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2012/4/24 23:59 · ニュースコメント · 1 comment

プラスXi2割キャンペーンの適用対象を拡大-
一回線目がFOMAでもよくなったのかぁ。今FOMAはパケット定額中だから、二回線目は二年契約で3980円かぁ・・・Xiが3980円・・・悩むなぁ。ありっちゃあありなんですけど、そこまでデータ回線山のように契約してどうするよ的な話もあって。いや、今実質、モバイルデータ回線はARROWS Zだけなんですよ。ほかにも3G回線が3回線あるけど、全部使わなければ基本料が0円になる状態で放ってあるので。いざという時には持ち出すかもしれないけど、とりあえず基本料が0円で済んでいる間は放置しているだけで、実質は使うモバイル回線は1回線に集約してるわけで、このキャンペーンで申し込んじゃうときっちり満額の基本料が発生するモバイルデータ回線が2回線目ってことなわけで、一応躊躇します(なんだよ一応って)。まぁキャンペーン期間も長いし、KDDIのLTEサービスイン時の対抗キャンペーンも気になるので、もう少し様子見。すぐに必要ってわけじゃないし。あーでもそろそろLTE的なものを使ってみたいなぁ、趣味的な意味で。

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2012/4/24 23:59 · ニュースコメント · 1 comment
2012/4/24 10:00 · その他技術ネタ · (No comments)

今日は質問いっこだけの短いエントリ。

Xi対応端末はXiとFOMAの両方の電波を受信するので待ち受け時間が短いという話を聞いたけど本当でしょうか、というご質問。

前にもLTEの質問に答えるの回である程度なぜバッテリの持ちが悪いのか、という話は書きましたが、一方で、この「両待ち受け説」には全く触れていませんでしたね。というかそんな説があったのか。

この辺については、LTE他システム連携の話で本当に一言だけで触れていたのですが、他システムと連携するLTEは、LTEシングル待ち受けが原則です。デュアル待ち受けをすることもできないわけではありませんが、よほどの理由がない限りやりません。それは、まさに「バッテリライフが極端に短くなるから」という理由です。

他システムと連携する(というか音声肩代わりさせる)タイプのLTEでは、LTE側に音声着信信号が飛んできます。その着信信号を受けた端末が、即座に音声対応システムを立ち上げて音声通話を開始する、そのために、音声セッション情報を音声システム(ドコモでいえばFOMA)とLTE(Xi)の間で共有するために、連携システムが作られています。この辺の話は、LTE音声着信率の話でも詳しく書いてあります。

ということで、「両待ち受け説」は基本的に間違い。LTEとWCDMAで着信連携をする、という前提でネットワークを作っているところは両待ち受けはしないはずです。ただ、たとえばとりあえず適当なEPCとLTE局を買ってきて適当にばらまいて本当に仮のLTEサービスを突貫で始めちゃうみたいなことをやる事業者だと、WCDMA側の連携システム対応が間に合わずにしばらくは両待ち受け、なんていう状態もなくはないですが、いまどきのUMTSコアはたいていはいつでも対応できるのでソフト買ってね状態だと思うしもちろんEPCも適当なの買ってきてもたいていは連携対応してるとは思うしインターフェースも標準化されてるからベンダが違ってもつながっちゃうと思うし。

そんなわけで、Xiでバッテリ消費が大きい話の補足でした。

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2012/4/24 10:00 · その他技術ネタ · (No comments)
2012/4/23 23:59 · ニュースコメント · 1 comment

第1回 スマホが内線、クラウド化進む音声サービス
なんかあんまりすごいことはやってないイメージなんですよねぇ。要するにふつーにSIPをクラウドに持たせて転送してるだけって感じ。いや、最近の携帯電話活用内線システム全般に言えることなんですけど、「それって単なる転送と番号付け替えじゃん」と思えるんですよね。内線システムって、たとえばグループ着信で特定グループへの着信でグループの電話をすべて鳴動させるとか、代表番号への着信をその代表番号にひもづいたすべての端末から自由にピックアップできるとか、ピックアップした着信を好きなように社内に転送できるとか、そういう機能の方が重要だと思うんですけど、最近はそういうのがなくなりましたよね。需要が無いのかなぁ。少なくとも私はそれを便利に使ってて、内線システム入れ替えでそれがなくなっちゃってすごく不便になったなぁと思ってる側なんですけど。

