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2012/3/13 10:00 · サービス解説

今日は、端末の再利用についてのご質問について。いや、詳しい人は私なんぞよりよほど詳しいのですが、一方で、質問をお寄せくださる方も結構たくさんいますので、ここらで一度まとめておきたいと思います。

端末の再利用、と言うのは、たとえば友達が機種変更して、余った古い端末をもらって使いたい、そういう利用のこと。中古をショップで回収した行く末とかそういうのも興味深いですが、ひとまずそっち方向の話は置いておいて。単純に、「どんな組み合わせなら再利用できるのか」というのが、なかなか即座に調べられる範囲では調べきれないくらい複雑なことになっていたりするようです。

ってことで、例によってざっくりと表にまとめてみます。

元SIM 新SIM
ドコモ KDDI ソフトバンク イーモバイル
ドコモ × ○※1 ○※2
KDDI × △※3 × ×
ソフトバンク ×※4 × △※7 ×※4
イーモバイル △※5 × △※6
※1 2011年以降の端末、ショップでロック解除が必要
※2 2011年以降の端末、ショップでロック解除が必要、エリアによっては使用不可
※3 ショップでロック解除が必要
※4 ごく一部の端末のみ可、ショップでロック解除が必要
※5 2011年以降の端末、エリアによっては使用不可
※6 2011年以降の端末、共有バンドがないので全エリアで使えない可能性あり
※7 一般端末、iPhone、Android、DisneyMobile、データ契約、ウルトラスピード契約、4G契約、などなどのカテゴリをまたいだ再利用は不可

左側が、端末を使っていた古い会社、上側が、持ち込んで使いたい会社です。左の会社で使っていた端末に、上側の会社のSIMを挿して使おうとするとどうなるか、ということです。

まず、全体的な傾向としては、「同じ会社の端末ならそのまま使える」「違う会社の端末として使おうとするとエリアが限定されるなどの不都合が多い」ということになります。なので、まずは、違う会社の端末として再利用するのは、よほどの事情がない限りやめた方が良いかと思います。表中では、通話可否だけを気にしていますが、原則的に、会社を乗り換えると、iモードなどの情報サービスも一切使えなくなりますし、パケット定額も適用されなくなります(パケット料金が「PC接続利用」相当になります=ドコモ→8,190円、ソフトバンク→∞円)。

というデメリットもありつつ、会社を超えて再利用できる可能性が高いのが、ドコモ。ドコモが日本で発売している端末のほとんどが、1.7G(イーモバイルと同じバンド)、2G(ソフトバンクと同じバンド)に対応しているはずなので、案外、イーモバエリアでもソフトバンクエリアでもそん色なく使える可能性が高いと言えます。また、ドコモは原則全端末のロック解除に応じる姿勢なので、ドコモショップで解除処理さえしてもらえば、ソフトバクでもイーモバイルでも使うことができます。KDDIは後述。

ソフトバンクは、1~2機種だけ対応すると発表していますが、結局それだけ。それ以外の端末は、ロック解除ができないため、他の会社のSIMを入れても動作しません。ソフトバンクのお古は基本的にソフトバンクでしか使えないと思った方が無難です。[追記] あと、一般契約のSIMでiPhoneを使ったり、iPhone契約で一般端末を使うこともNGとなっています。

イーモバイルは、2011年以降はすべて(2010年発売分も一部)、ロックなしとなっているため、ドコモ、ソフトバンクのどちらのSIMを入れても動作するようになっているようです。ただし、イーモバイルの持っているバンドは1.7GHz帯で、イーモバイル以外ではドコモしか使っていません。純粋にイーモバイル向けに作られたものであれば、ドコモ(のごく一部のエリア)でしか動かないと思った方がよいでしょう。しかし、イーモバイルが海外端末をカスタマイズして売っているものの中には、結構2GHz対応した端末が多いですから、スペックを確認して2GHz対応となっているものであれば、ドコモでもソフトバンクでも十分なエリアで使える、と言えます。

