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2016/12/8 10:53 · ニュースコメント

モバイルや変換アダプターが候補、ISDNサービス終了後の選択肢
ISDNの一番重要な特異機能は、「フレーム同期」だと思うんですよね。接続元と接続先の間で、フレームの同期が確保される、っていう機能。機能と言うか、そういう通信方式だから、なんですけど。インターネットとかやってるぶんには全く無意味な機能なんですが、いわゆるM2M通信ではこの同期に依存した実装が結構残ってるんですよね。こればかりはIPどころかVPNでも実現できない。IEEE1588同期プロトコルを実装したスイッチも増えてきましたしT1 over Ether with 1588みたいな変換装置も出てきましたが、これもせいぜいスイッチ何個かまたいだL2ネットワーク内でしか動かない。一般的な製品では、スイッチ三つ超えるのが限界みたいですね。1588 v2っつってT1 over IPを実現する方式もあるみたいですが、今のところISDNクラスの同期精度で実現した装置を見たことが無いですし。このへんの同期依存の古い装置を置き換えるコストがペイするのかどうか、結構きわどいところな気がします。ほんとこの手のM2M装置って、設計寿命は10年だけど故障しなければ未来永劫使える前提で導入してたりしますからねえ。そういえばPHSの同期データ(PIAFS)はまだ存命じゃなかったっけ。確か基地局側に同期モジュールを持たせてISDN非依存になってもサービス継続できるように作ったんじゃなかったっけ。そんな選択肢もあるかもよー。

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