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2012/4/23 23:59 · ニュースコメント · 1 comment
2012/4/23 10:00 · ひとりごと · 4 comments

今日もちょっとだらだらと長いです。愚痴です。特にモバイルとか携帯電話とかってことに限定される話でもないんですけど、今の日本のモノづくり、製品開発って、「引き算恐怖症」ともいうべき恐慌状態にあると思うんです。大企業病みたいな慢性疾患というよりは、恐慌状態。パニックで正しい判断ができなくなっている状態。

これは前にも似たようなことを書いたと思うんですけど、何かものを作る、ゼロから作る、って時は、たぶん、今できること x 市場の需要で機能を決めていると思うんですよね。なので、たぶん、最低限のものができあがって、大体他社もほぼ同じようなものを出して、あとはデザインか値段か、そのあたりで勝負になるんでしょうなぁ、という感じなんですよ。

しかし、その後継機を作る、って時に、前身製品機能 + (今できること x 市場の需要)、っていう足し算でものを作っているように思います。ほとんどの場合。たぶん、製品の黎明期から普及期くらいまではこんなやり方でいいと思うんです。どんな製品でも同じで。

たとえば携帯電話でいうと、最初は、簡易なデジタル表示と発信ボタン、着信ボタン、ダイヤルキー12個と電源、これだけで十分だったし、当時はそのくらいしかできなかったからそういう形になっていたと思うんですよね。単に電話をかける、うける、という機能しかなかったわけです。

次に、たしか、発着信履歴メモリと続けて電話帳辺りが追加されたかと思います。当時は、発着信履歴にキー一個、電話帳呼び出しにキー一個、プラスなんか取り消しだかクリアだか、そういうのが足された感じ。あと、ダイヤルキーパッドに英数カナ文字を打つ機能や電話帳を選択する機能が付与されて、一つのキーが複数の役割を負うようになり始めたというイメージ。

その状態が少しの間続いてから、突然いろんな機能が足され始めます。それは、たぶん比較的汎用的なCPUと表示器が安価に手に入るようになったから。先ほどの考え方でいえば「今できること」が急に増えたんでしょうね。で、出来ることに市場の需要を掛け合わせて、いろんな機能が急激に増えて、それに対応するために、発着信履歴や電話帳という単独のキーではなく、十字キー+決定キー+各種ファンクションキー、みたいな形になり、一つのキープッシュが場面場面でさまざまな機能を持つようになります。

厳密にいうと、たとえば、メニュー表示中「下ボタン」を押したときの、メニュー1に合っているカーソルをメニュー2に動かす、という機能と、メニュー2からメニュー3に動かすという機能は、別物なんです。画面上ではカーソルが同じように「下に動く」ってことで済まされますけど、その直後に決定ボタンを押したときに起動する機能が違う、という意味では、メニュー1にカーソルがある状態における下ボタンの機能とメニュー2にカーソルがある状態の下ボタンは別物。なんでこんな話をしているかというと、実際にその状態を理解できない使用者がいるってことなんです。前にもどこかで書きましたが、画面の状態によってキーの役割が変わる、ってことが理解できない。一つのキーは一つの機能、っていう前提までしか理解できない。そんなバカなって思われるでしょうけど、実際に私の肉親に存在する以上、その存在を否定されても困ります。だから特定の機能を呼び出すために「切る→決定→下→下→下→決定→決定→右上ボタン→下→下→決定→決定→下→下→決定」みたいな呪文を本当に丸覚えしているんですよ。まぁそのあとなぜかメール本文はカナキーで画面を見ながらちゃんと打てるという不思議な認知力を見せてはくれるんですけど。

閑話休題。先ほどの、メニューと十字キーファミリーの組み合わせは、実質上ありとあらゆる機能の実装を可能にする大発明です。これがあってからの機能の追加のペースは異常ともいえる状態だったことは記憶に新しいところ。特に「iモード」は、オンラインに格納されたマークアップ言語によって端末交換なしにあらゆる操作の組み合わせを利用者に課す可能性を生んだ、一際複雑な機能だったと言えます。