最後にKDDI(au)ですが、この一社だけは方式が違うため、他社と端末を取り換えて使うことはできません。ごくごくまれに、ドコモ・ソフトバンク・イーモバイルの方式とKDDIの方式の両方に対応した端末がありますが(iPhone4Sなど)、日本でKDDIが発売しているものではそういったものについてもロックをかけているため、取り換えて使うことはできません。また、KDDIだけは、電話番号単位で端末にロックをかけているため、同じKDDI同士でも、ショップで解除手続きをしないと中古を取り換えて使うことはできません。一番面倒な会社です。

ということで、なるべく変な用語を使わずにまとめてみましたが、まだわかりにくい点などありましたら遠慮なくご指摘くださいませ。それでは。

[追記]
ソフトバンクの再利用制限がめちゃくちゃきついという情報提供いただきました。そこまで厳しくなってんの?もうさすがに「○」とはかけないレベルですね、そこまできついと。ってことで、修正しました。もう、その内容まで確認したくもないので、「カテゴリをまたぐと全滅です」って感じで。

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2012/3/13 10:00 · サービス解説 · 6 comments
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6 Comments to “ケータイ各社の端末再利用まとめ”

  1. tak

    私も詳しくは分からないのですが、SoftBankはSoftBank内でも端末ごとに別のSIMカードを使用すると聞いていますが。
    どうなんでしょうか。

  2. wnyan

    > takさん
    あ、忘れてました。iPhoneだけ別SIMで互換がないんですよね。追記しておきます。

  3. […] ケータイ各社の端末再利用まとめ | 無線にゃん: ケータイ各社の端末再利用まとめ | 無線にゃん […]

  4. […] ケータイ各社の端末再利用まとめ | 無線にゃん: ケータイ各社の端末再利用まとめ | 無線にゃん […]

  5. hkoba172

    話を簡単にするため触れてないのだと思われますが、念のため。

    Softbankから2010年秋以降に発売されたスマートフォン(除くiPhone)は専用のSIMが必要で、同社のフィーチャーフォン、iPhoneはもちろん、それ以前に発売されたスマートフォンのSIMは正常なおものとして認識されません。

    逆も同様で、フィーチャーフォンのSIMを2010年秋以降のスマートフォンに入れても、はじかれます。

  6. みっく

    自分の知っている限りで補足すると、

    ドコモ→
    L-09Cなど一部のXiデータ端末でFOMASIMが使えなくなっている
    F-12CやHW-01Cなど一部のFOMA端末でSIMロック解除をすればイーモバSIMが使用可能

    au→
    EVOなどROM機はショップでのSIM出し入れ手続きが現在のところ無料なので、回線と紐ついていない端末でもEVOを間に噛ませば無料でSIMと紐つけ可能(ただSIMが変わるのでそれまで使っていた端末は使用不可に)
    PHOTONはROM機ながらW-CDMA用のスロットがあるので、海外でSIMロック解除コードを売っているところでお金払って解除コードを入手すればドコモSIMやソフトバンクSIMとのデュアル利用が可能。
    あと、IS06、IS11S、IS12T、iPhoneなどの一部の端末はL2SIMロックフリー(なにも手続きなど無しでauの紐ついていない回線のSIMが差換え利用可能)

    ソフトバンク→
    機種ごとの専用SIMが2桁以上存在するので、基本的に種類が違うSIMでは使えない凶悪仕様。SIMフリーの流れに一番逆行している時代遅れキャリア。
    思いつく限りSIMの種類を書き出すと・・・(どんどん種類が増えたりしてるので、正確でない可能性アリ)
    ボーダSIM
    ソフトバンクガラケーSIM
    ソフトバンクプリペSIM
    ディズニーモバイル用SIM
    iPhone用SIM
    iPhone用microSIM
    iPad用microSIM
    iPadプリペ契約用microSIM
    andoroid用SIM
    andoroid用microSIM
    ディズニーモバイルandoroid用SIM
    ディズニーモバイルandoroid用microSIM
    フォトビジョン用SIM
    みまもりケータイ用SIM
    みまもりカメラ用SIM
    従量データプラン用SIM
    定額データプラン用SIM(※イーモバ回線のMVNO)
    ウルトラスピード用SIM
    Softbank4G用SIM
    SIMロックフリー端末用SIM

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