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クラウド事業者などから導入がはじまったSDN、携帯キャリアの採用時期は
キャリアで採用と言っても、どちらかというと上位サービス向けでしょうね。つまり、キャリアネットワークへの採用ではなくて、キャリアが自身で提供するOTTサービス向けのネットワークとして。OTTサービスはトレンドの変遷が激しいためサーバ装置の入れ替えが頻繁になり、旧サービスから新サービスへのマイグレーションの時には必ずパス切り替えが問題になりますが、そうした部分を簡便に、かつ、いっせいに切り替えできるのがSDNの利点。一方、キャリアネットワーク、たとえばLTEのEPC網やRAN網にSDNを使えるかというと、これは当面無理です。何しろ、扱うデータ量が圧倒的に多く、遅延やロスに対する要求も極めて厳しい。テラbps単位の帯域に加えてエンド-エンドのパケット送達でミリ秒単位の高度な要求仕様を持つキャリアネットワークに対して、まだまだSDNはプアパワーであるといわざるを得ません。ソフトウェアで定義しているという面で、バグフリーということはありえないわけで、品質に不安もあるでしょう。大規模になればレアなバグを引く可能性は高まる一方、バグの影響は広域化してしまうわけです。昨今の通信事業者の障害に対する総務省の姿勢は厳しくなっており、この春に障害に対する事業者の報告義務や行政指導などの基準が一気に厳しくなることも鑑みるに、到底SDNを採用するリスクは冒せないはずです。というのが私の考え。
光回線サービス「SoftBank 光」とセット割引「スマート値引き」の提供開始について(PDF注意)
ソフトバンクも発表したけど・・・ショボいなあ。光回線そのものは同じ値段、割引額は、正直びみょー。結局、大容量の定額パックを使わないとまともに割り引かれないってのはドコモと同じだし、従来のフラット型定額だとたった500円の割引ですって。ドコモもそうですけど、auの「定額オプションにかかわらず1500円割引」に比べると酷く見劣りします。それに加えて、光回線も実は割高。光回線自体は同じ値段なんだけど、約2000円のオプションが「契約必須」なんですよね。一戸建て5200円なんですけど、実際は基本料7000円超ってことです。そこから1500円引きますよーって言われても、ねえ。割引額の口上だけ派手にするのが目的なのがミエミエ。ってことは、もちろん、悪徳代理店の出番ですね。悪徳代理店の主戦場はやっぱりソフトバンク光かぁ。皆さんソフトバンクには気をつけてね、マジで。あと発表資料も酷くて、客が払う側(基本料とオプション)は税抜き表示で安く見せて、割引額は「税込み」で表示してるんだよね(資料の一番最後にちっちゃく注意書き)。何だこの会社。

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2015/1/29 23:59 · ニュースコメント · 1 comment

固定と携帯のセット割ドコモ光パック発表、10GB/1万3500円~
発表されましたけど・・・発表資料見てて頭が痛くなった。わざとやってんの?ってくらい複雑。いや、わざとやってんでしょうけど。全体としてのARPUが落ちないようにデータパックにバンドルする形にしたわけで、ビジネスとしてのそのアイデアは一応買いますけど、それにしても、このややこしさは、ねえ。光回線自体をケータイ回線側のデータ定額パックにひもづけているので、ケータイ回線側の契約周りの見直しもしにくいし。いや、そうさせないためにこんな形にしてるってのは痛いほど分かるんだけど。案外、「単独型」もISP込みでauひかりと同じ水準、悪くない料金なので、素直に単独型+ドコモ回線で各々割引って形にすればよかったのに。このパック型は、ケータイがドコモに縛られるだけじゃなくてケータイの使い方(契約内容)までが縛られちゃうのが痛すぎる。当初から期待を呼んだだけにちょっとしょんぼりな内容。
ファミリー割引等の改定
そしてその裏でこっそり発表された大改悪。繰越アウト分を家族間で共有できるサービスが終了。選べるとかじゃなくて、全ユーザ強制適用みたいですね。最悪。なんだこれ。いままで、突発的な通話料変動を全部家族間共有で吸収してきたのに、それができなくなるみたいです。繰越上限は、SSで3000円まで。一回の上ブレで軽く吹き飛びます。今までは7回線の共有パワーで乗り切っていたので、もう、私にとっては純粋な改悪です。あーもう、なんだこれ。他社も同じだとは分かってるんだけどさ、嫌がらせでMNPしようかな。

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2015/1/29 23:59 · ニュースコメント · 1 comment

