Wonderlink、AndroidデジカメLUMIX CM専用プランLシリーズ新設――月額1480円から
上り無制限。この価値、分かるかなあ(何この上から目線)。最近、特に小さめサイズの動画投稿みたいなのが流行ってるじゃないですか。ちょっと前までは140文字のtwitterがリアルタイムなユーザ発信の主戦場でしたが、いまや、動画のリアルタイム発信の時代です。というかね、もともと、3GとかLTEで上下非対称、つまり「下りが速くて上りは遅い」って技術になってるのは、「一般的にインターネットからのダウンロードのほうが多く、速度も要求されるから」ってタテマエになってますけどね、クラウドとか分散コンピューティングとかって考え方は昔からあるしそういうのが主流になっていくって予測もあったんです。ただ単にね、下りを速くするほうが楽だから、ってだけなんです。上りはね、端末実装の難しさとかがあるから。要するに端末屋が楽したいからってのがあって、特に3GPPでは端末屋の声がめちゃくちゃでかい。端末屋がこうだと言ったら誰も逆らえない。そこまでじゃないけど、Q社様の意向に逆らってまで難度の高い技術を標準化しようってほど骨のある会社はいないわけです。という消極的な理由で実は上りが遅いわけですが(もちろん、実装上、あるいは消費電力上仕方のない問題なんですけど)、やっぱり今後は上りの速度と容量が勝負になっていくはずです。そんな中で、この「上り容量無制限」ってのは、かなり重要なキーポイントになるサービスだと思うんですね。無線がボトルネックになるから接続点での容量も圧迫されにくいし、他のMVNOもやろうと思えばできそうだなあ。
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