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2012/4/27 10:00 · ひとりごと · (No comments)

ウィルコムのストラップフォンを買っちゃいました。

なんだか車の中にフリスクのストラップクリーナーが落っこちてたので、くっつけてみました。遊びゴコロ。どういう意味かっていうと、フリスクサイズなところから通称フリスクフォンと呼ばれる電話機にフリスクストラップってことですよ(ネタの再説明ほどむなし以下略)。

さて、実際に手に取って思ったのは。ちっちゃ!!ってこと。まぁ当然ですけど。その昔、ドコモがすごく小さなpreminiという端末を出したことがあって、それ見てちいさいなーと思ってたんですが、比じゃないくらい小さいですね。重さ約30gですから。異常。

で、機能もかなーり絞り込んであるんですが、それでも、電話帳対応の通話機能とライトメール機能があり、ちょっとした着信音選択機能もあり、テーマカラーの変更機能もあり、赤外線での電話帳共有機能まであり、で、私としては十分以上。何より、操作が死ぬほどサクサクなので、使っていて全くストレスがありません。

その操作に関して、あまりに小さいので操作しにくいんじゃないかとも思っていましたが、十字キーの操作だけはちょっと爪を立てるような押し方になってしまいますが、ダイヤルキーは意外なほど押しやすい。普通の携帯と同じくらいの速度でキーが打てます。むしろ、キー同士が近い分、手の小さな(親指の短い)私には押しやすいくらい。

キートップもちゃんと光るので暗闇でも使えるし、心配していた通話音量(スピーカー、マイク)についても申し分なく、もう何も言うことがありません。完成形。電話として完全な形を最も小さくまとめた、世界に類を見ない名機だと私は断言します(勝手に)。

無線機として、だと、ちょっとだけ感度に難があるような感じはしますが(なんだか圏外からの復帰が遅い?)、まぁ特に不便はなし。これが絶対に圏内じゃなきゃならない電話、ってわけじゃないので。そういうターゲットにフォーカスした製品としてなら、この割り切りは嫌いじゃない、むしろ好きなタイプです。

ということで、今は、メインのドコモケータイのストラップとしてぶら下げています。本当に、ドコモケータイをいじくるときにも全く邪魔にならないし、全然重くもならないし。まさにストラップとしてそのまま使える。ちょっと気になるのは、ポケットに入れているときにぶつかって傷になること。なんだかもう手に入らないっぽいので(WILLCOM STOREラインナップから消えてる・・・)、大切に使いたいです。

以上役立たずストラップフォンレビューでした。

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2012/4/27 10:00 · ひとりごと · (No comments)
2012/4/23 10:00 · ひとりごと · 4 comments

今日もちょっとだらだらと長いです。愚痴です。特にモバイルとか携帯電話とかってことに限定される話でもないんですけど、今の日本のモノづくり、製品開発って、「引き算恐怖症」ともいうべき恐慌状態にあると思うんです。大企業病みたいな慢性疾患というよりは、恐慌状態。パニックで正しい判断ができなくなっている状態。

これは前にも似たようなことを書いたと思うんですけど、何かものを作る、ゼロから作る、って時は、たぶん、今できること x 市場の需要で機能を決めていると思うんですよね。なので、たぶん、最低限のものができあがって、大体他社もほぼ同じようなものを出して、あとはデザインか値段か、そのあたりで勝負になるんでしょうなぁ、という感じなんですよ。

しかし、その後継機を作る、って時に、前身製品機能 + (今できること x 市場の需要)、っていう足し算でものを作っているように思います。ほとんどの場合。たぶん、製品の黎明期から普及期くらいまではこんなやり方でいいと思うんです。どんな製品でも同じで。

たとえば携帯電話でいうと、最初は、簡易なデジタル表示と発信ボタン、着信ボタン、ダイヤルキー12個と電源、これだけで十分だったし、当時はそのくらいしかできなかったからそういう形になっていたと思うんですよね。単に電話をかける、うける、という機能しかなかったわけです。

次に、たしか、発着信履歴メモリと続けて電話帳辺りが追加されたかと思います。当時は、発着信履歴にキー一個、電話帳呼び出しにキー一個、プラスなんか取り消しだかクリアだか、そういうのが足された感じ。あと、ダイヤルキーパッドに英数カナ文字を打つ機能や電話帳を選択する機能が付与されて、一つのキーが複数の役割を負うようになり始めたというイメージ。

その状態が少しの間続いてから、突然いろんな機能が足され始めます。それは、たぶん比較的汎用的なCPUと表示器が安価に手に入るようになったから。先ほどの考え方でいえば「今できること」が急に増えたんでしょうね。で、出来ることに市場の需要を掛け合わせて、いろんな機能が急激に増えて、それに対応するために、発着信履歴や電話帳という単独のキーではなく、十字キー+決定キー+各種ファンクションキー、みたいな形になり、一つのキープッシュが場面場面でさまざまな機能を持つようになります。

