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2010/11/2 10:00 · ニュース解説, 技術動向

イー・モバイル、下り42Mbps「EMOBILE G4」を11月19日開始
どうやら予定通りに、DC-HSDPAのサービス開始に漕ぎ着けたようです。31の都市をカバーとしていますが、周波数追加をもらってからまだ31都市でしか追加周波数で開業してなかったのか、と言うがっくり感も無きにしも非ず。基本的に従来既にフルに使っていた2周波数の全容量を束ねれば42Mbpsが出ますよ、と言うものなので、たとえば従来21Mbpsに張り付いていたようなエリアは30Mbpsとか40Mbpsなんて数字も見られる可能性はありますが、すべてのユーザに公平に割当を行っていれば、統計的には速度は向上しません。ただ、二周波数間でフレキシブルに負荷が分散されるので、利用効率は数%のオーダーで上がるはずです。また、瞬間最大風速は単純に二倍になると思ってよいはず。技術的にはみんなで分け合って使っていたものを同じように分け合うだけなので今までとさほど変わらないはずですが、21M向けプラン契約者は無線リソース割当を優先するという制御をしているらしいので、その意味では快適さ追求のためにプラスアルファの料金を選択するというのはありかもしれません。

国内産業
個人技術系ではちょっと有名なこちらのサイト、今回初めて取り上げます。国内産業の低迷は技術力の低下が原因ではないかと推察されていますが、まさにそのとおりで、と言うか、日本人、日本企業は、ソフトウェア技術力が死ぬほど低い。とにかく日本製ソフトは質が悪い。この原因は、おそらく日本人の人件費の高さ。実際の開発を下請けに出さざるを得ず、日本の会社が発注したら、だいたいは海外の孫受けひ孫受けくらいまで丸投げされるしくみになっているはず。この各段階で情報の欠落と滞留が起こるため、隠れたバグや仕様漏れ検討漏れが作りこまれることになり、クレームを受けてもそれを修正する技術を持たず、修正のために丸投げしてみたらインドのひ孫受け会社は消えていました、何てことも十分にありえます。海外並みの単価でソフトをコーディングできる技術者は日本にはもう一人もいないんだろうなぁ、なんて思います。ソフトは日本企業に頼むな、直接海外に発注しろ、がもはや鉄則、なんて個人的には思っています。
どうでも良いんですが、このF&Fの管理者の方、多分、私の顔見知り。昔あるマイナーな技術フォーラムに出席していた頃、国内外で開かれる会合ごとにどうも同じ場所に仕事で行ったというブログ記事を見かけて。海外では「ホテルからの風景」と言う写真が丸々私が窓から見ているのと同じ風景でした(笑)。それほど多くない人数でほぼ全員顔見知り同士のフォーラムだったので、多分、直接話したことがあるくらいの人のはず。特定はしていませんが(笑)。

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