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2012/1/24 10:00 · ひとりごと · 1 comment

しばらく使ってきて、全体的な使い勝手も見えてきたのでここいらで再度レビュー。

まず、動作速度とかその辺の全体的な快適さについてですが、うーん、デュアルコア云々っていうことを考えると、ちょっと何か足りない感じだよなぁ、って感じです。正直、シングルでクロックも低いEVOの方がまだ快適かもしれない、というくらい。やっぱりバックグラウンドでメーカ謹製のサービスが大量に動いているのが、全体的なパフォーマンスを落としているのを如実に感じます。

なんつーか、あからさまに使わないという意思表示がある状態なら、サービスも停止してほしいんですけどね。サービスの中で一番CPUを食っているのが、AirportWidgets。常時、このサービスがCPU使用率トップです。ホーム画面にはこれに関係するウィジェットは一つもおいていないし、手動で停止しても全く動作に不都合はないのですが、数分ほっとくと当然のごとく自動復帰してCPUをドカ食いしてくれます(幸いバッテリ使用量は低いみたいなんですが)。

あともう一個めんどくさいのが、au one Marketアプリ。超不安定。基本的に、起動にやたら時間がかかる(測ってみたら最初の読み込みバーが出るまで6秒)。EVOだと1秒だったものが、6秒ですよ。何か確実にARROWZ Z特有の問題を抱えています。

あと、端末のアップデートを当てるたびにぶっ壊れる。そのたびに「アップデートのアンインストール」をして、再度立ち上げて「アップデート適用」して、するとそこでまた勝手にこけて、何度も再起動して、ってことを繰り返して、5~6回繰り返すと何とかau one Marketのトップページが開く、みたいな感じ。しかも、アップデートを当てた時以外でも勝手にぶっ壊れてくれることが多くて。Battery Mixで見てて、突然au one MarketアプリのCPU占有率が上がってたりして、おかしいな、と思ってau one Market立ち上げようと思ったら真っ白の画面で固まったまま、みたいな。

しかもサービスとして裏で何かやってるので、上記の「起動に6秒」もあるし、勝手に「ぶっ壊れた」状態になることもあるので、この「裏でなんかやってる」時の起動時間やぶっ壊れてフリーズって状態になってCPUぶん回して、って感じで爆発的にバッテリを消耗してくれます。残念ながら使わなきゃいい、という問題で済まなくなってる。もちろんキャリアチェック済みの比較的安全なアプリを使いたいという要求も満たせないし。私の端末だけなのかなぁ。一度出荷時リセットしても変わらなかったし。ここまでひどいとさすがに問題だと思うんだけど。

こういった感じでパフォーマンスに関してはメーカ製またはキャリア製のアプリとサービスの不安定さが足を引っ張っているようです。加えて、システム全体の安定性も、EVOに比べると圧倒的に不安定で、しょっちゅう落ちます。しょっちゅうといっても、頻度としては3日に1回とかなんですが、何もせずにポケットに入れている間にいつの間にか落ちてる、というようなことが多くて、「待ち受けのための通信デバイス」としての信頼性は激低です。これもたぶんメーカ謹製のサービスが余計なことをしているんだろうなぁ、という感じ。

はっきり言って、そんなにヘビーな使い方はしてないんですよ。使うアプリの99%はブラウザ。残り1%の中にマーケットとかスケジューラとかが入っている程度。ホームやロック画面をカスタマイズするようなものも入れていませんし。もちろんCPUや電源系をいじくるものもなし。自分で入れたウィジェットなんて、写真を張り付けるだけしか機能のない単機能写真ウィジェット。本当に、初心者がスマホを持ったらこんな使い方になるんじゃないかな、という程度の使い方しかしていません。これでこの不安定さは、ねぇ。

ということで、何度かアップデートはありましたが、目に見えて改善、というところは特にないです。むしろアップデートのたびにau one Marketがぶっ壊れてCPUぶん回してくれるので、アップデートそのものには不満しか感じていません(苦笑)。全体的に、軽くしようとか小さくしようとかいうモチベーションってゼロなんだろうなぁ。au one Marketなんてアップデートのたびにアプリ本体のファイルサイズがでかくなってるし。小さく出来ない病=大企業病、ですね。この辺の、やればやるほど不満が出てくる、っていうの、KDDIと富士通東芝の組織が悪いのでしょう。