厳密にいうと、たとえば、メニュー表示中「下ボタン」を押したときの、メニュー1に合っているカーソルをメニュー2に動かす、という機能と、メニュー2からメニュー3に動かすという機能は、別物なんです。画面上ではカーソルが同じように「下に動く」ってことで済まされますけど、その直後に決定ボタンを押したときに起動する機能が違う、という意味では、メニュー1にカーソルがある状態における下ボタンの機能とメニュー2にカーソルがある状態の下ボタンは別物。なんでこんな話をしているかというと、実際にその状態を理解できない使用者がいるってことなんです。前にもどこかで書きましたが、画面の状態によってキーの役割が変わる、ってことが理解できない。一つのキーは一つの機能、っていう前提までしか理解できない。そんなバカなって思われるでしょうけど、実際に私の肉親に存在する以上、その存在を否定されても困ります。だから特定の機能を呼び出すために「切る→決定→下→下→下→決定→決定→右上ボタン→下→下→決定→決定→下→下→決定」みたいな呪文を本当に丸覚えしているんですよ。まぁそのあとなぜかメール本文はカナキーで画面を見ながらちゃんと打てるという不思議な認知力を見せてはくれるんですけど。

閑話休題。先ほどの、メニューと十字キーファミリーの組み合わせは、実質上ありとあらゆる機能の実装を可能にする大発明です。これがあってからの機能の追加のペースは異常ともいえる状態だったことは記憶に新しいところ。特に「iモード」は、オンラインに格納されたマークアップ言語によって端末交換なしにあらゆる操作の組み合わせを利用者に課す可能性を生んだ、一際複雑な機能だったと言えます。

さて、携帯電話の機能の発展をたどるのが目的ではなくてですね、携帯電話はこうだけど、日本のほかの電化製品とかでもほぼ同じことが繰り返されているんですよね。今、ごく普通の国産TVのリモコンを見たとき、そこにいくつのボタンがあるでしょうか。たぶん10や20ではないと思います。しかも、そのボタンだけですべての機能が実現できるわけではなく、メニュー画面を呼び出して十字キーで操作する、というおなじみの操作で3ケタに及ぶであろう数の機能を呼び出すことができます。正直、買ってから捨てるまでにせいぜい1回か2回しか使わないような機能が半分以上です。

別にいいんですよ、機能たくさん楽しいな、っていう世界があることは。だけど、日本のメーカに関してだけ言うと、その世界しか持っていない。その世界しか提供できない。代がわりによって機能を増やすことしかできないんです。ごくまれな機能削減が大ニュースになりかねないくらい、日本のモノづくりの考え方はひたすらに「足し算」であって、引き算が許されない空気があるんですよ。

多分その空気を作った戦犯の一つを知っています。あれですよ、「機能対応一覧表」。機種を横軸、機能を縦軸に並べて、●/▲/×をつける、アレ。日本人、本当にアレが大好きなんです。アレをやるためだけに、大して変わり映えもしないモデルを複数作ってでかいマトリックス作ってニヤニヤしてるんです。悪意のある書き方なのは本当に申し訳ないけど、私からはどうしてもそうとしか思えないんです。

複数の機種を同じメーカ(携帯ならキャリア)からリリースする以上、売りたいターゲットも使用目的も違うからこそモデルを分けるわけですよね。それぞれのターゲットに求められる機能も違うし、単純な機能よりデザインを優先する場合だってあるはず。だけど、そんな目標も目的も違う機種をいっしょくたにして同じマトリックスに並べることの、ナンセンスさ。黎明期、機能競争時代の化石をいつまでも引っ張ってる思い切りの悪さ。

そうなると、デザインのためにあの機能を削ろう、なんてことができないわけですよ。だって、マトリックスの上で他が「●」なのに一人だけ「×」がつくと目立っちゃうから。本当はいらないとわかっているのに、引き算できない。みんながみんなそう思っているからさらにその考え方を進めるしかない。集団ヒステリー、パニック状態ですよ。「削りたいんだけど技術が無くて削れないんです」とかじゃなくて、集団心理で足し算し続けるしかないというデスマッチですよ。

そうやって何でもかんでも足し算されたものが、「洗練されている」と感じられるかというと、そんなわけないですよね。その過程を経た日本でならそういうものも受け入れられるでしょうけど(みんながちょっとずつ機能を便利に使っているという土壌があるので)、過程を知らない海外で結果のゴテゴテ製品だけが目の前にいきなり現れたら、「なんだこの贅肉だらけのプロダクトは」ってことになりますよ。「機能はすごい、すごいけど、一人がそれら全部必要なわけじゃないのに全部入ってて、非常に高価、そりゃ売れないよね」というのが、日本で腕を磨いた日本企業が携帯電話で海外に打って出た時の反応でした。

