光コラボレーションモデル、いわゆる光サービス卸が始まって、特に、大手携帯3キャリアについていろんな記事があふれています。
簡単に言うと、スマホと光回線をセットで使ったときどこが一番安いのか。
って記事が大量に。しかも、記事によって、ドコモがお得、auが安い、ソフバンが最安、などなど、結論が違うんです。もちろん、それぞれのキャリアがもっとも安くなる条件を無理やり作って記事を書くからそうなるんですけどね。
そんな不毛な「提灯記事合戦」に終止符を打ちます!
・・・ってことでまとめましたるがこちらです。
条件は、
・光回線+プロバイダ+スマホ人数分
・一戸建て
・期限付きキャンペーンを除くすべての割引を適用
・データ量の共有サービスはフル適用
・音声定額は考えない(ただし音声定額プランが必須の場合はその限りでない)
です。
これで、家族一人当たりのスマホ利用データ量と家族の人数ごとに、ブロードバンドとスマホ基本料+パケット定額料+その他必須料金を合算したものがもっとも安いキャリアをまとめています。
D、A、Sと単体で書いてあるのは、それぞれドコモ、au、ソフバンが一番安いパターン。ただし、一人当たりの料金の差が200円未満の僅差の場合はD(a)のように書いてあります。D(a)はドコモが最安だけどauも僅差、D(as)なら、ドコモが最安だけど三社とも僅差、という結果です。
見てのとおり、一人当たり3~4GBで家族が3~5人というボリュームゾーンは三社がひしめいていて、このあたりだと実はどこを使っても似たような料金になります。実際、比較記事ではこのあたりでぎりぎり調整して特定のキャリアが安いかのように書かれていることが多いです。
ただ、そのあたりを大きく外すと、とたんにキャリアごとの偏りが見えてきます。まず、一人当たり13GB以下だとほぼauの独壇場。ただし、一人当たりが2GB以下で家族が多い場合はドコモ・ソフバンが分け合っています。また、13GBを超えるとほぼソフバンの独壇場。単身の場合に限ってドコモが安いようです。
そんなわけで、たいていの人はどれを選んでも同じだと思うんですが、ちょっと上ブレる可能性を考えるとやっぱりauが一番お得になるんですよね。シェア前提で主回線だけ割り引きだったりデータ量の多寡で割引額が変わったりするのに比べて四の五の言わず全回線一律1410円割引、ってところから受けるイメージとほとんどずれてない感じです。ただ、一人当たりの利用が極端に少なくて上ブレてもたいしたことがなく、家族が多いなら、シェアが充実してる(シェア相手にデータ定額が必要ない)ドコモ・ソフバンが有利になってきます。
最後に、参考までに、ですが、実際の料金算出結果(円・月額・税抜)を載せておきます。
今回の計算における各パターンで一番安い料金ですが、一応注意として、いろんなオプションとかの条件でこの料金は変わってきます。ぴったりこれと同額になる人は少ないはずです。なので、あくまで参考です。ただ、同じオプションを使えば大体同じ料金なので、比較という意味では外していないはずです。
どーでもいいけど、下のほう見ると平気で10万とか超えてるんですね。月に通信費10万・・・な、なんだそれ。