ってことで今日は不満たらたらのレビューでした。

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2012/1/24 10:00 · ひとりごと · 1 comment
2012/1/16 10:00 · ひとりごと · (No comments)

さて相変わらずニヤニヤしてるわけですが、続けてレビュー的な。

通信回りは前回で大体かけたと思うので、端末の機能的な部分。まず、意外と期待していた、DLNAのDTCP-IP対応。自宅のBDレコーダのコンテンツが再生できるかってところなんですが。

えーと、ダメでした。正確には、録画コンテンツによってはまれに再生できる、くらい。具体的にいうと、うちのBDレコーダはSONYのBDZ-AT970Tなんですが、これで「DRモード」(放送波直接録画モード)で録画したものしか見られません。それ以外の圧縮をかけたのはダメ。

で、その肝心のDRモードコンテンツも、無線の帯域が足りずにダメ。レコーダと無線LAN APは有線で直結で、無線部分はAP~ARROWS Zの間しかないんですけど、10秒ほどバッファで再生できた後はほとんど見られたものじゃない感じになります。一応、宅内無線LANは802.11b/g/n系統と802.11a/g/n系統に分けてあって、実質b/g/n系統を使うのはスマホだけっていう状況にまで追い込んでいるんですけど(PC関連はすべて5GHz化済み)、それでも、ご近所からの干渉が強すぎてb/g/n系統は5~10Mbpsでればいい方っていう状況になっていて、HD動画を無圧縮で受信するのはさすがに無理な感じです。どうにかならないかなぁ。

GPSの感度云々っていう話があるみたいですが、えーと、ひどい。これはひどい。EVOだと自宅の中でコタツに座っていても余裕で測位できるんですけど、ARROWS Zは全くダメ。窓ガラスにぴったり貼り付けて何とか受信するけど、測位位置がぴょんぴょんジャンプする感じ。つまり、しょっちゅう必要な衛星をロスト→捕捉→ロストっていうかんじで繰り返しているようです。これは純粋に受信感度の問題という気がします。ソフト起因で「衛星をロストしちゃう」っていう不具合は作りこめない気がするので(絶対になくはないと思うけどさすがに出荷前にみつけるでしょ)、たぶんハード(というかデバイス/アンテナ配置)の問題。アップデートでも治らないでしょうね。これにつきあうしかないって感じ。

一方、ワンセグは、フィーチャーフォンレベルにまで出来上がっています。スマホだからどうだろうなぁとあまり期待していなかったんですが、なかなかどうして。ただ、データ放送のリンク先が画面内のボタンで上下で選択を移動させるだけでタッチで選べないのはどうしようもないのか(笑)。でもデータ放送部分もHTMLのサブセットみたいなやつなはずだから、理屈上はタッチ対応できるはずなんですけどね。他のワンセグスマホはどうなんでしょう。

ってことで今回は放送関係の機能でした(そんなテーマだったの!?)。

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2012/1/16 10:00 · ひとりごと · (No comments)

そういえばお正月にもう一つあったんだった。

近所の神社に初もうでに行ったとき、その近所に元々建っていたウィルコムの8本アンテナ、あれ、なんか様子が違うぞ、と思ってよく見たら。

TD-LTE局がくっついていました。

元々、ウィルコムの8本アンテナPHS基地局で、一体型で割と小型の基地局がついていて、要するに(電源とかを除けば)1個だけしか箱がないタイプだったんですが、見たら、箱が三つになっていました。

一つは元々あったPHS基地局で、これは変わらずに8アンテナにケーブルが伸びています。もう二つのうち一つは4本のケーブルが出ていて、ぐちゃっとまとまったケーブルの束に消えている感じ。もう一つの箱は、4本が入って4本が出て行って、それがアンテナ4本(1つ飛ばし)に入っています。

元々XGPの基地局もアンテナは4本で、8本アンテナのうち4本が2.5GHz対応、なんていう話だったと思うのですが、おそらくその分がその謎の新しい箱二つに変わっている感じです。

