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電子ペーパー採用のカードケータイ、47gでテザリングも
きゃー! なにこれ! ほしい! なんとなくほしい!(笑)問題は、機種変更すると現状のFOMA プランSSを維持できなくなってしまうこと。悩ましいなあ。かけ放題にするほど通話はしないけど一回5分で収まるわけでもないのでライトじゃあ足りない。ちょうどいいのが月1000円分まで無料のプランSSなんですよねえ。このプランをLTEで廃止したドコモがとても恨めしい。いや、auに行けば同等のプランでLTEケータイが使えるってことは知ってますけどね、そのためだけにauに乗り換えるのはちょっとねぇ。いやいや、ちょっとまて、これドコモの端末だからauに乗り換えとか本末転倒や(笑)。そうか、えーと。
……KDDIさん、この端末、発売して~。

(そっちか)

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【利便性を向上するWi-Fi規格】SSID&パスフレーズをボタンを押してやり取りする標準規格WPS、各社規格の乱立に終止符?【ネット新技術】
いやなんかねー、WPAの脆弱性が云々って大騒ぎしてたけど、なんかもう、そんなんどうでもいいレベルの話ってことなんですよ。一応無線にゃん的に無線LANの話題は時々取り上げなきゃ、って思うわけですけど。で、WPS。いや、WPAが中間者攻撃で危ないとか、投機的実行をするCPUがサイドアタックでどうとか、そんな重箱の隅をつつくような脆弱性で世の中大騒ぎしすぎ。誰かがあなたの家にそーっと進入してWPSボタンをポチッとするだけでもう家庭内にもぐりこめちゃうんですから。WPAを中間者攻撃で突破するより数億倍簡単ですよ。WPS的なシステムを最初知ったとき、「え? 誰でもボタン押せるん? それってセキュリティ的にどうなん?」と思ってですね、何か、もう一段階のセキュリティがきっとあるはず、と確信したのをまだ覚えています。ええ、ありませんでした(笑)。ポチッと押したら繋がります。それがWPS。これがふつーに受け入れられている世界でね、CPUの投機的実行の脆弱性とかが大騒ぎされているのがこっけいでこっけいで。玄関こじ開けるだけでOKな攻撃と、玄関こじ開けてPC開けてCPUのそばにサイドアタックデバイスを仕掛けてばれないように情報をネットワーク上に送信(しかも毎秒数メガ数ギガビットの単位)する仕掛けまで施してばれないように全てを元通りにする攻撃、どっちのほうがセキュリティ的に危険かって話でね。「どっちも危険」なのはもちろん否定しませんけど、ねずみが通れるほどの大穴の開いた袋に水をじゃんじゃん入れてるときに針の穴のような水漏れを見つけて大騒ぎする神経というか、そういうバランスの悪さが、どうもねぇ。個人的に受け入れられないです。

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IPv6通信を高速化する謎技術、ついにAtermへ実装!NECのIPv6 High Speed対応ファームウェア、Wi-Fiルーター3機種向けに公開
発表以来しつこく「謎技術」連呼する姿勢、好き(笑)。理屈的にワイヤースピードを超える高速化は絶対にできませんから、「通常のIPv6通信の2倍」の文言のうち、「通常のIPv6通信」の部分を疑う必要がありますね(笑)。いや、実際、安い民生用ルータとかだと、IPv6をチップ処理できずCPU処理になってたりするので、IPv6のスループットがIPv4の半分も出ない、なんてことはよくある話なんですよね。なので、NECの言ってる「○倍」ってのは、素のAtermに処理させるよりも○倍、ってだけで、要するに素のAtermが遅いってことの裏返しに過ぎない、と私は思っています(笑)。たぶんインプレスの中の人もその辺のこと気付いているものの表立っては言えないので「謎技術」連呼なんでしょう(笑)。たとえばもう少し高級品、ヤマハのルータとかだと、最新装置だとIPv6でスループットが10Gbpsとれるものもあったりしますが、家庭用のルータやアクセスポイントでIPv6でそこまでのスループットを出せるものは珍しいと思います。どんな技術なのかってのは、なーんとなく想像がつくのですが、たぶんみなしIPv4にしてチップに処理させてスループットを稼いでるとか、その辺じゃないかなー、なんて思います。たとえばネットワークアドレスの頭32ビットをカットして続く32ビットをIPv4として処理させればまず競合は起こらないし、残る/64アドレスはLAN内なのは確実なので「内」と「外」をルーティングするだけの目的であればこれで十分いけます。まあそれ以前に、IPv6をワイヤースピードで処理できるチップくらいそろそろ搭載しようぜ。

