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2011/6/14 23:59 · ニュースコメント
Reliance Communications protests BSNL move to cut interconnection
またまたインドで謎の騒動。最大手の電話網事業者BSNLが、3番手か4番手の携帯電話事業者Reliance関連グループの携帯電話との相互接続を一方的に断ち切った模様。どうも、接続料金の話し合いがもめているようで、いくらかは既に支払われているものの、いくらかは裁判沙汰にまでなっているようで、この交渉期限が切れたことを理由にBSNLが一方的に相互接続を切った、と言うのがあらすじ。いや、接続料金でもめるのは分かるけど、いきなり切ったらだめでしょ。そこは暫定協定を、BSNL側から持ち掛けないと。一応最大手として公共インフラを維持しているわけなんだから。生活に影響のある一方的なサービス停止は、たとえもめている相手でも話し合いながら避けなきゃ、と日本に住んでいる私は思っちゃうんですけど。まぁ相変わらずインドはお役所も事業者もかなりむちゃくちゃをやる国なんだなぁ、ということで、インド進出をお考えの皆様は十分ご注意を。
探査機はやぶさがギネスに認定
あんまり関係ないんだけど、「はやぶさ」の日本への最大の貢献は、やっぱり「日本には総合的な技術力があるんだぞ」という広告塔として、だと思うんですよね。宇宙開発って特定分野で突出していてもダメ、あらゆる技術分野の技術力が総合的に高くないと進められないというもの。確かに、デジタルデバイスやソフトウェアに関しては、日本の技術は既に韓国や台湾・中国に遠く置いていかれてしまっていますが、一方、電気回路、機械工作、制御工学といった基礎的な技術は日本がまだ世界トップクラス。それを世界に発信する広告塔が「日本の宇宙開発」だと思うんですよ。決して短期的・中期的な利益を求めるのが目的じゃなくて。もちろんそれに付随して、そういった基礎技術を「継承していく」と言う意味で、宇宙開発を途絶えさせてはならないとも思うわけで。それは基礎技術どれに対してもいえることで、「一旦やめます」と言った技術は、後でどんなにカネを注ぎ込んでもまず元通りには復活しない。かなり後退したところからの再出発になっちゃう。ドキュメントに残せないノウハウは技術者と一緒に散逸しちゃう。財政も大変だけど、お金は出て行っても別の記番号のお札で代替できる。けど技術は代替できない。ってことも考えに入れて欲しいところ。あぁ死ぬほど関係ないや、これ。
無線電波で電池レス通信、ルネサスが近距離無線技術を開発
2年ほど前、ノキアが環境電波から電力を取り出して動く携帯電話を開発しているというニュースが出たとき、いくらなんでもジョークニュースだろうとコメントしましたが、結局は、そこから大きく修正され、ノキアデバイス部門を受け継いだルネサスは、マイクロワット級電力で動く超近距離無線システム、というところに落ち着かせたみたいですね。当初はミリワット級の電力の取り出しが可能と言っていた環境電波に関しても、「マイクロワット級なら取り出し可能」と当時の私の試算と同程度のところまで下方修正。まぁそりゃそうだ。ただ一方、これだけの超低電力で駆動できる無線周波数回路を開発したということは、素直にすごいことだと思います(もちろん商業ベースで、という条件付きですけど)。無線LANやBTのフリができるみたいですが、たぶんアドレスやプロファイルやデータ長は固定とかでしょうね。ジェネリックなプロトコルを動かしたらマイクロワットなんぞじゃ足りないと思う。けど、電池を気にせず持ち歩く用途の応用がいろいろ出てきそうでおもしろそうです。
ソフトバンク、FON使わせません
FON云々はどうでもいいんだけど、アクセス網に1.5GのHSPAを使っているってことが驚き。というか、iPhoneや一部のAndroidなどのグローバル調達分が1.5G帯などのマイナーバンドに対応していない(させられない)ので、1.5G帯を最大活用するための苦肉の策なんでしょうね。ドコモやauなら端末の方をきっちり改造して帯域を最大活用することを考えるわけですが、さすが「技術を持たないソフトバンク」、システム的に端末は対応しているはずのライセンスバンドをわざわざアンライセンスバンドに変換なんて、ライセンスバンド運用の責任を持つ事業者では思いもつかない解決案、ある意味そのぶっ飛んだ発想は褒めるしかありません。
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