まぁ要するにTD-LTEなんでしょうけどね。どちらの箱も、PHS一体型よりも結構大きい箱で、割と武骨で、ウィルコムロゴとかもないような感じ。たぶんZTEのTD-LTE基地局をそのまま持ってきてそのまま置いたものです。一つがBBU(信号処理担当)で一つがRRH(無線処理担当)だろうと推測。

そんなわけで、ドコモのLTE(Xi)は半年先になってもエリア化予定なしのうちが、先にTD-LTEでカバーされることになりそうです。もともと、WCPのTD-LTEは小型局PHS併設を大前提としているため、元々PHSが置けている場所なら単に追加設置するだけでほとんどそのままどんどん置けちゃう、そういうものなので、いや本当に、あっという間にドコモLTEを追い抜く勢いでエリアが拡大するかもしれません。

ただ、やっぱりPHS用のオムニアンテナ共用でお茶を濁しているので、容量とカバー半径には不安が残りそうですね。設置位置もかなり低いし。うちの近所の局とはいえ、たぶんうちまでは絶対に届きません。至近にもPHS局があるのですが、そちらは古い4本アンテナのままなのでTD-LTE対応は当分先。エリアマップ上は全国がかなりのレベルでべったりと塗られるだろうけど、実際は穴だらけになるかもなぁ、と思います。まぁそういう前提なので、「ソフトバンク3Gとのデュアル機専用のMVNO専業」というサービスの仕方なんでしょうけどね。単体ではたぶん売り物にならないかなぁ、という感じ。

ということで、TD-LTEきたーのお話でした。

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2012/1/11 10:00 · ひとりごと · 1 comment

いつまでも秘密にしていてもしょうがないので発表。

ARROWS Z買っちゃいました。なんか、突然の物欲スイッチONで。

いやその前にいろいろと前フリはあったんですよ。ちょっと前に、前とは別の量販店に行ったら、ドコモARROWSとau ARROWSの両方が置いてあったんです。実機が。で触ってみる機会があってですね、触ってみたら、ドコモは相変わらずガクブルしてるんですけど、au版はそんなでもない。まぁ、あとでわかったんですが、ドコモはドコモUIプリセット出荷、auは富士通のNX UIプリセットで売ってるんですね。ドコモもNX UIにすると悪くないって話なわけですが、店頭に置いてあるものは切替できなくて。なので、au版を触って、これなら悪くないか、と考えを改めたところもあります。

っていう前フリがあった後で、突然スイッチが入ったんですね、年明けに。あ、暇だから買いに行くか、くらいの勢いで。

で買ってみて、最初に画面を立ち上げると、先にも書いた通り、NX UIがプリセットされてるんですね。ひょっとすると工場出荷はau UIなのかもしれないんですが、少なくとも手元に来たときにはNX UIだったので、最初からそうなのかお店で渡す前に変えてるのかしてるんだろうなーと思う次第。後でau UIに変えてみたところ、実はこれはそんなに悪くない。こっちを常用にしようかと一瞬悩むくらいだったんですが、アプリ一覧画面がドコモUI並みにガクブルしてくれたので却下。

ホームアプリの話ばかりになってますが、もうちょっとだけ続くんじゃ。でそのホームアプリ、動作自体は超サクサクってことがわかりました。購入直後はちょっと引っかかるような感覚があって、まぁ良いとは言ってもこの程度なのかぁ、と思ってたんですが、全画面見てみたら、なんか、ほぼ似たような機能のウィジェットが山ほど設定してあるんですね。笑うしかない。時計的なものと歩数計的なものとニュース的なものがいっぱいあって違いが判らないシリーズ。ってことでとりあえず全部消してみたら、超サクサクになったんです。びっくりするほど。

ってことで、少なくともNX UIは悪くないです。その後、必要なウィジェットをゴリゴリ追加しましたが、全然問題ない。むしろ問題があるとするなら、au謹製の健康がどうとかいうウィジェット群ですね。あれらは格段に重い。スマホと万歩計って重なるマーケットがあるのかなぁ。

ようやくホームの話は終わり。機能レビューに入りたいんですが、どの機能から試そうかなぁ、なんておもって、一応新しいものを買うには理由があるはずで、ちょっと考えたんですが、やっぱり理由はありませんでした。すみません。なので、「この機能を試したい・使いたい」というのは特にありません。何となく新しくなって白くなって満足、みたいな。

