T-Mo, Sprint in new merger talks
主導権を逆にして議論中、ってことみたいね。T-mobileとSprintの合併、当初はソフトバンクが全部買い取るくらいの勢いでしたが、ドイツテレコムが合併会社の過半を所有、残りがソフトバンク、みたいになってるようで。このスキームだと、ソフトバンクはほとんど持ち出し無しで北米三位に返り咲きできるってことかな? どっちにしろFCCとかなんとかがどんな難癖をつけるかって話になるんでしょうけど。どこの国でもだいたい、携帯キャリアは「国営系キャリア」「自由化参入キャリア」「グローバルキャリア」の三すくみ構造になりつつあるのが面白いですね。2位3位が合併するのはどの国でも独占禁止法的な枠組みで不可能なので3位以下が合体して2位に浮上、あるいは2位に近い3位として2位、1位に対抗する、って構造になりつつあります。欧州などでは元国営的な立場のキャリアに対する縛りがゆるいので、そういうのが1位の座を確保しながらグローバルキャリア化してる例も多いですが、そこに隣国のトップシェア国営系がやっぱりグローバルキャリアとして参戦して三すくみ、みたいになるのが面白い。周波数の分配と競争(ニッチのパターン)のバランスポイントが、「3キャリア」に収斂するのかもしれないですね。固定通信だと特にこのパターンは生じてないみたいですし。研究してる人とかいるのかな?
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