで今後のテーマは、「宅内環境を1Gbpsを活かせるものにする」です。お楽しみに!(続きません)