ただ、ネットワーク速度がすごく速くなりました。自宅でWiMAXで速度計測すると、以前はケータイニュース.netスピード計測サイトで6Mbpsくらいだったんです(フラッシュ系計測サイトだとこの時15Mbpsくらい)が、それが8Mbpsにアップしました。職場だと1Mbpsに届かないくらいだったのが、2.5Mbpsくらいが安定して出るようになりました。EVOのWiMAXは実は不安定だったのかも。

あと、WiMAXの検索・接続時間が極端に短くなりました。見てて、パパっとつながる感じ。EVOだと、WiMAXみつけたー、つながるかなー、あ、つながりそう、あ、でもちょっと待って、よいしょ、はいつながりましたー、って感じだったんですが、ARROWS Zだと、あ、見つけたんで繋いどきました、問題ありますか、って感じです。全体的にWiMAXの挙動が良くなってます。

WiMAXの感度が悪い、という話も出ているようですが、あくまでアンテナ表示が弱めに出ているだけで、実際の速度はむしろ改善しているようです。逆に、WiMAXが超弱くて不安定で切れたりつながったりを繰り返すような厳しい場所、こんなところでは、さくっとあきらめて3Gで安定してくれるのが助かるくらいです。要するにEVOはWiMAX受信の実力以上にアンテナ表示を良く見せていたためにOS側が無理にWiMAXで頑張って不安定になっていた、と、今になると思うくらいです。

それから、3GがHIGHSPEEDに対応したおかげで、3Gがすごく速くてびっくりです。いや、上述のWiMAXギリギリ(アウト)のところで使ってて、アプリダウンロードしてたら数MBが瞬殺で、あれ、WiMAXが復活したのかな?と思ったら表示は3Gで。数MB(確か4~5MBくらい)が10秒程度だったので、3~5Mbpsくらいは出ていた計算です。HIGHSPEEDの威力恐るべし。3G規制が怖いのであえてスピードテストはしてないんですけど。

ってことで、安定性・速度の面で大きく改善したということなんですが、まぁそんなことよりは当分は新しくて白いスマホに満足してニヤニヤする日々だと思いますので、本格的なレビューはまた今度、ってことでお願いします。でわ。

※あ、そうそう、近所のauショップに卓上ホルダを買いに行って、「あろうずぜっとのたくじょうほるだください」って言ったら「あろうずずぃーですね」と言い直されたんですけど、「ずぃー」が正しいの?

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2012/1/11 10:00 · ひとりごと · 1 comment

先週末、久々にドコモショップに行ったんです。もちろん目的は、ARROWS Xをさわりに。いや、発売しましたっていうステータスでさすがにホットモックも商用バージョンになってるだろう、と思って。

あ、余談ですが、本当の狙いはARROWS Zですよ。au版の。なんで、と思うかもしれませんが、えー、auって、ホットモック全然配備しないんですよね。少なくともうちの近所の量販と単売りショップ、どちらも今まで最新機種のホットモックを全然置いてこなかったので。っていうか、量販の方なんて、auのホットモック0台ですよ。ドコモ・ソフトバンクが一揃い置いてある中で。au凋落の原因は、そういう顧客に一番近い販売現場にカネを惜しむっていう渋ちんなところだと思うんですよね(ちなみに私の中ではiPhoneで一時復活しているけどたぶん半年もたたないうちに再び凋落ペースに落ちるのは間違いないと予想しています)。

閑話休題。で、ARROWS Xをさわりに行ったんですよ。なんかホットモックの周りには全然人だかりとかもなくて、だけど受付は80分待ちとか大盛況だったんですが、とりあえずホットモックは触り放題だったので、触ってみたんですが。

なんじゃこれ。いや、カクカクだという前評判も聞いてたし、それがドコモ製ホームアプリのせいだっていう情報も知った上での評価ですが、なんですか、これ、売っていいレベルじゃない。なにこのガクガクっぷりは。生まれたての子犬かよ、ってくらいカクカクプルプルしてるよ、ホーム画面が。

