さて相変わらずニヤニヤしてるわけですが、続けてレビュー的な。
通信回りは前回で大体かけたと思うので、端末の機能的な部分。まず、意外と期待していた、DLNAのDTCP-IP対応。自宅のBDレコーダのコンテンツが再生できるかってところなんですが。
えーと、ダメでした。正確には、録画コンテンツによってはまれに再生できる、くらい。具体的にいうと、うちのBDレコーダはSONYのBDZ-AT970Tなんですが、これで「DRモード」(放送波直接録画モード)で録画したものしか見られません。それ以外の圧縮をかけたのはダメ。
で、その肝心のDRモードコンテンツも、無線の帯域が足りずにダメ。レコーダと無線LAN APは有線で直結で、無線部分はAP~ARROWS Zの間しかないんですけど、10秒ほどバッファで再生できた後はほとんど見られたものじゃない感じになります。一応、宅内無線LANは802.11b/g/n系統と802.11a/g/n系統に分けてあって、実質b/g/n系統を使うのはスマホだけっていう状況にまで追い込んでいるんですけど(PC関連はすべて5GHz化済み)、それでも、ご近所からの干渉が強すぎてb/g/n系統は5~10Mbpsでればいい方っていう状況になっていて、HD動画を無圧縮で受信するのはさすがに無理な感じです。どうにかならないかなぁ。
GPSの感度云々っていう話があるみたいですが、えーと、ひどい。これはひどい。EVOだと自宅の中でコタツに座っていても余裕で測位できるんですけど、ARROWS Zは全くダメ。窓ガラスにぴったり貼り付けて何とか受信するけど、測位位置がぴょんぴょんジャンプする感じ。つまり、しょっちゅう必要な衛星をロスト→捕捉→ロストっていうかんじで繰り返しているようです。これは純粋に受信感度の問題という気がします。ソフト起因で「衛星をロストしちゃう」っていう不具合は作りこめない気がするので(絶対になくはないと思うけどさすがに出荷前にみつけるでしょ)、たぶんハード(というかデバイス/アンテナ配置)の問題。アップデートでも治らないでしょうね。これにつきあうしかないって感じ。
一方、ワンセグは、フィーチャーフォンレベルにまで出来上がっています。スマホだからどうだろうなぁとあまり期待していなかったんですが、なかなかどうして。ただ、データ放送のリンク先が画面内のボタンで上下で選択を移動させるだけでタッチで選べないのはどうしようもないのか(笑)。でもデータ放送部分もHTMLのサブセットみたいなやつなはずだから、理屈上はタッチ対応できるはずなんですけどね。他のワンセグスマホはどうなんでしょう。
ってことで今回は放送関係の機能でした(そんなテーマだったの!?)。