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HLR/HSSを開放すると格安SIMではなくなる?
HLR/HSSのアンバンドルにかかる費用が「少なくとも億単位」とありますが、私の感覚だと、百億の単位です。関係するノードやネットワーク機能が余りに多いので。その全てに対し、特定のHLR/HSSへの対応のための検証試験を実施するだけでこのくらいの費用になると思います。ざっくりと、そういうノードや機能が大体百種類くらいあって(多くはリスクヘッジのためにマルチベンダ化されてるので、こんなもんじゃすまないかも)、それぞれに大体千~1万ほどのテストケースがあるでしょうから(これも少なめの見積もり)、これで百万~千万テストケース。1テストケースの実施と評価に一時間かかると仮定すると、工数で1千万H。1H単価を千円としても100億円です。実際はこの数倍。これを誰が負担するのか?もちろんMVNOは「そっちの都合なんだからうちは一円も出さないよ」と言うに決まってますから、そりゃ、MNOはアンバンドルなんてしたくありません。じゃあってんで、これを純粋な「MVNO対応コスト」として接続料に上乗せしてしまえば今みたいに格安でネットワークを貸し出すこともできなくなります(アンバンドルを利用しないMVNOも)。わざわざ、MNOの心臓部とも言える機能のアンバンドルを求めて事業破綻に向かう必要は無いと思うんですけどねえ、MVNOの皆さん。

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Wonderlink、AndroidデジカメLUMIX CM専用プランLシリーズ新設――月額1480円から
上り無制限。この価値、分かるかなあ(何この上から目線)。最近、特に小さめサイズの動画投稿みたいなのが流行ってるじゃないですか。ちょっと前までは140文字のtwitterがリアルタイムなユーザ発信の主戦場でしたが、いまや、動画のリアルタイム発信の時代です。というかね、もともと、3GとかLTEで上下非対称、つまり「下りが速くて上りは遅い」って技術になってるのは、「一般的にインターネットからのダウンロードのほうが多く、速度も要求されるから」ってタテマエになってますけどね、クラウドとか分散コンピューティングとかって考え方は昔からあるしそういうのが主流になっていくって予測もあったんです。ただ単にね、下りを速くするほうが楽だから、ってだけなんです。上りはね、端末実装の難しさとかがあるから。要するに端末屋が楽したいからってのがあって、特に3GPPでは端末屋の声がめちゃくちゃでかい。端末屋がこうだと言ったら誰も逆らえない。そこまでじゃないけど、Q社様の意向に逆らってまで難度の高い技術を標準化しようってほど骨のある会社はいないわけです。という消極的な理由で実は上りが遅いわけですが(もちろん、実装上、あるいは消費電力上仕方のない問題なんですけど)、やっぱり今後は上りの速度と容量が勝負になっていくはずです。そんな中で、この「上り容量無制限」ってのは、かなり重要なキーポイントになるサービスだと思うんですね。無線がボトルネックになるから接続点での容量も圧迫されにくいし、他のMVNOもやろうと思えばできそうだなあ。

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ソフトバンク、先陣を切り“低価格”プランを発表–ドコモとKDDIの追随は
総額5000円。もう笑うしかない、タスクフォース対策プラン。まあそれでも、5000円以下でキャリアブランドのスマホが使えるなら悪くないのかもしれないんですが、「1GB2900円です」って言われるとどうしても割高感が漂います。MVNOなら3GBで1000円以下ですし、キャリアでさえ、1GB追加が1000円ですからね。仮に容量追加1GB1000円ってのをベースに話をすると「じゃあ残りの1900円はどこから来たお値段なの?」ってことになるわけで。ソフトバンクに限らず、どのキャリアも、ユーザから平均いくら取りたいかってのをまず決めてからプランを設計してるから、こんなちぐはぐなことになっちゃうんですよね。7GBが5700円ってのが最初にあって、そこから容量追加は1GB1000円でちょっと割高ですよ、この流れは至極自然なんですが、その後、段階容量タイプのプランを追加するときに、最低容量を2GBにして・・・でも総額で6000円は取りたいから、話し放題2700円+2GBが3500円ってことにしよう、・・・ここでズレてます(苦笑)。1GB単価が1000円だとすると2GBで2000円、残り1500円は何?って話です。7GBが5700円なら、単価ベースで言えば7000円だけどまとめて購入だから安いんだな、って納得できるんですけどね。データを使うことに対する基本料、つまりプロバイダ料相当、ってんなら、例の300円がそれに当たるわけですし。タスクフォースではこの辺にも切り込んで欲しかったかも(笑)。

