LTEとWiMax、ITUによる4G正式認定まであと一歩
ITUによる4G認定競争、LTEとWiMAXの手に汗握る激闘が繰り広げられていましたが(ウソ)、いずれも何とか駆け込みで認定条件をクリアして、無事認定となりそうな予感です。ここで認定されると、国際的な周波数割当(WRC)とかで優先的に議論され、特に従来の3G向け帯域からのマイグレーションでかなり優遇されるという特典があるため、各陣営とも頑張っていたようです。IMT-2000のときのような乱立は、今回はさすがに起こらず、順当に商用化されている3.9G相当技術の拡張が4G(IMT-Advance)となりそう、と言うことですね。この二つ以外でIMT-Aの条件を満たしているものは今のところ無いので、今後も追加で乱立と言うことは避けられそう・・・だと思いますが、誰が何を持ち出してくるか分からない世相なので、4G技術には今後も要注目。
ノキア、予想を上回る第3四半期決算を発表
ノキアは思いのほかやばいようです。シェアこそまだまだトップですが、Symbianが大苦戦していること、中韓の新興勢力が急速に台頭してきていること、などで、シェアが縮小傾向にあり、先行きがかなり不透明になっている模様。1400人整理と言う一文も見られますが、どうやらSymbianの最高責任者クラスの人も首を切られたらしい、と聞いています。かといって、ここでAndroidに急に舵を切っても慣性で転覆するのは目に見えています。今後、ノキアは当分は旧式兵器で、新兵器を携えて攻め込んでくるSamsungやHuaweiやHTCを相手に戦うことを余儀なくされるということになるわけです。