さて、携帯電話の機能の発展をたどるのが目的ではなくてですね、携帯電話はこうだけど、日本のほかの電化製品とかでもほぼ同じことが繰り返されているんですよね。今、ごく普通の国産TVのリモコンを見たとき、そこにいくつのボタンがあるでしょうか。たぶん10や20ではないと思います。しかも、そのボタンだけですべての機能が実現できるわけではなく、メニュー画面を呼び出して十字キーで操作する、というおなじみの操作で3ケタに及ぶであろう数の機能を呼び出すことができます。正直、買ってから捨てるまでにせいぜい1回か2回しか使わないような機能が半分以上です。

別にいいんですよ、機能たくさん楽しいな、っていう世界があることは。だけど、日本のメーカに関してだけ言うと、その世界しか持っていない。その世界しか提供できない。代がわりによって機能を増やすことしかできないんです。ごくまれな機能削減が大ニュースになりかねないくらい、日本のモノづくりの考え方はひたすらに「足し算」であって、引き算が許されない空気があるんですよ。

多分その空気を作った戦犯の一つを知っています。あれですよ、「機能対応一覧表」。機種を横軸、機能を縦軸に並べて、●/▲/×をつける、アレ。日本人、本当にアレが大好きなんです。アレをやるためだけに、大して変わり映えもしないモデルを複数作ってでかいマトリックス作ってニヤニヤしてるんです。悪意のある書き方なのは本当に申し訳ないけど、私からはどうしてもそうとしか思えないんです。

複数の機種を同じメーカ(携帯ならキャリア)からリリースする以上、売りたいターゲットも使用目的も違うからこそモデルを分けるわけですよね。それぞれのターゲットに求められる機能も違うし、単純な機能よりデザインを優先する場合だってあるはず。だけど、そんな目標も目的も違う機種をいっしょくたにして同じマトリックスに並べることの、ナンセンスさ。黎明期、機能競争時代の化石をいつまでも引っ張ってる思い切りの悪さ。

そうなると、デザインのためにあの機能を削ろう、なんてことができないわけですよ。だって、マトリックスの上で他が「●」なのに一人だけ「×」がつくと目立っちゃうから。本当はいらないとわかっているのに、引き算できない。みんながみんなそう思っているからさらにその考え方を進めるしかない。集団ヒステリー、パニック状態ですよ。「削りたいんだけど技術が無くて削れないんです」とかじゃなくて、集団心理で足し算し続けるしかないというデスマッチですよ。

そうやって何でもかんでも足し算されたものが、「洗練されている」と感じられるかというと、そんなわけないですよね。その過程を経た日本でならそういうものも受け入れられるでしょうけど(みんながちょっとずつ機能を便利に使っているという土壌があるので)、過程を知らない海外で結果のゴテゴテ製品だけが目の前にいきなり現れたら、「なんだこの贅肉だらけのプロダクトは」ってことになりますよ。「機能はすごい、すごいけど、一人がそれら全部必要なわけじゃないのに全部入ってて、非常に高価、そりゃ売れないよね」というのが、日本で腕を磨いた日本企業が携帯電話で海外に打って出た時の反応でした。

特に最近は、万能入力装置のおかげでソフトウェア上で実現する「今できること」が増えまくっています。それが、ソフトウェアの詰め込み過ぎによるレスポンスの悪さなどを生んでいても、「+ 今できること x 市場の需要」の法則でひたすら足す方向で、引くことができないんです。

でも引き算はしないけどバリエーションは欲しい、っていう需要があるじゃないですか。あれに関して、本当に小手先というか小賢しいというかばかばかしい方法で解決してるんですよ。家電とかとくに顕著ですけど、全く同じ外観で、型番の数字が少し小さくていくつか機能が無いけどちょっと安いですよ、っていう機種、あるじゃないですか。あれって、基本は最初に最上位機種を作って、それに対して「機能マスク」してるだけなんですよ。決して機能を引き算したわけじゃない。機能を引き算するのは結構なコストがかかるんです。だから、削除ではなくマスクで済ませちゃう。マスクした結果いらなくなったデバイスを取り外して空いた穴に紙粘土か味噌でも詰めてるんです。メモリ上はそっくりそのまま最上位機種相当の機能が居座ってて、単に動かないようにされてるだけだから、低機能の下位機種でも無駄にもっさりなんです。