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2016/1/5 13:29 · ニュースコメント · 1 comment

【やじうまWatch】ホント?iPhoneのキャッシュをクリアして高速化できる隠しコマンドが話題に
最近、やたらと「バグ」に対して世の中が厳しくなってきたので、これはほほえましいニュースですね。本来ならバグとして叩かれまくるべきネタを、「裏技」にしちゃう。昔のファミコン時代のゲームとかは、それこそバグ山盛りだったのに、全部「裏技」ってことで紹介されることである意味で市民権を得ていたわけですが、最近はとにかくバグってだけで許容されない空気。そりゃ、開発側ものびのび開発できないし、多少快適さを損なっても安全な実装しよう、なんて思っちゃいます。ちなみにこのネタ、たぶんタブ切り替え処理にバグがあって、開いているタブなのにタップすると裏でタブ再描画プロセスとかが動いちゃって、連打されることでプロセスが蓄積してメモリを圧迫、バックグラウンドジョブがいくつか死んじゃうとか、そんなバグだと思います。そりゃ軽くなるだろうけど、いくつかの機能はジョブの再起動が終わるまで使えなくなるわけですから、機能を犠牲にした軽さってことになるでしょうね。どのジョブが殺されちゃうかは私も分からないのでテキトーなことはいえませんけど、メールとかLINEとか電話とかのジョブが死んだりしたらしばらくメッセージが着信できなくなったりするかもしれないので気をつけてねー。

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2016/1/5 13:29 · ニュースコメント · 1 comment

姫路ケーブルテレビの地域BWAシステム無線局に免許付与
なるほど、なんとなく見えてきた。いや、地域BWAについては、あまりに活用されていないのでそもそも制度の見直しをしようと言う話が裏で進んでいるらしく、地域BWAの跡地(苦笑)を誰が使うか、言ってしまえば、ソフトバンクが使うかUQが使うか、ってところで水面下の綱引きが始まっているって言う状況で、こんな時期に新規開設ってなんだかなー、と思ったんですが、ふたを開けてみると確定した開設予定は1局だけ。つまり、あえて「AXGP」方式として開設することで、「全国的にAXGP方式の開設が進んでいる、AXGP方式のソフトバンクに割り当てるのが妥当だ」という議論に持っていこうとしているんですね。たぶんこれから雨後のたけのこのように「1局だけのAXGPサービス」が全国で始まると思います(笑)。こういう搦め手はさすがソフトバンクと言えますね。真面目に利用効率がどうとかで議論してるUQはこれじゃあ勝てませんよ(笑)。その一方でソフトバンクに割り当てられた周波数が多すぎって議論も別にあるので、例の1.5G/1.7G停波は、もしかすると、この帯域あげる代わりに召し上げ、って可能性も無きにしも非ず・・・まあこの辺のお話は本当に水面下の話で、業界にもほとんど話が漏れてこないので、全部妄想ですけどね(笑)。