2015年、MVNOに期待すること
いやー、それこそ間違いだらけ、と言いたくなりますけど。そもそもMVNOってサービスレベルの定義をしないから安いんですよね。それを言ったら公衆で無線で提供するサービスなんて全部サービスレベルを定義なんてできないんでしょうけど。MVNOはさらに全国一箇所~数箇所程度の接続点にすべてのトラフィックを集中させることで「一掴みいくら」の勘定でMNOから帯域を借りているので、その前提を崩す「ユーザごとのサービスレベル保証」なんてことをやり始めちゃったらとたんにビジネスが破綻するでしょうね。MNOでさえ、基地局(セル)あたり一掴みいくらでしか品質管理ができないわけですから、MVNOが提供できるものはそれを超えることは絶対にありえないんです。もちろん、将来的に帯域保証型サービスをMNOが提供するようになればMVNOもその回線の再販をすることで同じことはできるんでしょうけど、結局、ここでいう「MVNOの良さ」=「安さ」は消えちゃいます。IP電話の検証&品質保証なんてさらに雲の上の次元ですよ。そんなレベルの品質保証が欲しいならおとなしくMNOのVoLTEでも使ってろってことです。MVNOを使ったりOTTのIP電話を使ったりするなら、当然集線リスクはユーザ側が負わなきゃならない、そこはきっちりとコスト&リスクを利用者側が判断していくべきなんです。そういう意味で、「このポイントで集線してますよ」とか「この区間の遅延やスループットは保証できませんよ」なんていう部分を開示するという意味でのサービスレベルの提示は必要なのかもしれません。MNOに対する劣位をさらすだけのそういった情報の開示をMVNOがわざわざするとはおもえませんけど。

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2015/1/22 23:59 · ニュースコメント · 2 comments

ソフトバンク、多彩なジャンルの割引・優待を提供するとく放題提供開始
ベネフィットステーションの拡張版って時点でたかが知れちゃってる(苦笑)。いやうちの家族の一人の会社の福利厚生がこれなんだけど、どの特典見ても、ちょこっとネットで検索すれば同程度以上の優待が見つかっちゃうんですよね。まあ、会社の福利厚生なんて、大体どこでもそうですけどね。一般市場で見つかるレベルの最良値をまとめました、って感じ。それで、コンビニ商品引き換えがあるにしても590円は高いなあ。だったらそういうのも全部含んでアプリ使い放題も付いて390円のスマパスのほうがぜんぜんいいや。でも最近加入者増えて、コンビニ商品引き換えの競争率高いんだよなあ。来店効果出るんだから全員プレゼントにしてほしい。
ハートのかたちのPHS、ワイモバイルがHeart 401AB
使いやすいかはともかく、こういうとがった方向性、いいですね。変形させると操作ロックっていうアイデアも、いろんな変形型端末に応用できそうでいい感じ。これをプロトタイプに、いろんな「変ガタ」端末に挑戦してみてほしいところです。あーでも、できたら最低限eメールの受信には対応しておいてほしいなあ。今の端末から機種変更で考えると、eメール非対応だとメールがセンターにたまっちゃって削除するすべがなくなっちゃうんですよね。転送してるから内容全文読むのに苦労はしないんだけど、できたら受信して削除するくらいの対応はほしいのです。ストラップフォン2でできてるんですからよゆーですよね?→エイビットさん。
【木暮祐一のモバイルウォッチ】第69回 KDDIのガラホAQUOS K発売の真意は?
この人のことだからあえてうがった意見を書いているんだろうなーってのは分かるんですけど、それにしても外しすぎ。この文章の根本的な思想として「スマホ>フィーチャーフォン」ってのがありますよね。スマホのほうが優れている、って言う思想。これこそキャリアの戦略に毒された考え方。今フィーチャーフォンを使っている人、確かに料金面で残っている人も多いでしょうが、少なくとも私みたいに、スマホの「利便性」が「不便性」を上回らないから、っていう人も多いはずなんです。ボタンが無い、誤操作が多い、困ったときにできることの選択肢が多すぎて迷子になる、その他数え上げればきりが無いほど「スマホの不便性」ってのがある、そこに目を瞑っちゃいけない。その上でアクオスKをみると、そういった不便性を極力解消するための新たな取り組みがたくさん盛り込まれています。まずタッチ非対応で誤操作を減らし、切るボタンで必ず待ち受け画面に戻るというシンプルな操作を徹底、メカニカルボタンによる自然なフィードバックのある操作、フィーチャーフォンそのものといえます。ではなぜこんな端末が作られたのか?それは私が何度も書いている通り、現状、(アプリプロセッサと一体化してしまった)LTEチップに対応できるフィーチャーフォン用OSが無いからです(特にKDDIだとフィーチャーフォンは事実上の独自OS、KCPに依存しているので問題が大きい)。新たに開発するのもコストがかかるわけで、それ以前に末端のメーカレベルだとOSを開発する技術が失われています。だったら、すでにLTEに対応したAndroidをベースにフィーチャーフォンを作りましょう、と。それ以上でもそれ以下でもないんですよ、アクオスKって端末が開発された理由は。他のメーカやキャリアが独自OSを作ってLTE対応フィーチャーフォンを作るのか? 同じアプローチでありものをカスタマイズしてフィーチャーフォンをLTE化していくのか? それは知ったこっちゃありませんが、いずれにせよ、LTE時代、3G停波時代を見据えていくと、こういう「フィーチャーフォン」は必ず出てくるんです。これを「ガラホ」とか言って別物と扱おうとするのがそもそもおかしな話なんですけどね。ってのが私の考えです。