特に最近は、万能入力装置のおかげでソフトウェア上で実現する「今できること」が増えまくっています。それが、ソフトウェアの詰め込み過ぎによるレスポンスの悪さなどを生んでいても、「+ 今できること x 市場の需要」の法則でひたすら足す方向で、引くことができないんです。

でも引き算はしないけどバリエーションは欲しい、っていう需要があるじゃないですか。あれに関して、本当に小手先というか小賢しいというかばかばかしい方法で解決してるんですよ。家電とかとくに顕著ですけど、全く同じ外観で、型番の数字が少し小さくていくつか機能が無いけどちょっと安いですよ、っていう機種、あるじゃないですか。あれって、基本は最初に最上位機種を作って、それに対して「機能マスク」してるだけなんですよ。決して機能を引き算したわけじゃない。機能を引き算するのは結構なコストがかかるんです。だから、削除ではなくマスクで済ませちゃう。マスクした結果いらなくなったデバイスを取り外して空いた穴に紙粘土か味噌でも詰めてるんです。メモリ上はそっくりそのまま最上位機種相当の機能が居座ってて、単に動かないようにされてるだけだから、低機能の下位機種でも無駄にもっさりなんです。

基本的には「今できること」が減ることはほとんどない(けど、時々、部品調達の問題やネットワーク機能の廃止などで減ることも)ですが、「市場の需要」がしぼむことは十分にあります。だから、すべての機能について毎回その製品がターゲットとする市場の需要を再精査して一定以下の需要になったら消す、ということをルーチンワークとして出来なきゃダメなんですが、とにかく機能が多すぎるためにその機能ごとの需要再精査という作業にコストがかかりすぎて、わざわざコストかけて調べるより、とりあえず入れていらなそうな層向けにはマスクだけで済ますという結論にしておけば誰も困らないよね、という玉虫色な判断をしてしまっているのが日本のメーカだと思うんです。

あとは、メーカ内の縄張り争いですよね。ある部門が●●機能を頑張って作って(下請けに作らせて)、そのサポートに毎年いくらか払ってる、みたいな状態にあるとき、「●●機能いらないよね」と誰かが言い出したら、下請けとの関係とかいろんなしがらみを持っている開発部門の人が何とかサポート料の支払い予算を確保しようと「いやそのコードを外そうとするとどこそこのモジュールを全部書き直しになるからすっごいコストですよ、10年分のサポート料より高いですよ、削るのやめましょう」みたいに足を引っ張るんですよ。もちろん妄想です。

そもそも削ることに価値を見出すという価値観が1ミリもないから、こういう「とりあえず引っ張っちゃえ」という考え方が横行するわけです。大前提、誰もそれを検証さえしようとしない【原理】【原典】すなわち「無いことは不満につながるけど有ることでは誰も困らない」っていう思想があるように思うんです、特に日本のメーカには。仮にそういう検討をしたとしても、「この機能を削ると全体の操作反応が1ミリ秒縮みます」とか評価して、「はぁ?1ミリ秒なんて体感できるわけねーだろ、コストかけてまで削る必要なし!」ってなるんですよ。一方で機能を追加するときは「よし、あって困るもんでもないから、OK!」で追加するわけで、そんな機能が100個あったら操作レスポンスは100ミリ秒、0.1秒ずつ遅れることになるんですよ。さすがに、操作の反応が0.1秒遅れたら、いらっとしますよね。ガラスマとバカにされる国産スマートフォンは全部これ。1ミリ秒をコツコツと足して体感を悪くし、1ミリ秒を削ることを怠ってそれを未来に積み重ねてる。

「足すことに価値があるなら削ることにも価値があるかもしれない」と言うような角度を変えた価値観の検討ってのは普通はやると思うんですよ。牛丼だって、ごはんと具の量を増やせば増やすほど喜ばれるはず、と思ってたら、案外、少ない方が良いという需要があったりするわけじゃないですか。そんなに食べられないけど残すのはみっともない、恥ずかしい、と思うような人にウケたわけじゃないですか、ほとんど変わらないような価格でも。ところが、家電やケータイのメーカは、「機能を足し続けないと追い落とされる」という黎明期の強迫観念に取りつかれてパニック状態に陥ったまま抜け出せず、そういった二面性を検討さえできていないように思うんです。

ってことでようやく本題なんだけど、要するに、国産スマートフォンの、海外製と比べた時の体感レスポンスの悪さは全部この「引き算恐怖症」が原因なんですよ。スマートフォン本体に限らず、それに付属したり追加で配っているメーカ、キャリア謹製の各種アプリも全く同じ。アップデートごとに少しずつ重くなるんです。軽くなったことはただの一度もありません。

