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2011/3/2 23:59 · ニュースコメント

Verizon to Adopt Data Caps in Summer (簡訳:Verizonは夏のデータキャップを採用する)
Verizonは夏にもデータ使い放題をやめると。はえーよ。具体的な料金プランの提示は無いのですが、データ量の”キャップ”と表現しているので、要するに一定量までは定額でそれ以降は青天井と言う他社と同等のプランになるのはほぼ確定ですかね。データ量無制限と言う売りで大量にユーザを確保したら後から来る人はしったこっちゃねーよ、って感じ。まぁこうやってわざと煽って、夏までにAT&Tのキャップ付きプランの人たちを早期に乗りかえさせようと言うことでしょうね。そういえばソフトバンク、ネットワークはグダグダなのにデータ量無制限をやめません。タネは、ALL WCDMAと言うところ。PDCのためにGSMが出来ず結果ALL WCDMAとなったというネガティブな理由ではありますが、WCDMAはGSM/GPRSと違ってデータと音声がソフトに同居できるため、多少通信速度が遅くなっても音声接続不良と言う最悪の状態は避けられます。GSM/GPRSがまだ多くのエリアを支えている米国事業者にとってはデータ量無制限は厳しすぎても、WCDMAのみの日本事業者にはある意味よゆー、と言うのはこういうわけだと思います。

Google sees online display ad market reaching $100bn over next few years (簡訳:Googleが$ 1,000億、今後数年間以上に達するオンラインディスプレイ広告市場を見て)
オンライン広告市場は近く1000億ドル市場に・・・えーと、大体10兆円?っていうか現状でも200~250億ドル、つまり2兆円市場ってんだから恐ろしい。2兆円かぁ・・・そんなに市場があるんならこのサイトももっと儲かっても良いのになぁ(よだれ)。あ、うちのサイト、昨年実績は、サーバ代とドメイン代は無事ペイしました。つまり黒字!そろそろ株式会社化&上場ですね(大法螺)。

イー・モバイル、ニュージーランド地震に伴いSMSと音声通話を無料に
この前から思ってたんだけど、このSMSとか通話とかを無料にするって言う支援、どこが「支援」なの?まず現地の被災者に無料ですよって伝わらないじゃん。で伝わったとしても、だからどうしろと?って感じじゃん。無料だから料金なんて気にせず連絡取り合ってね、と言う意味にしても、そもそも被災中の人が料金なんて気にしてる暇があるわけが無い。逆に、そういうことを気にする人は余裕のある人。余裕のある人が無料といわれて「無料だから電話しまくれー」ってなって、貴重な無線帯域を消費し、本当に必要な人にいきわたらない、と言うことだって起こりうるわけじゃん。ローミング先では、無線帯域はドコモもauもソフトバンクもイーモバイルも、もちろん現地携帯電話事業者も共有なんだからさ(ローミング先にどの事業者が選ばれるかによるけど)。なんかこの「通信料を無料にします」っていう「支援」には違和感を感じるんだよね。貴重な貨物スペースを使って千羽鶴を送りつけるのと同じ違和感。

1分岐貸しは競争阻害、フレッツ光の従量プランに必ず対抗(インタビュー)
ケイオプティコムは自前の光インフラを持っている関係上、一分岐貸しには反対の姿勢でしたが、社長インタビュー、私の主張と100%同じ主張。大好き。この社長と友達になりたい(笑)。で、フレッツの従量プランについても触れています。ちょっと取り上げ損ねましたが、フレッツ従量プラン、実質ほとんどスタート料金だけでは使い物にならず大抵の人は上限まで行っちゃう、つまりこれを選べば実質値上げと言う楽しいプランですが、そういうものなら当然各社も追従するでしょうね。いろんな機器が統合管理無しに好き勝手にアクセスする家庭インターネットにおいて、従量プランなんてナンセンス。まぁだからこそおいしい商売になると思ったんでしょうね。NTT東西には優れた策士がいますよ。

[Cloud Days Tokyo]「売上高5兆円に向けクラウドは必須」、ファーストリテイリングの樋田CIO(ニュース)
実は大企業にこそクラウドは有効だ、と言うのが私の考え。もちろん、クラウドを提供する側に規模に対応する能力がある場合に限りますが。大企業で大規模な業務システムを運用すると、事業施策の変更のための業務システムの開発規模が大きくなりすぎるため事業施策の舵きりが出来ない、と言ういわゆる「大企業病」が発生します。しかし、クラウドから適宜その場その場に最適なシステムを選び、自身はelementaryなデータベースしか持たない、と言うポリシーなら、事業の舵きりスピードが大幅にアップし、競争力も強くなるというわけです。携帯電話の料金プランなんてのもそうで、自前で課金システムを持っているとそのシステムの対応の限界のために他社の打ち出した新しいタイプの料金に追随できずに競争に乗り遅れるということがしばしばあります。その不利に真っ先に気づいたのがソフトバンクで、インフラの技術開発なんぞ二の次とし、いかに柔軟に料金プラン対応が出来るかと言う技術力に注力し、それを実現しています。実際の市場での競争力は、やっぱり顧客にダイレクトに見える部分、つまり「料金」ですからね。ここを重視できない事業者は確実に凋落していくと思います。

GMO ドメインレジストリ、日立と新 gTLD「.hitachi」申請・運用で提携
もともとTLDを制限してた理由って、名前解決のバケツリレーを簡素化するのが目的だったんだと思うんですが、サーバが超高性能化するわDNSキャッシュなんて事実上無限に保存して置けるわで、バケツリレーの複雑化が実際のアクセスに影響を与えにくくなってきたのでTLD開放という感じなのでしょうが、もうここまできたら、ドメインを階層化する意味さえなくなってきますよね、何しろ「http://hitachi/」でアクセスできるって言うレベルになるわけですから。マルチバイトの名前をアドレス欄に打ち込めばIPv6を持ったポケットのケータイに直接つながるなんていう時代もまもなくな気がします。そうなったらケータイのアドレス帳なんて用済みですね。

このままではLTEは停滞する、ドコモのアピール力は低い。
私は、ドコモは意図的に低アピールを貫いているように感じています。ひとつは、まだインフラが貧弱であること。基地局数が少ないことはもちろん、機器の完成度も低いし、ドコモの採用した「リリース8」の完成度も高くありません。北欧や米国のようにGSMが音声トラフィックのメインを担う国でならリリース8でも十分なのですが、ドコモはその先を狙っている、つまり、非常に早い段階でのWCDMA直接連携とVoIP化を視野に入れていると読みます。これらの機能が充実したのはリリース9、そして進行中のリリース10で仕様としての完成度はほぼ95点をつけられる位になります。そのため、リリース8機器をあまりむやみに展開したくないのではないかと。もちろん普通に考えれば基地局をソフト的にアップデートすればいいのですが、リリース10以上では今度は物理層が大幅に拡張されたいわゆる「LTE-Advanced」が利用可能になります。これに備えたハード換装とリリース9化、これらを歩調を合わせるのが最小投資解なわけで、となればリリース8のハードとソフトにあまり投資したくないのかな、と思うわけです。

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