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ソフトバンクのIoTとトヨタのEVを活用したモビリティサービス、共同事業を開始
昨日の朝、今日午後にソフトバンクとトヨタの錚々たるメンバーせいぞろいで記者発表会をやります! っいうニュースをみて、おっ、ついにソフトバンクがKDDIを買収か? と早とちりした結果がこれでした(笑)。それはともかく、ソフトバンクはオートモビリティに徹底的に注力する構えのようですね。自動運転は絶対に実現すると思いますが、それと同じくらい自信を持って「いろんな規制でかなり骨抜きにされる」と思っています(笑)。実態として、やっぱり人間と同程度かそれに毛が生えたくらいの経験と予測じゃあ自動運転は任せられないですよ。先日の神奈川での実証実験でも、路駐や横断歩道手前の人の行き交いに対応できず9割以上は人間の運転手が操作していたなんていうレポートもありましたよね。一言で「運転」といいながらも、実際の人間の運転手は、自分がショッピングをしているときの体験やランニングをしているときの体験や仕事で荷物の積み下ろしをしているときの体験や単に散歩しているときの体験など、運転とは全く関係ない様々な体験をもとに路上の状況を総合的に判断しているんですよね。「人間の運転技術をAIに移し変える&強化する」だけでは全然足りないんです。いや、自動運転にはすごく期待しているのでこういうコメントなんですけど、自動運転に関しては「人間の生活全ての体験」っていう視点がすごく重要だと思いますよ、と外野からガヤってみました。

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菅官房長官の「携帯料金4割下げられる」発言の根拠が明らかに
はい、「労務費」。労務費の単価がぜんぜん違うOECD諸国とそのまんま比べてどうすんねん。こんなんで大臣やれるんなら私もやろうかな(やりません)。携帯電話のインフラ維持にかかるコストのほとんどは、労務費です。基地局の装置価格なんてゴミ。ほとんどは、それを運んだりテストしたり据え付けたり設定したり監視したり修理のために軽トラに乗って出動したり、そんなコストです。日本でやる限り日本人の労務費がかかります。安い国で製造すれば済む装置と、実際に運用している国の平均的な賃金に引きずられる労務費。日本では後者が支配的になるのは容易に想像がつきますよね。
加えて言うと、日本の通信行政の規制は諸外国に比べれば異常なほど厳しい。仮にも行政の長に仕える身なら、そのくらいのことは知っとかなきゃ。日本くらいですよ、総務省の一挙手一投足にメガキャリアが戦々恐々としているのなんて。明文化されている法規制に加えて総務省の局長クラスの人の何気ない一言が事実上の不文律となってメガキャリアを縛っています。そこにかかる莫大なコスト。
OECD平均レベルまで下げたいっていうんなら、OECD諸国と同レベルまでの「異次元の規制緩和」が必要なんですよ。それこそ認定周波数の売り買い貸し借りが報告無しでできるくらいの。そこまで踏み込んで発言しましょうね、官房長官さん。

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緊急地震・津波速報、実際にはETWSを受信できるクライアントはほとんどない・・・単なるIPパケットプッシュ型をETWSが受信できると勘違いしている人が山盛りではまずいと思うので注意喚起してみる
ほんとそう。以上。じゃああんまりだけど。IPプッシュって、寝た端末を起こすやつは、GoogleかAppleの用意したプッシュサーバにお願いする形になってる、ってこともあんまり知らない人が多そうなんですよね。もちろん、それに頼らずに強引にIPアドレス宛にUDPでプッシュすることも不可能ではないですが、その場合は、まず届かないと思ったほうがよいです。その辺の信頼性を高めたサードパーティのサービスもあるみたいですが、事情はgoogle/appleと同じ、一旦プッシュサーバにお願いして端末を起こしてから送信、が基本。で、このプッシュサーバ、当然ながら世界で何十億台という端末に対するプッシュ送信のフロントエンドになってますから、時間帯によってはアホみたいに遅延します。早くて2~3分、ひどいと15分以上遅延は当たり前。降雨アラートみたいなアプリを使ってるんですが、アプリ自身によるポーリング型とプッシュ型の設定があり、ポーリング間隔が15分未満ならたいていは前者のほうが早く通知してくれます。スマホユーザが少ないうちはいいんですけど、これだけ普及してしまうとさすがに緊急速報にIPプッシュを使うのは筋がよろしくないですね。仮に遅延なしで届くとしても、全端末に個別にIPパケットですから、基地局のRRC接続上限やRRC輻輳判定(一斉接続抑制)に引っかかるかもしれないですし、そもそも一回のページング容量を超過してページ自体が数周期(15~30秒)ほど後に回されることになります。数秒の判断が必要なときにこの時間は大きすぎ。ってことで、アプリ系の地震速報は「地震速報」っていう表記をやめたほうがいいと思います(そっち!?)。