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【やじうまWatch】最大なんと10m、非接触でスマホへのワイヤレス給電を実現するアダプターが注目を集める
えー、これホント? 例えば5V1Aと単純に考えると、5Wですよ。10m離れたところで5Wを受信できるとすると、送信電力は100Wとかになりかねない。もちろん、説明によれば磁界のカップリングを使うってことになってますが、それでも磁界が距離によって減衰しないってことはありえなくて、きっちり逆二乗則に従って減衰しますから、やっぱり送信機近傍は相当強力な磁界が反転し続けてるし、磁界センシティブなもの(単純に言えば鉄とか)をおくと、すごい勢いで発熱しますよ。IHコンロを部屋に向けて置いてるようなもんですもん。二個置くことでなにか特定の場所以外でカップリングしてほかはうまく打ち消すような仕組みを考えてるみたいでしょうけど、電磁界ってのはそんな簡単なもんじゃないよー。部屋のどっかに電気スタンド一個置いただけで磁場線ぐにゃぐにゃにゆがむよー。引用されてる論文みても4mで10%以下の伝送とか書いてるから、ほんと、デバイス近傍だと100Wとかの強烈な電磁場変動を受ける気がするんだけど。しーらない。

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5G向け変調方式をめぐる研究開発が活発化
5Gのエアインターフェースはまさにビューティーコンテストの様相ですね。そもそも、OFDMでほぼアイデアは出尽くしていて後は何をどう組み合わせるかの問題なんですよね。大体次のステップとしては、ODFMをベースにしつつも、その帯域外発射を小さくして「いかに異なるOFDMを混在させるか」という方向に向いているようです。この記事自体はちょっと翻訳ミスがあるっぽくて「帯域外伝送」とかって書いちゃってますが、帯域外で伝送しちゃダメ!(笑)フィルター技術がいろいろとこなれてきて、特に、処理パワーに依存したデジタルフィルターとでも言うようなものが出てきていて、そういったフィルターを適用することで帯域内でもシャープにサブキャリア端を切り落とせるようになり、そうした端をシャープに切り落としたチャネルを合成して一つの搬送波にしてしまえ、というのが基本的な発想です。実のところ、どれを採用しても技術的には大して変わらん(実装難度のしわ寄せがどの要素にかかるかってのは変わるけど)、ってのが私の感覚で、後は、「誰に特許料が入るのか」ってところしか争うポイントは無いんじゃないかなー、なんて思ってます(笑)。どーせQualcommだよ(オイ)。

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論点は3つに絞られた、総務省携帯料金タスクフォース第4回
やっぱり論点はそこですよねえ。MNPすると収入になるとか、明らかにおかしなマーケットですよ、日本の携帯電話。同じキャリアを使い続けている人のほうが得をする、という仕組みが整って初めて、キャリアは競争に無駄な資金を投じなくなり、結果としてライトユーザの値下げにつながるわけで。「他社が突然キャッシュバックの大攻勢をかけてくるかもしれないからそれに対抗するために営業費用に余裕がないといけないんだよね」とは某キャリア関係者の談。これが100億1000億の単位だっていうから、そりゃ利用料が安くなるはずがありません。何回線ももってMNPを定期的にやってお小遣いを稼いでいる人さえいるわけで、まずはその筋を完全に遮断しないといけないと思うのです。むしろここには行政が相当な強権を発動してもいいと思うんですけどね。例えば景品表示法の解釈として、総付け景品の上限は20%までじゃないですか。で、「MNPで端末を購入」のときに20%、これを、端末10万円だから2万円までキャッシュバックオーケー、みたいに解釈してるんだと思うんですけど、MNPでも機種変更でも「端末10万円」は同じだと考えると機種変更にも同じ景品をつけなきゃ不正競争です、と指摘する。MNPに限定するのなら、MNPで得る利益だけ、簡単に言えば、MNPした当月の基本料だけ(来月はまた他のキャリアにMNPしちゃうかもしれないですからね)を景品にかかる役務と解釈しなきゃなりませんから、これがせいぜい1万円としても、キャッシュバックは2千円が上限になるんですよ。こういう形で規制を入れることは十分可能だと思うんですよね。無駄なMNPキャッシュバック競争のために高い料金を払っている側の身としては、ぜひここにメスを入れて欲しいところです。

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