大昔に勤めていた会社で高周波遮断繊維を大量に買ったことがあって、それでこんなポーチ作って遊んでました。これ商品化したら売れるんじゃね?とかいいながら。マニアが外付けアンテナの試験をするのに便利とかそーゆー方向性で。でも一般人には使い道ないですね。最近はair planeモードあるし。てゆーか電源切れよ、だし。「外の電波は掴ませたくないけど端末が通信したがってる状態を維持したい」って言う需要って、あるんですかね。マニア心的には面白いアイテムなんですけど。
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TWEETどうしてスマホにハードウェアキーが無くなっていっちゃったんでしょうね、と言うお便りをいくつかいただいています。本当にどうしてでしょうね。
片方の都合はよく分かるんです。作る側の都合。可動部って一番コストがかかるから作りたくないんです。何度でも書きますが、全面タッチパネルのカマボコ板が一番低コストで誰にでも作れるんです。ボタンだのヒンジだのをつけるとそれだけでどんどん設計難度が上がっていきます。
技術の蓄積が無くても、お試しレベルで作れちゃうのがカマボコ板。凝ったデザインになればもちろん複雑な組み立てラインが必要でそれなりの会社にしか作れないでしょうが、それでも、内部設計は簡単。出来合いの配置図どおりにチップとアンテナを配置するだけで作れちゃうレベル。一方物理ボタンがここに増えていくと、つまり、電気的な接点が余計に増えていくわけです。電気的な接点は無線設計上は厄介な邪魔者。ちゃんと技術があればそれでも性能の出るものを作れますが、それでは、新興国の安物にコスト競争でとてもかなわない、と言うことなんでしょうね。
作る側としては、一台作るごとにコストの発生するハードウェアに余計な仕掛けを入れるよりは、売れば売るほどコストを回収できるソフトウェアに力を入れたほうがいい、と判断するのは、自然なことだと思います。通信環境が整っているので、実際のコーディングは地球の裏でやっても良い訳ですし、であれば、一番人件費の安い国をいつだって好きなように選べる、と言うのも、ソフト重視の流れを強く後押ししています。
もう片方の都合。使う側の都合なのですが、こちらがよく分からない。確かに、タッチパネルがひとつあればあらゆる操作ができちゃうので、物理ボタンは必須ではない、ってことはよく分かるんです。ただ、思いのほかそれを不便と思う人が少ないんですよね。
むしろ、全部タッチパネルのほうがかっこいい的な流れじゃないですか、今。よろしくないですね(個人的に)。どうしてタッチ操作しかなくてまともに使えるのかが、まったくもってわからんのです。正直、タッチ操作情報端末の黎明期(palmとかzaurusとか)からタッチ機器をそれなりに使いこなしてきたと自負する私でも、タッチ操作はメインの操作方法にはなりえない、としか言えないのです。
まず、スマホを持ったとき、片面の9割以上が「触ると反応する操作部であり操作しないときは触っちゃダメエリア」ってのが苦痛。せめてタッチ部と把持部を分けてくれればいいんだけど、全面ですからね。あと、触って操作する前に操作しようとしている対象が間違っていないかどうかを確認できないってのも苦痛。タッチして操作が入力された後でタッチ位置がずれてたと初めて分かるインターフェース。物理キーなら今指がどのキーの上にあるかを操作する前に確認できる。もちろん確認しなくたって操作ができる。完全にマニピュレータとしてデグレ。
だと思うんだけど、いまいちこれを理解してくれる人がいないんですよね。なんで?タッチ操作なら全部できるし好きなところ押せるから便利だしフリックとかなんとかの新しい操作もできるじゃん。と言う感じで。もちろんその通りだから、タッチパネルをやめろなんていうつもりは無くて、タッチパネルを物理キーの置き換えにしちゃうのをやめろ、って話なんですけどね。理想の端末インターフェースの組み合わせは、Advanced W-ZERO3[es]。懐かしい。把持すべき場所はハードキー主体で誤操作なし、画面はタッチ操作可能。さらにQWERTYキーまで隠し持って。あれはWMだったのでタッチ操作が貧弱でしたが、あの形でAndroid作れたらかなりいいものになると思うんですけどねぇ。きっと売れないんでしょうねぇ(苦笑)。
質問への回答じゃなくて愚痴になっちゃいましたが、いろんな事情があるんでしょうね、と言うお話。ほんとに愚痴だなこれ。
TWEETLTEになって基地局までの伝送回線もかなり大変になっていると思うけどどんな方法を使っているんでしょうか、と言うようなご質問をいただきました。
たとえば、大昔は銅線利用の1.5Mbpsとかの専用線で十分だったし、もう少し速くなってもこれを何本か束ねればいいでしょ的な発想ですんでいましたが、LTEとなると75Mbpsだの150Mbpsだのと今までの通信とは次元の違う速度になっちゃうので、もう光ファイバぐらいしかないと言うのが現実です。
ただ現実にはすべての場所に光ファイバがあるとは限らないので、ある程度いろんな方式を混ぜて使っていかないといけません。と言うことで、どんなものが使われているのか、私が知っている程度のものを並べて見ます。
まず、メタル線を使った方式。T回線とかE回線とか言われています。日本は北米式T回線で、T1回線が1.5Mbps、T3回線がこれを28本束ねて42Mbps。もっと上も規格はありますが、日本はここまで。となると、LTEの37.5Mbpsサービスはぎりぎり大丈夫かもしれないけれど75Mbpsは無理、みたいな状況。実際に基地局に必要な帯域は、ユーザデータだけでなく制御信号や運用信号なども含むので、T3を使っても実効速度は20Mbpsとかがせいぜいになるはずです。本当にほかの手段が無いときにはこれを使っているかもしれません。
次に、マイクロ波。これはいろんな独自方式がメーカごとにあると言うレベルなので、これと決まった通信速度の上限はありませんが、たとえば有名なNEC PASOLINKなどは最新システムは1Gbpsを超えているようです。ただ、やっぱり無線を使うものなので、直線見通しが取れることが条件ですし、品質を考えればもう少し通信速度を落としてリンクの強度を確保する必要もあるでしょうから、100とか200Mbpsで使う例が多いのではないでしょうか。ただ、今時点ならLTEでもこの程度あれば足りるかもしれません。
最後に、やっぱり光ファイバ。いろいろ話を聞いてみると、これまではとても光を引けなかったような奥地にも、LTE開業を機に無理やり光を引いている例も多いようで、後々のLTE後継での大増速のことも考えて今結構無理をしているっぽいです。基本は光で考えて、どうしても無理ならマイクロかT系で、みたいな。逆に光さえ引けば帯域には相当な余裕ができるので、複数バンドの複数基地局の回線を重畳できたりもします。グループ企業だと事業者を超えて同じ回線に相乗りしているなんて話も聞きます(auとUQ、SBMとWCPとWILLCOMなどなど)。
番外編。フレッツとかADSLとかCATV同軸を使ったりなんてこともあるらしいです。どことは言わないですが、まぁ、フレッツといえばN系ですしADSLと言えばS系ですしCATVといえばK系ですよね。いずれも一般加入者回線とどこかで共有するか干渉するかと言う方式なので、通信事業の屋台骨として使うのはいかがなものか、と思わないでもないですが、ま、いろいろがんばってるんですね、と言う感じ。
と言うことでLTE基地局の接続にはどんな回線を使ってるんでしょうかというお話でした。
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