グーグルのAndroid責任者、S・ジョブズ氏の発言にTwitterで応酬
また偉い人同士でケンカしてんの?とか思いつつ。まぁどうでもいいっちゃぁどうでもいいんですが、Jobsのコメントが実に的を射ていることが気になったので取り上げます。曰く「Androidは断片化している」「統合されたものは断片化されたものを必ず打ち負かす」。実は私も常々思っています。同じことを。日本の携帯電話市場でも、結局同じことが過去に起こっているんですよね。メーカ主導でキャリアの用意した機能を使って自由に開発が進められたタイプのケータイサービスと、キャリア主導ですべてを統合したシステムとして開発されてきたタイプのケータイサービス、結局生き残ったのは後者です。多種多様なAPIを用意し好きなように作れ、と言われて作られたものは、やっぱり断片化するんです。それが受け入れられる市場も多いでしょうが、日本はダメです。日本ではうまく行きません。Androidをベースに、キャリアがしっかりとシステムを統合してあげないと、日本人の好むサービスは出てこないと思っています。その意味では、ドコモやauが、独自の配信システムを構築して統合化に向かっているのは、ある意味正しい方向だと思っています。あくまでAndroidはベースオブベースという位置づけで。
au、海外パケット定額サービス発表
他社より極端に遅れてのサービス発表に、さぞや他社よりもすばらしいサービスになるんだろうと思えば、こんなオチ。さすがau。発表が遅い上内容も劣化させるとは、他社にできないことを平然とやってのける面の皮の厚さに敬意さえ覚えます。なんつーか、au不振は、端末やサービスや技術のトレンドとは無関係に、KDDIと言う会社のこういった体質に根があるように思えます。病巣は思いのほか深い模様。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1010/22/news079.html
ま、そのほとんどの元凶である社長がやっとこさ変わるみたいですし。
今後のauに期待しましょう。
そう言えばこの社長がKDDIになってからずーっと居座ってたんだーって
この記事でなんだか、よーく分かったって感じです。
やっぱ経営者の存在ってデカイですよね。当たり前なんですけど。
まぁ。ダメな経営者に誰も引導を渡せないという意味では
会社全体としての問題ではあるんですけど。
ここ最近のスマートフォンに対する戦略だけじゃなくて
この10年に関してはほとんどミスだらけだったと思うんですがね。
むしろ、褒められる部分なんてなんにもない。
デザインケータイなんてほとんど当てなかったし、
3Gへの移行に関しては成功していたといっても
それはKDDI以前からの戦略であって、この社長の功績ではないし。
むしろご指摘の通り、せっかくのアドバンテージも食いつぶしだけ。
これほどの大企業で、これほど能力のない経営者が
10年も居座るってのは、相当罪深いこと。
中小企業じゃないんだから、もっとはやくに交代させれば
いまごろはどうなってたか。
ま、交代させる人材もいなかったんでしょうかね。
もしくは、社内営業力だけは長けていたんでしょうかね。