ってことで、ここいらで、「なくてもいい」「ないほうがいい」というような価値観を持った思い切りのいいモノづくりを、日本のメーカ・キャリアにお願いしたいな、というわけなんですけど、まぁ、こんなとこで愚痴よろしく書いてても、誰も聞きゃしないだろうなぁ、ってのはわかってるんですよね。だけど、ユーザの多くが「ないほうがいい」という価値観をちょっと大きめの声で主張し始めたら、変わったりしないかなぁ、ということで、駄文公開に至るわけです。そんなわけで、今日の愚痴はこの辺で。

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2012/4/23 10:00 · ひとりごと · 4 comments
2012/4/12 10:00 · ひとりごと · 5 comments

実は結構前から、オトナの事情で、会社でスマートフォンを使わされています。業務連絡用の番号として。まぁ事情とやらはどうでもいいのですが、やっぱりこれはありえない。と思わざるを得ないのです。

まず、純粋な電話機として見て、誤タッチに対する対処が少なすぎます。電話アプリの作りこみはメーカごとに千差万別ではあるんですが、それでも、発着信履歴を閲覧中の誤発信は何度も経験しています。これは自分のスマホでも同じなので、作り云々というよりもそもそも「どこでも触れるどこでも反応しちゃう」という入力装置の根本的問題と言わざるを得ません。電話とタッチパネルはとことん相性が悪い。W-ZERO3シリーズでいやという程経験しましたが、Androidだからと言ってよくなっているわけではなく、むしろタッチ感度がよくなった分恐ろしいほどに悪化しています。

これが単なるおもちゃならいいんですが、業務連絡用ですから、もちろん、取引先とかからもかかってくるわけですよ。その履歴を見ている最中に誤って「ワンタッチで発信しちゃうエリア」を触っちゃって大慌てしたことが何度あったことか。情報を「閲覧する」「操作する」のには非常に優れた力を発揮するUIも、「制御する」ことには非常に弱い。制御=controlとはつまりブレーキです(not 操作=manipulate)。ハードウェアキーなら、まず物理的な抵抗力による制御があり、処理が始まっても「切断ボタン」という最強のキーがある。制御のために押さなければならない部分をいちいち視認しなきゃならないなんてこともないし、間違った操作で「制御のための操作部」が隠れてしまうということもない。

そもそもAndroidは、何かのキーにすべての処理を止めさせる最強の力を与えるということが根本的にできない作りになっているっぽいので、もうこれは、Androidの構造的欠陥というしかありません。そりゃ、「切断ボタン」に、すべてのアプリをKILLしてホームに戻す、という機能を割り当てるくらいはできるでしょうが、そういうこっちゃないんです。だってそれをやっても、バックグラウンドで勝手にやってるgoogleなんちゃらサービスを強制的に妨害することはできませんよね。フィーチャーフォンは、「切断ボタン」が無線のL1をたたっきるぐらいの強力な力を持っている、そのくらいの制御力があるから、安全に使うことができるわけですが、Androidではそれがもう完全に不可能なんですよ。特定の操作にそこまで強力な制御力を持たせる仕組みがそもそも無いように思われます。

電話に関してはこうですが、次に決定的にダメな点は、待ち受け時間。バッテリの持ち。

いろんなアプリやサービスが裏で非同期で動いていて、それらがいちいちネットワーク接続を立ち上げちゃう、というのが、バッテリの持ちの悪さを一番に加速しています。もちろん、でかすぎる表示パネルもそうですけど、見えない悪役という意味で、悪質。いや、そういうとき、そのアプリの消費電力としては、アプリのCPU使用時間換算分しか出てこないじゃないですか。そのアプリが原因でOSが勝手に立ち上げた無線リンクがアプリによる通信が終わった後もドーマントに落ちるまでだらだらと消費する電力、ってのは、アプリの消費電力には乗らないわけじゃないですか。だけど、スマートフォンというデバイスの中で無線機は紛れもなくトップクラスの電力食い部品です。ほんとうに、無線なめるなと言いたい。何kmも先の基地局に届くように電波を送るって、エネルギー収支でいえば、大声を出して数km先の人と会話するのと同じレベルですよ。無指向性アンテナなので、メガホンもなしです。大変ですね。そのくらい大変なことを、アプリが何バイトか送りたいんすけどというたびにOSはノーチェックで無線機にやらせているんですよ。しかも、無線起動には熱心でも切断することに関しては無線機が自発的にドーマントに落ちることにまかせっきりでOSはノーケア。もうありえないんですよ。