基本的には「今できること」が減ることはほとんどない(けど、時々、部品調達の問題やネットワーク機能の廃止などで減ることも)ですが、「市場の需要」がしぼむことは十分にあります。だから、すべての機能について毎回その製品がターゲットとする市場の需要を再精査して一定以下の需要になったら消す、ということをルーチンワークとして出来なきゃダメなんですが、とにかく機能が多すぎるためにその機能ごとの需要再精査という作業にコストがかかりすぎて、わざわざコストかけて調べるより、とりあえず入れていらなそうな層向けにはマスクだけで済ますという結論にしておけば誰も困らないよね、という玉虫色な判断をしてしまっているのが日本のメーカだと思うんです。

あとは、メーカ内の縄張り争いですよね。ある部門が●●機能を頑張って作って(下請けに作らせて)、そのサポートに毎年いくらか払ってる、みたいな状態にあるとき、「●●機能いらないよね」と誰かが言い出したら、下請けとの関係とかいろんなしがらみを持っている開発部門の人が何とかサポート料の支払い予算を確保しようと「いやそのコードを外そうとするとどこそこのモジュールを全部書き直しになるからすっごいコストですよ、10年分のサポート料より高いですよ、削るのやめましょう」みたいに足を引っ張るんですよ。もちろん妄想です。

そもそも削ることに価値を見出すという価値観が1ミリもないから、こういう「とりあえず引っ張っちゃえ」という考え方が横行するわけです。大前提、誰もそれを検証さえしようとしない【原理】【原典】すなわち「無いことは不満につながるけど有ることでは誰も困らない」っていう思想があるように思うんです、特に日本のメーカには。仮にそういう検討をしたとしても、「この機能を削ると全体の操作反応が1ミリ秒縮みます」とか評価して、「はぁ?1ミリ秒なんて体感できるわけねーだろ、コストかけてまで削る必要なし!」ってなるんですよ。一方で機能を追加するときは「よし、あって困るもんでもないから、OK!」で追加するわけで、そんな機能が100個あったら操作レスポンスは100ミリ秒、0.1秒ずつ遅れることになるんですよ。さすがに、操作の反応が0.1秒遅れたら、いらっとしますよね。ガラスマとバカにされる国産スマートフォンは全部これ。1ミリ秒をコツコツと足して体感を悪くし、1ミリ秒を削ることを怠ってそれを未来に積み重ねてる。

「足すことに価値があるなら削ることにも価値があるかもしれない」と言うような角度を変えた価値観の検討ってのは普通はやると思うんですよ。牛丼だって、ごはんと具の量を増やせば増やすほど喜ばれるはず、と思ってたら、案外、少ない方が良いという需要があったりするわけじゃないですか。そんなに食べられないけど残すのはみっともない、恥ずかしい、と思うような人にウケたわけじゃないですか、ほとんど変わらないような価格でも。ところが、家電やケータイのメーカは、「機能を足し続けないと追い落とされる」という黎明期の強迫観念に取りつかれてパニック状態に陥ったまま抜け出せず、そういった二面性を検討さえできていないように思うんです。

ってことでようやく本題なんだけど、要するに、国産スマートフォンの、海外製と比べた時の体感レスポンスの悪さは全部この「引き算恐怖症」が原因なんですよ。スマートフォン本体に限らず、それに付属したり追加で配っているメーカ、キャリア謹製の各種アプリも全く同じ。アップデートごとに少しずつ重くなるんです。軽くなったことはただの一度もありません。

ってことで、ここいらで、「なくてもいい」「ないほうがいい」というような価値観を持った思い切りのいいモノづくりを、日本のメーカ・キャリアにお願いしたいな、というわけなんですけど、まぁ、こんなとこで愚痴よろしく書いてても、誰も聞きゃしないだろうなぁ、ってのはわかってるんですよね。だけど、ユーザの多くが「ないほうがいい」という価値観をちょっと大きめの声で主張し始めたら、変わったりしないかなぁ、ということで、駄文公開に至るわけです。そんなわけで、今日の愚痴はこの辺で。

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2012/4/23 10:00 · ひとりごと · 4 comments
2012/4/20 23:59 · ニュースコメント · 1 comment