そしてその隣にあったAQUOS PHONE、えーと型番は忘れちゃったけど、戯れにそっちも触ってみたら。

なにこのレスポンスの悪さ。タッチして引っ張っても、あからさまに遅れて画面が動き始める。はぁ?って感じ。

ぶっちゃけ、日本メーカ製、総じてひどい。こりゃ、iPhoneユーザに「Androidは操作性が悪い」って馬鹿にされるのもわかりますわ。

普段、EVO使ってて、で、iPhoneユーザが「指に吸い付くようなこの操作感はiPhoneだけ!」とか言ってて、でも実際にお店でiPhone触ってもEVOと全然違いがわからない、だから、ああいった操作感に関するiPhone > Androidなコメントって焦ったApple信者のネガキャンに過ぎないんだろうなぁ、って思ってたんですが、少なくとも富士通とシャープの最新スマホを触って、意味が分かりました。あぁ、こりゃ馬鹿にされるわ、って。

スペック的には一世代遅れているEVOにも全然及ばない操作感には、本当にあきれるしかないです。なんつーか、前にも似たようなことを書きましたけど、日本のメーカのソフトウェア技術力の落ちっぷりは目を覆いたくなるものがあります。

メーカにとってのソフトウェア技術力って、結局は、きっちり要件を定義する、ってところに尽きると思うんですが、どうも、ファンクションの定義には熱心でもパフォーマンスの定義の仕方がわからない(間違ってる)、というところが感じられるんですよね。だから、ファンクションてんこ盛りでパフォーマンス最悪、っていうソフトばかりが量産される。某ウィルコムの某ZERO3のプリインストールのホームアプリもあまりのひどさに投げ捨てたくなったくらい。

ちょっとずつちょっとずつ余計な機能を積み上げて全体としてのパフォーマンスを耐えがたいレベルにまで落とす、っていう日本メーカのお家芸。で、トータルパフォーマンスを上げたくても、機能ごとに開発が縦割りで全体チューニングができない。結局「この機能はこのくらいの負荷なのは当然ですよ、すでにこの機能はめいいっぱいパフォーマンスチューニングできてますし。っていうかこの程度の負荷なんて平気なくらいのハードでしょう?」と機能毎の担当に押し切られておわるんですよ。これはもう、ノートPCを見ても同じですよね。日本メーカ製はくだらないソフト(常駐含む)が大量に入っていてお互いにメモリやディスクを奪い合ってハードは良いのに耐え難いほどに性能が落ちている、っていう感じ。。

いや本当に、国産スマホを(EVOを持った後で)真面目に触ったのって実は初めてだったので(こんなサイト運営してるくせに)、そのあまりの程度の低さにびっくりした、というお話なんです。

いやー、ソフト的な改善がある程度見えるまで、手を出すのはやめておこうかなぁ。さすがにあの操作感では、ストレスたまりまくること必至。

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2011/12/12 10:00 · ひとりごと · (No comments)

そういえば忘れてた。IPv6対応です。と言って何が変わったわけではないのですが、とりあえず自宅サーバにv6割り当ててみました。えぇ、外から使えないんですけど、結局。v6対応のサービスを立ち上げてないので。この際サーバ機入れ替えですよ、やっぱり。

v6の恩恵が全くないのですが、なんと言うか、IPv6ネットワークで世界にアクセスできますよ、と言うのをなんとか確認したい。と思ってたら、そういえばそうでしたね、auひかりのサービス提供元がこっそり表示してましたよ。

↑これ。これが、「IPv6経由ですよ」と表示されたら一応OKってことで。

自宅からアクセス。

はい、大成功。ていうかなんか色が付いた。ちょっと自慢げ。

うん、こんだけっす。進捗ゼロ。

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2011/12/12 10:00 · ひとりごと · (No comments)
2011/11/29 10:00 · ひとりごと · 1 comment

さて、光を導入してしばらくたちました。で、その具合なんですが。

無線がボトルネックと言うのは、本当にどうしようもないです。無線LAN遅すぎ。と言っても何か具体的な問題が起こるわけではないんですけどね。自宅サーバも無線LAN経由で繋がっているくらいですし。

でその自宅サーバへのリモートデスクトップ接続が、びっくりするくらい快適になりました。外出先からWiMAXでアクセスする場合の話なんですが、今まで、やっぱりどうしてもカクカクしたり反応が遅かったりして、「モバイル経由だと仕方ないよね」とか思ってたんですが、えー、自宅が光になっただけでガラッと変わっちゃった。