フィーチャーフォンなら、OSが内蔵アプリやインストールされたアプリの通信契機を能動的に制御していますし、些細なトリガーでいきなり無線ONにするようなへまはやらないしもちろんデータ送信が終わったらOSが能動的に無線を切りに行くんです。ところが、Androidは、本当に些細な契機でじゃんじゃん無線をONにしちゃう。というか、無線を制御している低レイヤのデータリンクサービスが、とりあえずトリガ(OSアクティブ化やデータ送出)があったら無線ONにしちゃえ、っていうつくりっぽいし、その上のIPレイヤも送出パケットを誰かが作ったら即座にデータリンクに投げつけちゃえ、ってつくりで、しかもそのIPレイヤをすべてのネットワークアクセス権のあるアプリが好き勝手に叩ける、っていう構造。このどこにも、「デバイス一体としての制御」をしている部分が介在・制御していないっぽい作りなんですよね。もうこれも、Androidの構造的欠陥の最たるものですよ。権限さえ認めれば後は何をやってもいい、っていうつくり。

だから、ちょっと前から、「Android OSを採用しつつ、フィーチャーフォンの操作性と形状・デザインを採用したものが出てくれば」なんてことを言ってますけど、そういいつつ、たぶんAndroidが今の形である限りそういうものは出てこないだろうな、とも思ってるんです。少なくとも、出来あいのAndroidを使う限りは。Android OSの制御力の低さ。これがすべてです。特に低レイヤ機能(通話、通信)に対してのリアルタイム制御を、別の管理アプリがOS経由で統合制御する、なんていうつくりができないですよね(できるやり方あったら訂正します)。それができない限り、フィーチャーフォンレベルの安心・安全は実現できないと勝手に断言します。

googleのAndroidチームの人たちはcontrolとmanipulateの違いを全然わかってないんじゃないの、とまでは言わないですが、manipulate >>>>> controlな現状は、実用OSとしてはちょっと欠陥品と言わざるを得ません。ちょっと前に書いた、AndroidはiOSの数倍のトランザクションを発生させる、なんていう話も、controlの技術のなさ(あるいは技術はあってもあえて無視していること)がよく表れた例だと思うんです。

何となく愚痴とも文句ともつかないことをグダグダと書いちゃいましたが、いや、最近、とある会社が「従来型フィーチャーフォンは完全撤退してそれっぽいのをAndroidベースで代替します」なんて言ってるのを聞いて、フィーチャーフォンの未来は暗いなぁ、と思ったので書かせていただきました。でわ。

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2012/4/12 10:00 · ひとりごと · 5 comments

いやぁ、夜中の緊急地震速報、驚きました。だいぶ時間もたってきて、ちょっとは落ち着いて警報音を聞けるようになってるんじゃないかと思ってたけど、やっぱり無理ですね。心臓が危なかった(苦笑)。

さて、解約したはずのEVOで緊急地震速報がという話を以前に書きましたが、えーと、鳴りましたね、解約、というか、機種変更して放り出してあった、EVO。単純な速報端末として使えますね。まぁそれ以外に鳴るやつらがいるので使い道はないんですけど。しかしまぁ、随分な実装です(笑)。

単純な速報端末と言えば、放送や有線接続を使うタイプはどうなのか、というと、まず放送に関しては、少なくとも携帯電話の緊急地震速報と同じく片方向なので、輻輳の心配もないし速報性も高い。あと有線に関しても、もちろん、上位のスイッチでの輻輳の可能性はありますが、最終的には一本の線の中を各ユーザ向け信号が流れることになるので輻輳もないし、常時接続なのでコネクション立ち上げのタイムラグもなし。ってことなので、使わなくなった携帯電話を速報端末とするよりは、やっぱり放送か有線の専用端末を置いてある方が品質は良いはずです。少なくとも、携帯電話は、報知情報の送信インターバルという問題と端末の間欠受信のインターバルという二つのタイムラグ要因があるわけで、常に受信機/回線を開きっぱなしの放送や有線には速報性ではかないません。と言ってもその二つにない「持ち歩ける」=「外出先でも」という特徴こそが携帯電話に求められているわけですけど。

ってことで、EVOは鳴りました、ってことで。同じauでもSIM機のSIM抜けとか、ドコモやソフトバンクのSIM抜け端末はどうだったんでしょう。純粋な無線上の仕組み的には鳴らすことはできるけど、あとはSIMなし状態の動作の実装次第。もし身近でそういう端末がなってたりしたらぜひご報告を。

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2012/2/20 10:00 · ひとりごと · (No comments)

一か月半ほどたったので、改めて。

前回ぼろくそに書いたんだけど、そのあとは、運用で結構快適な状態に保ってます。まず、徹底的にいらないウィジェットとアプリをお掃除して、ホーム画面の真ん中にメモリクリーナーソフトのショートカットを配置。よくある、メモリをギリギリまで強引に確保してほかのアプリのキャッシュメモリを追い出してきれいにするタイプの奴。これを、一日最低2回は起動。

