「光の道」最終報告書に向けた事業者ヒアリング、NTTの総合支配力を問題視する声が相次ぐ
私はソフトバンクの出している欺瞞だらけの光の道構想には徹底的に反対ではありますが、一方、NTT東西の半ば規制逃れ的に行われている営業活動にも、疑問を持っています。たとえば子会社孫会社くらいの代理店を使ったグループ営業。もちろんNTTグループが一体として魅力的なサービスを作れる時代が来ることも消費者としては一つの理想なのですが、今はまだです。NTTグループは国策として通信基礎インフラの維持管理を本業として粛々とこなし、代替のなりうるインフラの成長が認められるまではその枠内から出てはいけないと考えます。しかるに、代替となりうるインフラがなかなか育たないという問題もあり、これははっきり言うとNTTが整備の主眼においていなかった、捨てるはずだったインフラを格安で借りて格安でブロードバンドを始めた輩、つまりNTTメタルによるADSLを格安販売しまくってNTT以外の新型インフラが育つのを阻害した輩が、大きな主因の一つと私は考えています。そんな輩がやはり同じく「NTTから分離した事業者による足回りの独占支配」を主張しているわけで、まぁやってることは一貫していて大変よろしいのですが、「代替インフラ同士が競争する」と言う未来を望む私のポリシーとは全く相容れない、と言わせていただきます。
NECら、最大8時間連続通信可能なモバイルWiMAXルーターを発売
8時間は長い。すごい。ただ、連続通信と言っても、どういう条件で、と言うのがいまいちよく分からないのでなんとも言えないんですけど。たとえば、フルスピードでダウンロードしっぱなしとか、逆にフルスピードでアップロードし続けて、とかでこの時間だったらとんでもない代物ですが、さすがにそれはないですよね。条件も公表してくれるとありがたい。しかしそれを置いても、すごいバッテリーです。しかも、エネループスティックブースターを予備に使いながらの動作に対応している。なんと至れり尽くせるなのか。今使ってる、auのWINシングル定額WiMAX(DATA-01)がWIMAX機器追加に対応していたらすぐにでも追加するのに。オプション料くらい払うから、WiMAX側の機器追加に対応してくだせぇ>au様。
