1.5μm帯レーザー光による光衛星通信に成功、誤り訂正も正常に機能
超狭ビーム通信は次の時代の衛星通信の核になる技術だと思っているので、レーザーによる150mのスポットまで実現したこの技術の意義は大きいと思います。衛星の一番の弱点はビームがブロード過ぎるのでどうしても周波数利用効率を上げられないこと。一方、トランスポンダ自体はどんどん高性能・小型化しているので、むしろ性能を活かし切れていないという状況になりつつあるわけで。それを打開するのが、とにかく狭いビーム。ビームを細く絞るってことは、地上の基地局のセルを分割していくのと同じです。セルを細かく分割することで限られた周波数で広い地域を覆いながら十分な容量を確保するのがセルラーシステムの基本的な発想ですから、衛星通信でこれができるようになるとすると、ご利益は大きいわけで。もしこの技術がもっと進展していくと、遠い将来には地上の基地局なんてひとつも要らなくなるかもよ(またSFみたいなことを・・・)。
超狭ビーム通信は次の時代の衛星通信の核になる技術だと思っているので、レーザーによる150mのスポットまで実現したこの技術の意義は大きいと思います。衛星の一番の弱点はビームがブロード過ぎるのでどうしても周波数利用効率を上げられないこと。一方、トランスポンダ自体はどんどん高性能・小型化しているので、むしろ性能を活かし切れていないという状況になりつつあるわけで。それを打開するのが、とにかく狭いビーム。ビームを細く絞るってことは、地上の基地局のセルを分割していくのと同じです。セルを細かく分割することで限られた周波数で広い地域を覆いながら十分な容量を確保するのがセルラーシステムの基本的な発想ですから、衛星通信でこれができるようになるとすると、ご利益は大きいわけで。もしこの技術がもっと進展していくと、遠い将来には地上の基地局なんてひとつも要らなくなるかもよ(またSFみたいなことを・・・)。
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