夜中に再起動をかけるようなソフトを探してるんだけどよさそうなのが見つからず。いや、やたらと大量のいかにも関係なさそうなアプリ権限を要求して来たり下手するとrootが必要なやつだったりってばかりで、シンプルなタイマー再起動アプリが意外とないことが判明して。あったら教えてください。

というようなことをやって、今のところ、フリーズ事件はこの2週間は起こっていません。ただ、ブラウザが、起動直後に落ちることは毎日1回は発生します。いや、ちょっと自作のWEBアプリを別のレンタルサーバで作って遊んでるんだけど、ブラウザで開いて、すぐにタッチ操作しようとすると落ちるんです。開いてからちょっと待てば問題なさそうなんだけど、ちょいっと開いてちょいっと操作したいんですよね。っていうか、タイミング次第で余裕で落ちるブラウザって。Androidが悪いのか、やっぱりARROWSが悪いのか。わかりません。

電池の持ちは、相変わらずひどいです。が、これはもうあきらめて、これも運用でカバーしています。ぶっちゃけ、でかいモバイルバッテリーで回避。もうね、半日で空っぽになるのは仕様だと思って、だったらそれをカバーできるバッテリーを持ってればいいじゃない、という発想。ここまであきらめて割り切っちゃうと、逆にいろいろ楽になりました。無線LANもWiMAXももちろん3GもONにしっぱなしで、無線LANがあれば勝手につながってくれてるので、快適性はアップ。

そうそう、無線LANなんですけど、やたらと増えてますね、スポットが。前に、「WiMAXがどうも圏外ギリギリのお店があって」ということを書いたと思うんですが、そのお店から200m程の別の場所にau wi-fiが設置されたらしくて、そのお店もなぜかカバーされて、WiMAXはつながらないけど無線LANで行けますよ状態になっています。うん、無線LANをONにしっぱなしじゃなければ本当に気づかなかった。もう勢いで、HOME wi-fiも頼んじゃいました。自宅の無銭LANは独自APなんですけど、au wi-fi自動接続をONにしてあるとちょっと調子が良くない。時々切れるんです。だったら自宅もau wi-fiにしちゃえば解決です(えぇ~)。独自APは一階と二階を結ぶ基幹網の役割だけになりそうです。

閑話休題。いややっぱり、充電用の卓上ホルダがあるのは、本当に便利です。しかもちゃんとバネで押さえてくれるので、乗せるだけのタイプにありがちな接触不良も起こらないし。最近、携帯電話の卓上ホルダって本当に乗せるだけで、昔みたいに爪がパチンとかかるやつって少ないですよね(たぶん外形の成形コストの絡みなんでしょうけど)。そういうイマイチなホルダかもしれないと覚悟してたんですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。たまに猫が蹴っ飛ばして転がってることがあるのが難点と言えば難点(笑)。でも、EVOで毎日いちいちケーブルと本体を両手で持ってグサッと差し込んでたあの手間が寝る前にないだけで本当に快眠です(言い過ぎ)。

防水機能はまだ試してはいませんが、小雨くらいだったら外でも気にせずにポケットから取り出せる安心感がありますね。別にそれで濡れちゃうほどじゃぁないんだけど、防水じゃないやつだったら、ちょっと気になってポケットから出さないと思うんです。その壁が一つなくなっただけで、なんだかすごく楽になった感じ。

ってことで、全体的に「いろんな無線方式に対応してて」「防水で」「卓上ホルダ対応」という条件を満たしたものがこれしかなかったという消去法で選んだものの、やっぱりこの条件を譲らないで本当によかったと思っています。まぁ、それを打ち消すほどの無駄アプリの不安定さはあるんですけど(苦笑)。でも、この条件を満たしたものが再び出てくるまでは、バッテリーを買い足しながらでもこれを使うような気がします。LTEは・・・うーん、エリアの広がりがほどほど見えてきたら、ね。

ということで、久々のARROWSレビューでした。

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2012/2/20 10:00 · ひとりごと · (No comments)

光ケーブルの切断事故などが報道されることがあるけど、そんなに簡単に切れるもの?そんなに適当なところ(空中とか)にみんな引っ張りまわしているもの?というご質問をいただいています。

この辺は、事業者のポリシーや自治体のポリシーなどがあるので、一概に「たいていは電柱の間をにょろにょろと引っ張りまわされていますよ」と断言はしにくいのですが、現状の問題は置いておいて、それでも「適当なところに引っ張りまわしがち」なのかと言われれば、「多分そうかもなぁ」と言えそうな気がします。

というのは、前にも書いた「災害時の復旧の速さ」とかにも関係があるのですが、基本的に、むき出しになっているものはなっていないものよりもメンテしやすいというのは事実だからです。