パナソニック、太陽光の電力で金環日食の映像を富士山山頂から生中継
面白いプロジェクト。だけど、やっぱり中継に必要な電力を太陽だけで得ようとしたら三日とかかかっちゃうんですね。何かでかい送信機を使うのかと思ったら、送信はFOMA回線を使うということで、伝送電力も相当に辛抱して、やっぱり三日分のチャージが必要ってことみたいです。どうでもいいんだけど、FOMA回線の上りでリアルタイム送信できる画質なんてたかが知れてる気がするなぁ。と思ったけど、あれか、まだ山開き前だから一般のFOMA加入者が入ってないから、上りをほぼ独占できるのか。山頂向けのビームをちゃんと絞って、ほかの加入者が入らないように気を付ければ、ほどほどの画質で中継ができるわけですね。とかいう目論みでパナソニックとドコモの間で目論んでたら、思いのほかこの日食観測のためにオフシーズンで登ってくるミーハー登山者が大量に出たりして回線が混雑して中継がグダグダになりました、なんてことになったりして(苦笑)。帯域ギャランティタイプの衛星使えば間違いないんでしょうけど、それだと太陽光電力だけっていう前提がたぶんダメになるんでしょうね。
利用されていない周波数を活用する無線の受信回路、NECが開発……小型、省電力化を実現
あくまで「開いている周波数を探すだけ」の機能で、まぁ従来こんなのがなかったわけじゃないけどバカ高いかバカでかいかが相場だったので、これだけ小さくなればどこかで使おうっていう話もあるかもなぁ、くらいの話。ちょっと、「コグニティブ無線」っていう用語が、「ヘテロジニアスネットワーク」と同じようにレイヤー別に断片化して全く違う意味に同じ用語を当ててるのが最近すごく気になってるんですが、ここで出てきている「コグニティブ無線」はレイヤー1のものすごく原義に近いコグニティブ無線ですね。純粋に無線周波数が空いている場所をフレキシブルに使うというコンセプトで、端的にいうと平時にやれば電波法違反。だけど大災害などで非常時用無線が逼迫し一方で商用無線などが営業ストップなどでスカスカ、なんていう状況が生じれば、そのスカスカの商用無線を一時的に非常用無線に流用しよう、なんていうための技術。なわけで、基本的に一般人の手に渡るような技術ではない、と私は思っています。むしろ、空いている周波数を自分で探して選ぶというだけのコンセプトなら、PHSっていうそのものずばりな技術があるし、無線LANもほぼそれに近いもの。コグニティブ無線はそういった方式内の周波数選択の話ではなく方式を超えて周波数の有効活用を狙うものなので、基本的には法的に個人の手に渡るような整備はされないと思っています。

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2012/4/20 23:59 · ニュースコメント · 1 comment

不正なAndroidアプリが3カ月で5000種類、日本への標的型攻撃も相次ぐ
不正なアプリでも、最初から不正ですっという顔で入ってくる奴よりも、アップデートで不正化する奴の方が今後問題になると思います。最初は何の悪事も働かない、権限も制限されたアプリとして入り込み、アップデートで権限を大幅追加して悪事を働くタイプ。最初にインストールするときは割としっかりと権限を確認しますけど、アップデートの時に権限が変わりましたっていうポップアップはついつい勢いでスキップしちゃうんですよね。アプリのアップデートするときってほかのアプリも一緒にやるってことが多いと思うんですけど、結構な数のアプリを次々とアップデートしていいですか→はい、という流れ作業でやってると、権限が変わったよと言うアラート画面も全然見ずに「はい」を押しちゃいがち(←何度もやっちゃいました・・・)。いっそ、アップデートでの権限変更は認めない、っていう仕組みにしてくれると安心なんですけどねぇ。権限の違うアプリは原則別アプリ扱いにしなきゃならないっていうルールにすればいいと思うんですけど。アップデートでの権限変更は不正アプリの温床になると思いますよ、今後。
NTT東日本、公衆無線LANとモバイルデータ通信のセットパッケージ
フレッツスポットとモバイル回線のセットプランにNTT東が進出。この手の話ってどうもどこかで湧くたびに「いやでもNTT法が」と言って消えて行ったイメージなんですが(ギョーカイ裏話的に)、最近はNTT西がいろいろと斬新なプランを打ち出していて、ようやく東も重い腰を上げたか、って感じです。で、イーモバの方は単に従来からあるプリペイドをセット化ってだけに近いので、まぁこんなもんか、という感じなんですが、NTTPCの方のInfosphereモバイルライトプランの方が興味深いですね。今まで、1000円前後で128kbps制限のドコモ回線、というのはいろんなところが出してきているんですが、このプランは500kbps制限みたいです。128kbpsって、テキスト主体のWEB閲覧ならいいんですが、ちょっとFlash広告の多いページや動画とかだと厳しくなる速度なんですよね。しかし、500kbpsとなると、youtubeとかのたいていの動画はストレスなく見られるレベルになるし、ちょっとしたFlash広告にも負けない太さ。128kか500kかっていうのは、かなりでかい差だと私は思います。それが2000円未満で使い放題なら、これって悪くないなぁ、と。いや、ドコモ回線(エリア)で500kbpsがこの値段、今のところベストな選択肢かも。正直何十Mbpsなんていらないんだよね、モバイルで。でも128kだと厳しい昨今は、500kって良い感じです。まぁ、この「いい感じ」も時代によって変わるので、もう1-2年したら「やっぱり2Mbpsは無いと話にならないよなぁ」とか言ってると思います。

