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2017/9/8 10:40 · ニュースコメント

大規模ネット障害、抜本策が見当たらない
IPそのものの弱点。としか言えないんですよね、これ。すっごく昔、多分2002年頃だと思うんですが、このサイトの一つ前のもう一つ前身のサイトで、「IPは経路の振る舞いをルーター同士の連携にまかせっきりで回線交換のような信頼性が無い」と書いたところ、IP技術者を名乗る方から「きちんと設計してスタティックルートを書いておけば経路は予測できるし回線交換並みの信頼性は出せる」と反論をいただいたことがあって。確かにその通りなんですが、事実として、IPネットワークすべてに対してその手間をかけられる人なんていません。それこそ回線交換より維持コストが高くなります。結局世の中のほとんどのIPネットワークはBGPとOSPFで経路情報の解決をしています。低コストなのに加えて耐障害性は高いんです、このやり方。ただ、それに反比例して今回のような「操作ミス」や「バグ・ウィルス」にはめっぽう弱くなる。間違った経路情報が広がって関係の無いネットワーク内で宛先不明のパケットがさまよい続けるなんてことも起こりかねないしマルチレイヤスイッチなんかでは「宛先わかんなくなったらブロードキャスト(フラッディング)しちゃえ」なんてことをするものもある。おまえどこやー、なんてパケットも行きかう。とにかく大混乱です。8分で直したからと言って、影響がそこで止まるわけじゃないんです。だからどうしろって言っても、記事の通り、やれることは無いんですよね。ただ、IPがこれほど基盤のインフラになっちゃった以上、少なくともインターネットエクスチェンジに接続するプロバイダ(トランジット先を持つプロバイダ)に関しては、役所への届出と報告、横連携の義務化、ってことを考えてもいい頃じゃないかなー、なんて思うのです。

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