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2015/1/22 23:59 · ニュースコメント · 2 comments

Google、人工衛星を用いるネット接続プロジェクトでSpaceXに出資か
なんかガバガバなプロジェクトでよくgoogleが出資する気になったなーと思ったら、翻訳がガバガバなだけでした。『低軌道衛星と光通信で全球カバー』とか省略して書いたら分からんよ。たくさんの衛星を低いところに飛ばしてカバーする、つまりイリジウムと同じアイデア。また、ネットワーク自体を衛星間メッシュネットワークで作るってのもイリジウムと同じ。違うのは、衛星間をレーザー光で結ぶって所。確かにイリジウムと同じようにRFでやってたらとてもじゃないけどインターネットに求められる広帯域は出せませんからね。レーザー光は位相制御とかで指向性を変えられないので、ダイレクトに制御するための超高精度のアクチュエータが必要になるはずですが、そのめどがたったってことなんでしょうかね。まあ疑問点はその一点くらいで、それ以外は、普通に考えたらそういう仕組みにするよね、っていう技術。お金さえかければできそうです。途上国向けに低コストで、って言ってるので、もしかするとイリジウムより維持費が安くなるかも。でもブロードバンド狙いなら高周波使うだろうから高利得パネルアンテナ必須とかになりそうだしなあ、だったらイリジウムのほうが面白いなあ。実現してから考えましょう(何を!?)。

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折りたたみでテンキー付、AndroidベースのフィーチャーフォンAQUOS K SHF31
おー、ついにLTE Onlyのフィーチャーフォンが出ましたねえ。しかも、スマホにテンキーをつけただけっていうありがちなアプローチじゃなく、タッチなし、フィーチャーフォン的メニューからの操作のみ、さらにバックグラウンドでの通信も禁止、GooglePlayも禁止、という徹底振り。そうそう、こういうのが出てくるのを待ってたんです。別に買いたいって話じゃなくて、LTE時代にはLTEチップに対応できるローレベルのOSがなくなっちゃってフィーチャーフォンが途絶えるんじゃないか、っていう心配に対して一つの回答を出してくれたことがうれしいのです。KDDIの心意気に拍手。

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UQが最大220MbpsのWiMAX 2+開始、4×4MIMO方式で3月に全国一斉エリア化
あー、そういえば昨日こんなの発表されてましたね。で、必ず次のFAQは、「CAによる220Mbpsと4x4MIMOによる220Mbps、どっちがいい?」になると思うので、先に書いておくと、CAのほうが圧倒的にいいはずです。何しろ帯域を贅沢に使いますからね。前にもどっかで書いたと思うんですけど、MIMOって、確実に効く、って物じゃないんですよ。どっちかというと、運がよければ効く、程度のもの。もともと、1Gbps以下の周波数だと2x2MIMOも怪しいよね、って言われてたくらいのものなので、4×4となると、効くケースのほうが少ないくらいになると思います。8×8なんて完全に悪ふざけ、実験室以外ではまず効かない技術。その点、CAのほうは2キャリアが飛んでいれば確実につかめます。いまどき、BBUとかRRHの処理能力なんて余り気味だろうし、ソフト改修だけで2キャリア対応できちゃったりするんじゃないかな。ちょっと古めのRRHとかを置き換える必要があるかも、ってくらいで、「順次」って言ってるのかなあ。って感じで、基本は、CAによる220Mbpsが本命だと思いますよ。CAならキャリア間で負荷分散するから混雑に巻き込まれにくいしね。いまさら旧WiMAX方式にこだわることもないだろうし。

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【ハウツー】VoLTEで何ができるようになるのか – 音声通話の利用ネットワークの違いから特徴に迫る
「VoLTEはQoSが効くから混雑していても途切れにくい」とあっさりと書かれることが多いですが、たぶん一般的なIPテクノロジー上のQoSを想像しちゃうとぜんぜん違うので要注意。単に音声パケットが最優先される、ってだけじゃなく、無線上のリソースの割り当て方もぜんぜん違っています。たとえば、半永続的にリソースブロックを予約割当する仕組みで無駄な割当用の信号を発生させることなく一定の帯域を利用可能にするとか、音声パケットは小さいのでパケットロスを見越して最初から重複送信しておくとか、最初から保守的な変調方式にしておくことでロス自体起こりにくくするとか、VoLTEならではの高品質化技術がいろいろと適用されます。LINEとかの一般のVoIPサービスだとまったく通話にならないような場所でも通話できちゃったりするレベル。VoLTEとそれ以外は別物だと思っておいたほうがいいですよ、ほんと。

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