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Rumor Mill: European carriers slam Nokia`s Lumia Windows Phones
あくまでゴシップレベルの記事ではありますが、NokiaのWindows Phone、Lumiaを売り出した欧州事業者が、すでにそれを酷評しているというお話。高すぎる価格、ハード・ソフトの不具合頻発という問題、そもそものWindows Phoneの知名度の低さ、などなどで、今はどうやって売ればいいのかわからん状態とのこと。とてもじゃないがAndroidやiPhoneに匹敵する商材にはなりえないと考えているようです。せめてこのハードでAndroid積んでればなぁ、なんていうコメントもあるほどで(苦笑)。まだWindows Phoneのハードウェア周りの挙動はあまり見たことはないのですが、全身ユルユルのAndroidに近いのか、結構ハードレベルでしっかり制御していたWindows Mobileに近いのか、その辺が後々の価値の違いを生みそうな気がします。まぁ、日曜プログラマーによるアプリ量産でアプリの魅力を増す、ということを考えれば、Androidタイプの、OS自身の制御はユルユルでアプリに自由にAPIを叩かせるくらいのことをしないと市場自体が広がらないのかもしれませんが、そうなるといよいよ、今後(準)リアルタイムOSによるしっかりした制御を提供できるフィーチャーフォンの未来は暗くなっていくんだろうなぁ、と勝手に落ち込んでみたりするわけですけど。

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2012/4/18 10:00 · 事業考察 · 1 comment

最近のMNPキャッシュバックの多額化にはあきれるものがありますが、「ああいったキャッシュバックの資金はどこから出ているのでしょうか、1000円に満たない基本料からペイするとは思えません」というご質問をいただいています。今日はそのキャッシュバック(=販売奨励金=インセンティブ)の話を、昔も書いたような気がするけど改めて。

まずは誰でも知ってる話をあえて書くという実験から。インセンティブとは、新規加入回線を獲得することで、キャリアが販売店に支払うお金のこと。1回線獲得でいくら、という単純なもの以外に、その回線の○ヶ月の平均利用料が○円以上だったらいくらとかオプションをいくつつけたらいくらとか10か月後まで回線売上がある限りいくらとか、とにかくいろんなやり方でインセンティブが支払われています。

販売店は、そういったインセンティブがもらえることをあてにして、端末を値引きすることになります。昔なら単に端末の値引きでよかったんですが、最近は、キャリア自身が分割払い頭金ゼロ、みたいな売り方を主流にしてきてちょっと様子が変わっています。端末を値引きできなくなっちゃったんですね。とはいえ、他店に差をつけてたくさん売りたい販売店は、じゃぁ値引きできないならいっそキャッシュバックしちゃおうぜ、ってことになるわけです。と言ってもインセンティブの額は横並びなので、結局どこの販売店でも同額のキャッシュバックが、ってことになります。

インセンティブを出すキャリアは、他のキャリアとの獲得競争という視点から、販売店に支払う額を決めます。上のように店舗間の競争があるので、たくさんインセンティブを積めば自動的にたくさんキャッシュバックなりで実質値引きをしてくれるわけで、キャリアが単純に獲得数競合に勝とうと思えば少しでもたくさんインセンティブを積もうとするわけです。

また、インセンティブ額によって獲得数そのものを調整している、という話もあるようで。他キャリアがインセンティブを大量に積んで獲得攻勢に出ているときは、むしろその週は捨てて別の週に重心をずらす、みたいなこともやることで、コストを押さえながら最大限の獲得数を得る、ということをやります。

