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2011/7/11 23:59 · ニュースコメント
どう進化する?スマホ時代のモバイルネットワーク
どうやら鈴の音さんも確かな情報を掴んだみたいなので、私も書いちゃいます。AXGP、中身はTD-LTEと言う話を確かな筋から聞きました。確かな筋というか、「あ、うち、TD-LTE装置をWCPに納入するんです」って(笑)。会社名はもちろん書けませんけど(笑)。国産技術XGPにこだわっていた総務省の手前、制度上はAXGPと読み替えていますが、どうやらTD-LTEそのもので確定っぽいです。まぁ普通に考えたらそうですよね。変調方式云々のツッコミが見られるんですが、設備基準的にはあの辺は「対応必須」ではないんですよ。でないと、たとえば設備基準には「64QAM対応」と書いている高度化PHSで8PSKまでしか対応していない端末を作ることができなくなっちゃいます。その他、オプションで高度な機能を備えた技術の場合は基準的にはそこまで「許可」するけど、対応可否はまた別の話、ってことは日常的に行われていることです。言ってみれば「設備基準の文言は『上限』なのでそこに収まっている他の技術があればこっそり置き換えても違法ではない」ってことです(厳密には違いますけど)。
800MHz帯と2.1GHz帯では実効速度が2倍違う、ソフトバンクがLTEの最新実験結果を公開
んーむ、てっきり「2.1GHz帯のほうが2倍速い」って記事かと思ったら逆でした。いや、割と一般的に言われていることなんですけど、どうもLTEでは、1GHz以下のバンドではMIMOがまともに動かないといわれているんです。なので、MIMOが働く分、高周波のほうが実効速度は大幅に上がる、と。に対して、ソフトバンクが行っているのは、電波が飛ばない効果による速度低下を問題にしています。ただ、800MHz帯は電波が飛ぶ分、干渉も大きくなり、結果としては「セルをきっちり分割した2GHzの方がスループットは出る」ってことになると思うんですよね、実網では。実際には、800MHzで面カバーした上に3.5GHzのスポットを密にばら撒く、ってのがベストになるとは思います。そういえば、干渉低減に「隣のセルで部分的に電波の送信をやめる」ってことを言っていますが、えー、それ、あまりうまくありませんよ。電波を停めるってことは、CRSも停めるってことだから、そこで通信している端末から見ると「平均SNRが極端に下がって見える」ことになります。それをNWにレポートすると当然それをカバーするためにMCSも極端に下がるのでスループットが必要以上に低下させられてしまいます。結果セルスループットは相当無駄に下がってしまうことに。なんて話はいろんな場所で既に問題提起されてるんだけどなぁ。
HTC Thunderboltは過去最高クラスの部品原価、LTE関連チップでコスト増加
まだまだLTEエコシステムはキックオフしたばかりの状況で、LTE関連チップのコストが非常に高いのは仕方がないですね。ただ、VerizonがLTEを急ぐのは、もちろん、LTEエコシステムが非常に大きく広がる可能性が高く、対して、CDMA2000は確実にシュリンクしていくことが見えており、デバイスコストは遠からず逆転することが確実だからです。日本でKDDIが一番アグレッシブなLTE投資を計画しているのも、LTEエコシステムの蚊帳の外にいるCDMA2000を早期にLTEエコシステムへ移行したい、と言うモチベーションがあるからです。逆に、LTEエコシステムに組み込まれたWCDMAを運用するドコモやソフトバンクは、LTEは最低限でWCDMAをそのまま運用し続けてもLTEエコシステムの恩恵を引き続き享受できる立場であり、だからこそLTEへの投資を急ぐ理由がないんですね。CDMA2000端末のコストアップが確実でLTEとのデュアルモードも特注にならざるを得ずLTE構築は死活問題であるVerizonやKDDIと、端末はいずれ勝手にLTE+WCDMA+GSMになるのでインフラは需要見合いで必要なら作ればいっか、と言う程度のAT&Tやドコモ、ソフトバンク。立場の違いがLTE投資の負荷の違いとして如実に出てきていて、面白いですね。
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