なんだかだで光回線の契約数は結構なペースで伸びていますし、そうなると、スプリッタから家庭まで素早く線を引けることは競争上極めて重要です。そんな時に、たとえば、地下10mのだれも触れないような深度に頑丈な溝を埋設して、その中に回線を通し、厳重に埋め戻して整地・舗装する、なんてことはやってられません。もちろん、光の線なんてタダ同然、つまり結局は工事期間=コストですから、コストの面から言ってもこういった面倒な工事を伴うことはぜひとも避けたいと思っているはずです。

となると、まずは、どこの市内にもくまなく張り巡らされた電柱網、これを使わない手はありません。電柱のロケーション代も工事の手間に比べれば極めて安いわけで、まずは空中で線を引っ張りまわすのが最初の候補になるはずで、むしろこれが候補にあがらないあるいはあがりながら他の方法になってしまう、という状況が思いつかないほどです。

ってことで、そうやって引っ張られた光の線は、要するに「空中のてきとーなところを引っ張られている」わけで、大型車両がひっかけちゃうくらいのことで簡単に切れちゃったりするわけですね。

一方、もうちょっと別の事情で地下に埋めるような場合でも、やはり同様の理由で浅いところに埋めることになります。地下10mの手の届かない場所で不測の事態により断線してしまった場合の復旧作業と、せいぜい1~2mの位置に埋めてある場合、手間もコストも段違いです。もちろん、人間が入れる大きさの共同溝が整備されていればこの限りではありませんが、そうでない場所で、地下に埋めたい線があったら、せいぜい1~2mに埋めることになるでしょう。

実際、かなり根元に近いような基幹線であっても、そんなに深くは埋めていないし、人が入れるような大きな溝を作ってあることも稀です。たいていは浅い位置に、直径数十㎝以下の管を埋め込んで、片側から線を押し込むようにして埋設します。線に何かがあっても一旦引っこ抜けばいいし、管に何かがあっても浅い位置なので掘り起こすのが楽、というわけです。

まぁ結局は、そうやって埋めたものが、不慮の事故で掘り起こされて断線するリスクとの兼ね合いということになってしまうわけですけど、ほら、道路だと、「この下に重要な通信線があるので連絡するように」なんていう看板があるじゃないですか、ああいった別方面の対策で掘り起こし事故を最小化できることを考えれば、浅く埋めることによるメンテ減力の恩恵の方がきっと大きいんだろうなぁ、と思う次第です。

ということで、ほとんど私の想像と妄想なんですが、たぶん、光の線とかって結構簡単に切れるところを引っ張りまわされてると思いますよ、の一言でした。

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2012/2/13 10:00 · ひとりごと · (No comments)

SONYのReaderって3Gもついててよさそうじゃないっすか?的な軽いノリの質問をいただいていました。ということで、今日はこの辺の話で。

前にもちょっと書いたのですが、Readerをちょっと電気屋で触ってみたことがあります。その感じでいうと、出来自体は悪くないです。かなりよくできた方と言ってもいいくらい。Kindle3に比べてもページ描画も同程度以上に速いし、機能的にも申し分ない感じ。

一応、どんな機能がありそうか、ってのを書いてみると、普通の電子書籍の閲覧と随時ダウンロード、それから、WiFiと3GでのWEB閲覧もできる、っていう感じみたいです。WEB閲覧の再現度がどのくらいなのかはわかりませんが(なにせこれに関してはKindleはひどいもので)、一応正規機能として売りにしている以上は、Kindleよりはよっぽどマシなんじゃないかと期待したいところ。

なのですが、Readerに関しては、おおざっぱに三つほど、個人的に「ダメ」なポイントがありまして。

一つ目は、筐体。というか、ページめくりボタン。タッチや下部のボタンでページめくりができるわけですが、手の小さな私には、片手で持って親指でめくる、という動作ができませんでした。下部のボタンに関しても、きちんと落っことさないように筐体をつかむと、親指が届きません。なので、「電車で吊革につかまったまま片手で読書」という用途にはどうしても使えないと結論しました。これに関して、前に書いた時にも「ボタンは片手で十分に操作できるよ」という意見をたくさんいただいたんですが、出来ないものはできません。むしろ、手の小さい/親指の短い人がいる、ってことを完全に失念しているという点を考えれば、筐体デザインをしたSONYの中の人も同じように「自分の指の長さ基準」でしか考えられなかったという残念な設計思想だったというしかないですね。

二つ目。3Gを使うのに契約が必要、ってことです。これは、逆にKindleのモデルが出来すぎている、ってのがあるわけですが、しかし、マネし放題のよくできたモデルが目の前にあるのにそれを無視して、面倒な契約手続きと年額or月額料金を必要にするモデルを採用したことのセンスを疑います。まぁ、Sonyかauかが、毎月の小銭がほしかったんでしょうね。それはそれで否定しませんけど、間もなくドコモ回線のKindleが国内に出てくるっていうのに、大丈夫ですかね。たぶんダメですよね(笑)。

