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2011/3/4 10:00 · ひとりごと

さて改めて、今のモバイル環境についての感想などなどをまとめてみます。

まずはPC。KOJINSHA PM1から、viliv N5に買い換えましたが、とても具合が良いです。PM1は、なぜかスリープからの復帰が不安定で、何かしらのデバイスが死んでたりして、それが無線LANだったりすることが多くて困っていたのですが、さすがにviliv N5ではそういうことは起こらなくなったため、起動や中断がとてもスムーズになりました。

バッテリーも結構持つし、特にスリープのままにしておける時間がとてつもなく長いので、毎日持ち歩くものとして全く困ることがありません。駅で電車を待つ時間にちょっと取り出して使うことさえ出来るくらい、機動力が高いPCです。

処理能力も十分で、少なくともPM1に比べると雲泥。何がそんなに違うのか分からないのですが、多分SSDの読み書きが高速になったとかだけだと思いますが、それだけで全然違います。Windows7も快適に動くし。SSDが128GBもあるのでモバイル用途としては容量にも困らないし。本当に良い買い物をしたとつくづく思うほどです。

唯一難点があるとすると、バッテリー残量の刻み幅。5%刻みでしか取得できないらしく、100%から一気に95%に下がり、最後は10%から5%に落ちて落ちた瞬間にスリープしちゃう。なので、実質残量表示が10%になった後はつかえないです。たとえばデータカードをつないで電力を供給し始めるとそのために電圧が落ちて残量が10%から5%に落ちてサヨウナラ、と言うこともしばしば。15%になったくらいからきりを付け始め、10%になったらそれ以上は作業は進めない、と言うくらいの方針で使う必要があります。ファイルのアップロード中にブチッと落ちられたらマジ困る。っていうか困った。

さてPCはこんなもんで、問題の通信デバイス。今メインの通信端末は、auのDATA01です。エリアと速度の両方を兼ね備えてドコモのデータカードとほぼ同じ上限額ですから、そりゃこっちを選びますよ。エリアはドコモに比べるとやや弱いものの実質No.1クラスのCDMA2000網、速度は各種比較記事でもドコモLTEを押さえてダントツNo.1のUQ WiMAX網、この二つが自動切換えで使えるんだから、ねぇ。

ただ、実はもう一つ伏兵がいまして、それが、ドコモのパケホーダイ。いや、パケホーダイでフルスピードで通信すると当然1万円くらいになっちゃうわけですが、128k限定通信を使うと、上限が6000円弱になるんですよ。これは、iモードパケット料も含めて、なので、iモードで上限まで使っているなら、実質、1500円のプラスで通信が定額なんです。あとmopera代が150円プラスですが、それだけなんで、実はDATA01丸ごと使っちゃうよりも値段的には圧倒的にお得。128kと言っても、上限が7.2Mbpsとか言う中での128kですから、いってみれば有線ISDNの128kと同じくらい安定快適なんですよ。さすがに動画だなんだには厳しいですが、WEBで調べ物をしたりするくらいの用途なら十分だったりします。

さて話をDATA01に戻します。何回かレビューっぽい記事を書きましたが、やっぱり一番気になるポイントがありまして。それは、「起動が異常に遅い」こと。PCが悪いのかと思っていましたが、PCが変わっても同じなので、これは根本的な問題っぽいですね。専用接続アプリを使うんですが、DATA01をUSBポートにセットすると、数秒後にアプリが反応して「初期化中」と言う画面になるんですが、これが延々と続く。ちゃんと測ってないですが、30秒以上は絶対にかかってる。しかもディスクランプつきっぱなし。これ完全に不具合のレベルなんですが、全く改善する気配も無いですね。いや一旦はこれでOK出しても、いくらなんてもないよねーなんつって改善するものと思ってたんですが。さすがに酷いです、この待ち時間は。日立以外から違うユーティリティで出たら即乗換検討。っていうか、EtherとPPPのスタックくらいドライバに積み込んでWindowsには一つのPPPアダプタしか見えないようにしてよ、と思うのですが。どんんだけ手抜きなんだよ。

おおむね文句は書き終えまして、ここからは実際の使用について。まず、ほぼどこに行ってもWiMAXでつながります。しかし一方、地下鉄駅構内はほぼCDMAになります。WiMAXの地下展開はほとんど進んでないみたい。例の共同設備仲良しグループにまだ入れてもらってないのでしょうね。とはいえ、CDMAでも全くストレス無く使えるので、最近はWiMAXかどうかなんてことさえほとんど気にしなくなっています。

速度については、WiMAXでつながっていれば大体5Mbpsは堅いところで、10Mbpsを超えることも稀にあります。ただし上り速度はどうやっても1Mbps前後が限界。自宅のADSLも上り1Mbpsなので同じくらいの使い心地っちゃぁそのとおりなんですが、やっぱりちょっと心細いですね、この上り速度では。特に具体的に困ったことなどは起こってないのですが、「上りが遅いんだー」と言う心理的なな足かせが常についている感じ。

CDMAだと、速度は1Mbpsくらいにまで落ちます。と言っても1Mbpsなので、まず普通の用途で困ることは無いです。また、CDMAを使わざるを得ないような場所、つまりWiMAXの届かないような郊外と言うことになると、CDMAの利用者が少ないために、2Mbpsとかがさくっと出たりもするので、案外悪くないんですよ。要するに「どこに行ってもそこそこ快適」と言うのが実現できちゃう。ここ最近で一番のヒット作です、私的に。

こんな感じで、ひところに比べれば飛躍的に快適度がアップしています。昔はスマートフォンの狭い画面でコピペさえも不自由な操作性で便利なフリーソフトたちも無くカスタマイズも出来ないしWEBのプラグインも半端な対応で通信速度もせいぜい数百kbpsで、と言う環境だったことを考えると、最新のフル機能OSと固定ブロードバンド並みの通信速度を合わせて400グラム以内で持ち歩けるというのは、すごいことです。「こんなときはどう?」的な質問などありましたらお気軽にお寄せください。出来る範囲でレビューしまくっちゃいます。でわ~。

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2011/3/4 10:00 · ひとりごと · (No comments)
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