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2010/10/29 10:00 · ひとりごと

別サイトでは書いたので改めてということになりますが、ちょっと前に、Kindle(3G版)を買いました。本日はほぼ独り言に近い使用レポートをお送りします。

Kindleは、一応International対応と言うことで、かなり多くの国で利用可能となっています。もちろん日本語の書籍はまだありませんが、英語書籍でもきちんとリージョン管理がされているようです(日本では買えない書籍がある)。と言う意味で、一応日本対応をきっちりとしていることは確認できました。

で、3Gなんですが、今、どのキャリアの網につながっているのかは分かりません。元々がAT&Tの契約で国際ローミングの形をとっている、と聞いているので、おそらくはその場その場で接続可能なキャリアを選択しているものと思われます。一旦キャリアが選ばれれば圏外になるまでは再選択されないでしょうから、日本で使う場合は結果としてドコモ網につながっていることになる場合が多いと思います。

この状態で、3G経由での本のダウンロードは当然できますし、実験的コンテンツとしてJavascriptにも対応したWEBブラウザも無料で利用できます。Cookieにも対応しているしHTTPSにも対応しているので、ブログやTwitter更新、ショッピングなどもできます。

ただし、盲点と言うか言われればそのとおりなんですが、日本語入力ができません(苦笑)。漢字変換はもちろん、ひらがなカタカナも入力できません。そういうわけで、日本語サイトはちょっと使いにくいです。が、googleなどのように検索窓に文字を入れると候補が出てくる仕組みがあるサイト、この場合は、ローマ字で入力しても日本語が候補として出てくるので、ある程度補間は可能。とはいえ、日本語サイトは不便なのは仕方がありません。

一方、便利なのがやはり海外に行ったとき。海外に行っても、現地の3GまたはGSM/GPRSでほぼ確実に接続できます。いや、実はAmazonが対応と示していない国でも普通に使えちゃった(笑)。これに関しても追加料金は(今のところ)発生していません。なんと言っても、WEB閲覧が、空港に着いた瞬間からフリーでできちゃうというのは、本当に便利。しかもバッテリーもアホみたいに長持ちします。一週間ちょっとの出張で一度も充電せず、バッテリーマークは3/4までしか減りませんでした(使わないときは無線OFF運用で)。

やはり海外に行くと、事前にいろいろ調べて紙で用意してあったとしても、情報が不足することも出てきます。しかもホテルに着くまで待てず移動中に何とかしてしまいたいと思うことも。もちろんこんなときには最悪はPCに携帯電話をつないでダイヤルアップしてしまえばいいのですが、もちろん結構高額な料金になりますし、対応プロバイダやアクセスポイントの設定を用意しておかなきゃならない。それを考えると、無料で気軽にWEBページをブラウズできるKindleは、海外出張の多い人にとってはきわめて強力なビジネスツールになり得ると思います。

もちろん、Kindleのブラウザ利用は、試験サービスと言う位置づけで、いつ有料化されるかも分かりませんし、停止される可能性もありますので、その点はご注意。案外、こういう使い方ばかりが先行してしまってコストがかさみ、サービス停止、なんてことになっちゃうかも。

上記のような使い方ができることを考えると、事前に調べて紙に印刷しておくのも馬鹿らしくなってきますが、そうでなくても、紙に印刷する変わりにPDF化し、Kindleに保存して持っていくという使い方もできます。何しろ電子インクなので紙が読める環境であれば直射日光の下でも閲覧可能。しかも表示しっぱなしでも電力を消費しないので、紙に印刷して持っていくのとかなり近い使い勝手が実現できます。ひょっとすると空路のe-ticketもKindle画面で見せて手続きできるかも。必要なのは予約番号とパスポートとの照合だけだし。今度試してみよう。

さて、こんな感じで、ブックリーダと言うよりは「馬鹿みたいに電池が長持ちして世界中で通信料が無料のWEB閲覧ツール&PDF閲覧ツール」として、きわめて優秀です。本来の使い方をほとんどしてない(苦笑)。でも、これだけお世話になってるので、ちょっと高額な技術書でも買ってあげなきゃなぁ、なんて思う今日この頃。

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2010/10/29 10:00 · ひとりごと · (No comments)
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