さらには、単純な純増数競争よりもMNP移動数が(宣伝効果的に)注目されることも増えたため、特にMNPに多量のインセンティブを積むことも増えています。特に今はauがMNPを重要指標としてMNP獲得にめちゃくちゃすごいインセンティブを積んでいるようです。近所のケータイショップでも、auへのMNPで6万円キャッシュバックとか書いてあって腰を抜かしました。

さて、こういう様に、獲得、そしてその結果としての加入者数、純増数やMNPトランスファー数を稼ぐために行われているインセンティブですが、その原資は、となると、まぁなんつーか、ぶっちゃければ「会社の口座にお金があるから」ってことなんですよね。回線そのものの収支とかは特に気にしていない、ってこと。その口座のお金はそもそもは既存ユーザが払った通信料ですから、あえて言うなら、ほかの人が払った料金がインセンティブの原資です、ってことになりますが。

前にもちょっと書きましたが、回線一つ単位の収支を気にするような個別最適をやるのは、競争環境に身を置く会社の施策としては下の下。戦争に例えると、新たに占領地を得た時、その占領地から得られる収益のみでその占領地の守備隊とその隣への攻撃隊を維持しようとするようなもの。そうじゃなくて、普通は、全領土から得られる収益を攻撃すべきところ、守備すべきところに適正に配分するものです。それと同じ。お金に色がついてるわけでもないし名前が書いてあるわけでもないんだから、全収益の中からどこに注力するか、という全体最適でものを考えない会社は確実に落ちぶれます(落ちぶれた会社の例・・・旧ウィルコム;苦笑)。

実は、ちょっと前、ほんの数年前までは、全部のキャリアが、回線単位の収支に固執していたんですよね。ARPUがこのくらいで、○円のインセを出したとき解約率が○%だから○ヶ月で回収後○円のプラスにまで持って行ける、みたいな考え方をしていたっぽいんです。それを盛大にぶち壊したのがソフトバンク。

ホワイトプランが出た時、「そんな金額で収支がプラスになるわけがない」とソフトバンク以外のすべてのキャリアが考えていました。どうせ自滅するからほっとけ、と。しかもインセンティブを大量に乗せて獲得攻勢する姿を笑ってさえいたそうです。

結果を見れば明らかなとおり、ソフトバンクはそうやって獲得した赤字覚悟の回線からなる顧客基盤の上に、いろいろな施策を打って見事に全キャリア中トップの収益成長率、利益率を実現しました。回線ごとの収支なんていう個別最適に固執する考えを打破し、「顧客基盤を確立するフェーズ」「ブランドを確立するフェーズ」「収益を拡大するフェーズ」などなどと時節に適した全体施策を打って成功を収めたわけです。笑われるべきは、本当の競争における戦い方を知らないどころか笑い飛ばしさえした古臭いキャリアたちです。

今でこそ、回線ごと収支を無視して、「今ある会社のお金をどこに入れるか」、という考え方が広がりつつあるようですが、それでもソフトバンクほど割り切っている会社はほかにはなさそうです。それはもちろん、オーナー社長会社かサラリーマン社長会社か、という違いもあるとは思います。株主の手前、「今年は顧客基盤の大幅拡大のため戦略的に赤字を出します」とは言えないですが、株主が自分であればそういうことも可能なわけで。一時期、ソフトバンク資金ショートで潰れそうみたいな騒動もありましたが、そういったことも孫先生は戦略的に行っていたことが今になればわかるわけで、まぁありていに言って経営の天才なんだよなぁ、ってことなんですけど。

話がずいぶんずれてしまいましたが、そんなわけで、そもそも「1回線ごときに関係するインセンティブ(キャッシュバック)の出元は気にしない、即解約による大赤はもとより長期的にも1回線という単位でペイする必要さえない」というのが答えになりそうです。要するに会社の口座にお金さえあればいい、ってこと。そういうことをさせるとオーナー社長で天才の孫先生率いるソフトバンクは非常に強いですが、まぁ最近ようやくドコモもKDDIも目が覚めてきたのかなぁ、って感じです。まぁそれでも株主が衆愚化している限りは思い切った施策は取れないんでしょうけどね。以上、インセンティブから考えるキャリア戦略の話でした(そうなの!?)。

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2012/4/18 10:00 · 事業考察 · 1 comment