ケータイニュース.netのほうで、mpwさんのデータの集計グラフを表示しているのですが、まずは今日時点のスナップショットを。
一番上の点線が各日に記録された最大速度、そして太い線が平均速度、一番下の点線(ほとんど見えません)が最低速度、と言う表示にしています。
これが、前とほとんど傾向は変わってないですね。一つ意外だったのが、「最大速度」は常にKDDIが圧倒的に飛びぬけているってこと。1波で7.2Mbpsを出せるHSDPAより3波で9MbpsというMC-EVDOの方が最大速度はやっぱり速い、とはいえ、測定データ上はその本来の比率以上の差があります。実はやっぱりマルチキャリアシステムのほうがピークレートは出やすいってことなのかなぁ。
で、12万局だ圧倒的なネットワーク容量だと嘯くソフトバンクは、やはり最下位の座から全く抜け出せていません。むしろ最下位安定。最大速度も最下位、平均速度も最下位。ドコモと同じシステムでドコモより圧倒的に多い基地局数だと自慢するのですから、最大速度は2位安定、平均速度は1位安定でもおかしくないはずなんですよね。もし「12万局の投資」が本当に意味のある投資であったなら。このことからも、12万局の投資達成も、所詮は単なる数合わせに過ぎなかったことがよく分かります。
今後も時々こうやって取り上げてみたいと思います。何しろ今後は業界最高水準の2年1兆円投資、さぞかしすさまじい結果を見せてくれるはずですから、ソフトバンクさんが(笑)。
あ、ちなみに、ケータイニュース.netのページでグラフをクリックすると、3ヶ月、1年の傾向も見られますよ。現時点ではあまり意味が無いので告知していませんでしたけど。
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