要するに、今まではADSLの上りがネックだったってことみたいです。なんだかだで、レスポンス(RTT)も劇的に改善しているし。ADSLだったとき、インターネットへの出口(IX)までのRTTはおおよそ30msくらいだったのが、光になったら8msですよ。速すぎる。上りの高速化とレスポンスの高速化の効果で、リモートデスクトップがものすごく快適に成りました。

で、今は、自宅のLAN接続でリモートデスクトップ接続をしたときに出ていた問題と同じところに引っかかっています。つまり、自宅サーバの処理能力(笑)。超省電力CPU搭載のファンレスPCなんてのを自宅サーバにしているので、処理能力はめちゃくちゃ低いんですが、リモートデスクトップ処理のネックがそこになってしまいました。単にディスク内容をあっちからこっちに送受信するだけのサーバだから貧弱でよかろうと思ってたんですが、そろそろ買い替え時です。えぇ、光とは関係ないですけど。

閑話休題。光の通信速度そのものについてなんですが、えー、どうやっても測れません。いや、WEBベースの計測サイトで百何十Mbpsってのを測るってくらいは出来るんですが、例の、インターフェース速度を直接読む、ってやつで測りたいんですが、コンテンツがありません。

自分でレンタルサーバに死ぬほどでかいファイルでもアップロードすれば、と思っても、レンタルサーバ側の送信速度が絞られてるんですよ、安いサーバだと。っていうか、インターネット接続1Gbpsなんていうレンタルサーバありません(苦笑)。かといって、一般のコンテンツだと、これまたコンテンツに合わせて速度を絞る制御が確実に入ってるんです。超長い動画で、と思っても、動画の再生速度に合わせて送信したりなんていう親切な仕組みを大抵備えてて。

ってことで、そこそこちゃんとしたサイトで、今までで一番重くて困ったサイト、ってのを見てみた感じでも、インターフェース速度で70Mbpsってところでした。いや、本当に一瞬で表示されちゃって回線の全力を使いきれていない感じ。送信側が超強力なサーバ+超強力な回線で送信制御も入ってなくて死ぬほどでかいファイルをDLできるサイトあったら教えてください。

と言うことで、特に不満も無く使っているだけなので、何も変わった報告は出来ませんが、何か面白い体験やデータなどがあったらまた書きます。でわ。

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2011/11/29 10:00 · ひとりごと · 1 comment
2011/11/28 10:00 · ひとりごと · (No comments)

今日は、携帯電話キャリアが提供する公衆Wi-Fiについて。主にスマートフォン向けの。別に技術的に云々と言う話には踏み込まず、どっちかと言うと個人的に感じているところを羅列の巻。

EVOを使っているとついついWi-Fiの存在そのものを忘れてしまいがちで、それは、もうWiMAXが快適すぎて、ってことが元なんですが、加えて、ドコモだと散々な地下鉄ホームでの3G接続でも問題を感じたことが無い、ってこともあります。ドコモだと全く繋がらない地下鉄ホームでもサクサク繋がる。

一方、Wi-Fiを使う気になれない理由がいくつかあって。まず、Wi-Fiが(WiMAXに比べて)全然速くない。わざわざモビリティも低くて通信速度も遅いシステムを使おうと思わない。また、見つけてから認証が通るまでに時間がかかりすぎます。なので、ちょっとした待ち時間に使おうと思っても、繋がるまでに待ち時間が終わっちゃう。これじゃぁ使う気になれません。

au Wi-Fi SPOT接続ツールの出来もいまいちで、いや、Wi-Fi品質が落ちたら能動的に切断して3Gへ接続する、なんていう頭の良い制御が入っているっぽいんですが、これが結構シビアな判定をしていて、ちょっと悪くなるとプツンと切られちゃう。で、その後、3Gに接続してIPもらって通信再開したと思ったらすぐにWiMAXにも接続してIPもらって3Gで再開した通信がまたプツンと切れてWiMAXへ、ってことになるので、実質通信できない時間が1~2分出てきちゃうんですよね。めんどくさい。Wi-Fiを掴んだら自動でWiMAXをOFFにして切断時もWiMAXでIPをもらえるまでは引っ張る、くらいの設定はほしいんだけど、そういうお節介もなし。