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格安SIMの顧客満足度、端末セット契約ではUQが1位に~J.D.パワー調査
どちらの調査でも、「au系のLTE網を使ったサービスを実施しているMVNOの満足度が頭二つ三つ飛び向けている」という点が、なかなかに示唆に富んでいるように思えます。いろいろな要素があるとは思うものの、純粋に「ドコモ」や「au」という看板抜きでLTEサービスの満足度を比べた場合にau>ドコモという図式が成り立っちゃってんじゃないか、と。もっとぶっちゃけちゃうと、LTEネットワークの品質という面では、とっくに「auネットワーク>ドコモネットワーク」なんじゃないのか、と。「両方選べること」自体が満足度を上げている可能性はもちろんありますが、普通は(対応端末の都合で)どっちかを選んだらずっとそのままですよね。で、ドコモネットワークの品質自体は他のMVNOと横並びとすると、auネットワークの品質が平均としての満足度を引っ張り上げているような気がするんです。で、今だからぶっちゃけますが、LTEが始まる前後くらいに業界に流れてくるいろんな情報をまとめて考えたときに、auのLTEははっきり言ってドコモよりもよほどいいものになる素質があるぞ、とにらんだこともあり、スマホはauにしたんですよ。全部ドコモで揃えとけば料金的なメリットは一番大きいってのを考えに入れたとしても。まあ、ドコモ、ソフバンはすでに持ってるから残るau(とついでにWiMAX)をコンプリートしとくかっていうマニア的なノリがあったのも事実ですけど。どっちかと言うと、その頃のauのネットワーク的なリードをドコモが一生懸命追っているというのが今の状況に近いと思うんですよね。でも、ドコモにはWCDMAという重石がある。auは互換性の低いCDMA2000だから逆に吹っ切って捨てることができたけれど、ドコモはまだ当分はその重石をしょった状態で戦わなきゃならないんですね。ってことで、MVNOの満足度競争は、「無印ネットワーク」としてのドコモとauの戦いだとしてみると面白そうだなー、と思ったのでした。

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フルMVNOだからこそできることIIJ大内氏が技術面から徹底解説
設備投資に大金がかかる割りに(ユーザ目線で)出来ることがしょっぱいんですよねぇ、フルMVNO。SIMのOTA書き換えは事業者にとっては魅力的に見えますが、結局のところ、書き換えなきゃならない契機なんて本当にあるの?ってところで話が終わっちゃう。まあ、国際ローミングの自由度が上がるとか、そのくらいなんですよね。国際展開でも狙ってんのかな。国際SIMも事業者乱立で泥仕合の様相ですけど大丈夫ですか。それはともかく。フルMVNOになると出来ないこと、ってことに触れないのはずるい(笑)。ぶっちゃけ、音声サービスですよね。いや、いざとなればドコモローミングしてドコモ音声を使うってのは分かるんですけど、結局、そこまで。サービスの仕掛け自体は手の出しようがないですから、そこに独自の仕掛けを付け加えたりなんてのは難しいところ。IMSを自分で持てるか持てないか、って差。IMSとHSS/HLRってかなり密接に連携しないといけないので、本格サービスをしようと思ったらIMSを持たないといけない、ところが、IMSを持つ=音声役務の自力提供ってことになるので、制度上のハードルが跳ね上がります。+メッセージのお話でも書きましたが、LTE以降のセルラーで「個人と個人の間のお話し」を実現しているのはIMSですから、個人間(加入者間)の通信についてはMNOに及ばないわけで、一方でインターネットなんて繋がれば何でもいいわけで、何で苦労してフルMVNOやってんだって話で、もう何書いてんだかわかんなくなってきちゃったけど、ぶっちゃけ、HSS/HLRに蓄積される位置登録情報が狙いなんじゃね? なんていううがった見方までしちゃいかねないほど努力の方向性が良くわからんのです。まあ、単なる技術アピールでなびく客層もいるから別にいいんですけど。

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