三つ目。これも回線の話ですけど、国際ローミングですね。Kindleは契約不要でしかも世界中のほぼすべてのGSM網で利用可能。出張の超強力なお供です。どこに行っても空港で電源を入れた瞬間からWEBアクセスが可能になるんです。もちろん本だってダウンロードできますし。こんな強力なツールはありません。Readerはいくら3GでWEBがみられるといっても、日本を一歩出れば単なる内蔵コンテンツ表示器。Wi-Fiを手当てすれば何とか使えるかも、くらいのもの。手続きなしで世界中で追加料金なしのネットワークアクセスを得る、という手段が提供できるKindleとは雲泥の差です。

以上のような理由で、Readerは個人的には全く興味がわきません。もちろん、どうしてもReaderでしか入手できないコンテンツがあればまだしも、残念ながら、町の本屋さんにも大きく劣るコンテンツのためにReaderを買おうとは思いません。それだったら、Kindleに自炊PDFでもぶち込んで読んでいる方がよほどマシ。最近ではバックナンバーをPDFで売ってくれる専門誌もいくつかありますし。

そんなわけで、まぁ面白いデバイスなんだけど、「役に立つか」という意味で考えると、いまいちだなぁ、というのがReaderなんですね。ただ、ドコモKindleもWEBアクセスとかローミングとかでいろんな制限をかけられてそうな気がします。そうなるかどうかはわからないけど、買うんなら米国本土版が一番かなぁ。でわ。

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2012/2/13 10:00 · ひとりごと · (No comments)
2012/2/7 10:00 · ひとりごと · 1 comment

最近ドコモのスパムメールが非常に多いのだけど、先日の障害でメールアドレスが漏れたなどということはありうるでしょうか、というご質問をいただきました。

先日の障害と言えば、メールのFrom付け替え事件ですね。ドコモでは基本的にメールのFromを端末でつけさせることはしていなくて、すべてネットワークで契約情報に基づきFromをつけています。なので、絶対に成りすましの出来ない超強力な認証ツールとしても使えるようなものだったのですが、それが逆に障害で間違ったメールアドレスをFromにセットしまくったというアホな事態を引き起こしました。

基本的にこの辺の仕組みの是非を論じるのは今回はやめておいて、この件が、スパムの急増につながったかどうか、という点を考えてみます。

まず、基本的につけ変わるのはFromだけなので、自分が意図した相手に自分ではないアドレスが伝わっている、という意味では、自分が自分のアドレスを危険にさらした可能性は低いといえます。

一方、もう一つの可能性はかなり問題です。つまり、まったく知らない誰かがまったく悪意なくそれ以外の誰かに送ったメールに、自分のアドレスがFrom設定されている状況です。この場合、関係のない第三者に自分のメールアドレスが伝わってしまったことになります。このメール送信先が、何らかの怪しい業者であれば、メールアドレスが名簿にリストされる可能性もなくはありません。実際の影響人数から考えるとこれが自分にピンポイントで起こった可能性はさほど高くありませんが、可能性としては十分にあります。

ということで、この障害によって自分のメールアドレスが漏れた可能性は十分にあります。ただ、それ以外の一般的な通信障害で、メールアドレスのようなかなり上位にある情報が漏れる可能性は、ほぼゼロです。たとえば無線ネットワークが完全にハックされたとしても、メールアドレスは漏れません。一方、メールアドレスを直接扱っている、つまりSPモードメールサーバがハックされれば、当然メールアドレスは漏れます。要するに、SPモードメールサーバに何かが起こっていなければ、障害がらみで漏れるということはあまり考えなくてよいと思います。まぁ、それが起こっちゃったのがFrom付け替え事件なんですけど。

ということなんですが、個人的に、最近スパムが多いのって、なんとなく別の理由があるような気がするんですよね。なんというか、ぶっちゃけ、SNS系から漏れてる気がします。モ○ゲとかグ○ーとかです。まだ確信はありませんが、twi○○erやfa○○b○○kもそんなに安心できる相手ではないような気がします。あまり大きな声で言うと訴えられるので(笑)、小声で、ですが、某SNSに登録したら翌日からスパムがわんさかと届くようになりました。

メインのドコモケータイはもともとスパムが多かったので完全に指定受信にしていて、その後今使っているauスマホはフィルタなしで使っていたのですが、それであるSNSに登録したら突然スパムが届き始めて。なのでそっちも今は指定受信に切り替えました。SNS、名前出したいんだけど、一応伏せておきます。

ということで、どちらかというと、SNS系サービスに気をつけろ、という話になりまいたが、そんな感じで。

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2012/2/7 10:00 · ひとりごと · 1 comment