さらには、Wi-FiをONにすること自体に弊害があるということもあります。まずは、バッテリ。やっぱり、ONにしているともちに有意に差が出ます。それから、これはデフォルト設定だと思うんですが、「オープンアクセスポイントを見つけたら通知」って設定になってると思うんですが、地下鉄駅は必ずソフトバンクのセキュリティのかかっていないAPがあるため、そのたびに通知が出てすごくうっとおしい。っていうか公衆Wi-Fiでセキュリティかけずに運用するとか言うこと自体常識を疑うんだけど、まぁあの会社の非常識は今に始まったことではないのでほっとくとして、端末側でせめて出荷時設定を「通知しない」にしておいてほしい気がします。私はたまたま設定の存在に気がつきましたが、Android初心者はずっと気づかないままなんかうっとおしいなぁと思い続けて、「Wi-Fiは面倒なもの」という固定観念を持ってしまいかねません。

さて話は変わって。APの数、設置場所、しくみ、などなどの話になるわけですが。今果敢にWi-Fi APを増やしまくっているKDDIもソフトバンクも、その主力はバックホールに無線を使っています。KDDIはWiMAXを、ソフトバンクはHSDPAを。

いや、個人的には、本末転倒やん、って思うんですよね。まぁ、WiMAXはギリギリ分からないでもない。本当のモバイルである3Gとは全く別の準モバイルシステムにオフロードするという意味で。しかしバックホールがHSDPAってのは、もう本当に本末転倒もいいところ。

もちろん分かってますよ、グローバルの3G端末がほぼ非対応の1.5GHz帯を使ってるから、ってのは。だけどね、全く動かさない端末のために、貴重な「モバイルのための無線帯域」を使わせるってのは、どう考えてももったいない。加えて、利用者視点的に、どうしてオフロード先としてのWi-Fiを使っているのに、モバイル側の「リソースの奪い合い」に参加しなきゃならないのか、ってのが理不尽。これはWiMAXも同じですよ。それだったら、WiMAXをダイレクトに使いますよ、って話です。どう考えても、エリアロストするたびにセッションが切れるWi-Fiをわざわざ使う意味が無い。

Wi-Fiを使えば圧倒的に快適な通信速度を楽しめる、それなら、モビリティを犠牲にしてもWi-Fiを使おうかな、とも思います。しかし、そのWi-Fiの後ろのシステムが、端末が持っているシステムと同じものでピークスペックも事実上同じです、なんて言われたら、モビリティが無い分、Wi-Fiのほうが劣化サービスでしかないんですよ。

そりゃ、DC-HSPAが出来ない端末がDC-HSPA相当の速度を出せるとかWiMAX非対応端末がWiMAX相当の速度まで取れる、そこには意味があるのかもしれないですが、どちらも、単に端末選択の問題じゃないですか。そこまでして速い速度で使いたいなら、端末選択時にWiMAX搭載を選ぶわけですよ。いや、私の行動原理としては。だから、個人的には、WiMAXをバックホールに使うWi-Fiスポットなんてのは何の意味も無いんです。

どちらの会社も、凄まじい勢いでAPを増やしていて、それは、「無線WAN付きWi-Fiルータ」のセットを手当たり次第に配って歩いている、と言うことはご存知の通りなんですが、要するにこういうやり方で配って歩いたWi-Fiスポットは私には必要のないスポット。逆に、WiMAXが届かない場所、届きにくい場所にこそ、APがほしいのに、結局こういうセットを配るだけのAP増殖戦略ではそれは絶対にかないません。

ってことでね、両社にお願いしたいんですけど、Wi-Fiスポットマップとかで、有線バックホールと無線バックホールのものを区別して表示してもらえないですかねぇ、ってことなんですけど。ついでに言えば、SSIDも区別して無線バックホールのものには繋がないという選択肢が欲しい。両社とも、ADSLや光のバックホールを持つWi-Fi APをある程度展開していると聞いています。そういう「高性能Wi-Fiスポット」を区別してWi-Fiサービスの魅力の一つとして確立させてみては、ってことなんですけど、どうでしょうねぇ。

と言うことで取り留めなく公衆Wi-Fiスポットサービスについてでした。

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2011/11/28 10:00 · ひとりごと · (No comments)